ロアーバック

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ロアーバック
セパルトゥラスタジオ・アルバム
リリース
録音 リオデジャネイロ AR Studios
サンパウロ Guilas Studios
ジャンル グルーヴ・メタル
ハードコア・パンク
スラッシュメタル
クロスオーバー・スラッシュ
レーベル FNM/ユニバーサルミュージック・ブラジルブラジルの旗
SPV/スティームハマー欧州連合の旗
ビクターエンタテインメント日本の旗
プロデュース スティーヴ・エヴェッツ、セパルトゥラ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 46位(ドイツ[1]
  • 69位(スイス[2]
  • 77位(フランス[3]
  • 92位(日本[4]
  • セパルトゥラ アルバム 年表
    レヴォルソングス
    (2002年)
    ロアーバック
    (2003年)
    Live in São Paulo
    (2005年)
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    ロアーバック』(Roorback)は、ブラジルヘヴィメタルバンドセパルトゥラ2003年に発表した9作目のスタジオ・アルバム

    解説[編集]

    デリック・グリーン加入後としては3作目のスタジオ・アルバムで、音楽評論家のアレックス・ヘンダーソンはallmusic.comにおいて「グリーンとセパルトゥラの相性に対して、なおもぐずぐずと疑いが持たれているとしても、2003年の傑作『ロアーバック』がそれを金輪際終わらせるはずである」と評している[5]。レコーディングは主にリオデジャネイロのAR Studiosで行われ、一部のパートはサンパウロのGuilas Studiosで録音されて、ミキシングはサンパウロのMosh Studiosで行われた[6]。「アージ」のレコーディングには、ブラジルのロック・バンドOs Paralamas do Sucessoのドラマーであるジョアン・バローネがゲスト参加した[7]

    セパルトゥラは本作より、ヨーロッパ盤をSPV傘下のスティームハマーからリリースするようになった。同社から限定発売されたデジパック盤にはEPレヴォルソングス』(2002年)がボーナス・ディスクとして付属しており[8]、ヨーロッパ通常盤および日本盤には、『レヴォルソングス』にも収録されていたU2のカヴァー「ブレット・ザ・ブルー・スカイ」がボーナス・トラックとして追加収録され、同曲のミュージック・ビデオエンハンスト仕様で収録された。

    アメリカでは総合チャートのBillboard 200にはチャート・インしなかったが、ビルボードのインディペンデント・アルバム・チャートでは17位に達した[9]

    収録曲[編集]

    特記なき楽曲は作詞:アンドレアス・キッサー、デリック・グリーン/作曲:アンドレアス・キッサー、イゴール・カヴァレラ、デリック・グリーン[6]

    1. カム・バック・アライヴ - "Come Back Alive" - 3:06
      • 作詞:デリック・グリーン/作曲:アンドレアス・キッサー、イゴール・カヴァレラ、デリック・グリーン
    2. ゴッドレス - "Godless" - 4:21
    3. エイプス・オブ・ゴッド - "Apes of God" - 3:35
    4. モア・オブ・ザ・セイム - "More of the Same" - 3:59
    5. アージ - "Urge" - 3:16
      • 作詞:アンドレアス・キッサー/作曲:アンドレアス・キッサー、イゴール・カヴァレラ、デリック・グリーン
    6. コラプテッド - "Corrupted" - 2:32
    7. アズ・イット・イズ - "As It Is" - 4:26
    8. マインドウォー - "Mindwar" - 2:59
      • 作詞:デリック・グリーン、イゴール・カヴァレラ/作曲:アンドレアス・キッサー、イゴール・カヴァレラ、デリック・グリーン
    9. リーチ - "Leech" - 2:24
    10. ザ・リフト - "The Rift" - 2:56
    11. ボトムド・アウト - "Bottomed Out" - 4:35
    12. アクティヴィスト - "Activist" - 1:53
      • 作詞:アンドレアス・キッサー/作曲:アンドレアス・キッサー、イゴール・カヴァレラ、デリック・グリーン
    13. アウトロ - "Outro" - 11:36
      • 作曲:Fabio A.

    ボーナス・トラック[編集]

    1. ブレット・ザ・ブルー・スカイ - "Bullets the Blue Sky" - 4:28

    参加ミュージシャン[編集]

    アディショナル・ミュージシャン

    • ジョアン・バローネ(#5)

    脚注[編集]