リカルド・アブリル

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リカルド・アブリル
基本情報
本名 リカルド・アブリル
通称 Dinamite
階級 ライト級
身長 175cm
リーチ 183cm
国籍 キューバの旗 キューバ
誕生日 1982年8月10日(32歳)
出身地 キューバ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 22
勝ち 18
KO勝ち 8
敗け 3
引き分け 1
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リカルド・アブリルRichard Abril、男性、1982年8月10日 - )は、キューバプロボクサー。現WBA世界ライト級王者。アウトボクシングを武器に、多彩なテクニックを駆使する曲者ボクサー。

来歴[編集]

200戦あまりアマチュアで試合をしたが目立った記録は無い。他のキューバ人ボクサー達とは違いキューバを自由に行き来できる。

2005年12月9日、プロデビュー。4回判定勝ち。

2010年10月19日、ホセ・レイエス(ドミニカ共和国)とWBCラテンアメリカライト級王座決定戦を行い、10回判定勝ちで王座を獲得した。

2010年12月10日、ミゲール・アンヘル・ムンギア(メキシコ)とWBAフェデラテンライト級王座決定戦を行い、5回TKO勝ちで王座を獲得した。

2011年7月30日、フリオ・カマノ(パナマ)とWBAフェデラテンライト級王座の初防衛戦を行い、3-0(110-99、110-99、110-99)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2011年10月22日、元WBA世界ライト級王者ミゲル・アコスタベネズエラ)とWBA世界ライト級暫定王座決定戦を行い、4回にダウンを奪って先制。10回には2度ダウンを奪ってストップ手前まで追い詰め、12回僅差判定勝ち(113-112、117-111、115-111)を収め念願の王者にたどり着いた。

2012年1月5日、自身の他、パイパロープ・ゴーキャットジムミニマム級)、ホセ・アルフレド・ロドリゲスライトフライ級)、ファン・カルロス・レベコフライ級)、リボリオ・ソリススーパーフライ級)、ウーゴ・ルイスバンタム級)、ギレルモ・リゴンドウスーパーバンタム級)、ブライアン・バスケススーパーフェザー級)、ヨハン・ペレススーパーライト級)、イスマエル・エル・マスウーディウェルター級)、アンソニー・ムンディンスーパーウェルター級)、ハッサン・ヌダム・ヌジカムミドル級)、ブライアン・マギースーパーミドル級)、デニス・レベデフクルーザー級)の17階級中14階級の暫定王者が世界ランキング1位にランクインされた[1] [2]

2012年4月14日、マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノにて、元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオスWBA世界ライト級王座決定戦を行うも、リオスが前回の試合に続いてまたしても体重超過で失格になり、アブリルが勝てば正規王者に昇格、リオスが勝てば正規王座・暫定王座も空位というルールで行われ、1-2(117-111、112-116、113-115)の判定負けを喫し暫定王座は空位になった。しかし専門家などからアブリルが勝ったという声が聞こえ、この試合の立会人でもあるロバート・マック(ラスベガス)がWBAでこの試合を検証するように連絡、ビデオでの検証が行われた結果、同年4月16日正規王座を空位のままにし、アブリルを暫定王座に差し戻すことを明らかにした。この試合を放送したHBOのスコアは117-111でアブリルだった。

2013年2月28日、アブリルを空位のWBA世界ライト級正規王座に認定し、同年3月2日のシャリフ・ボゲール戦が正規王者としての初防衛になるとWBAが発表した[3]

2013年3月2日、約1年ぶりの試合。ハードロック・ホテル・アンド・カジノにてシャリフ・ボゲール(ウガンダ)とWBA世界ライト級王座の初防衛戦を行い、3-0(115-111、116-110、116-110)の判定勝ちで初防衛に成功した[4]。ボゲールはこの敗戦で初黒星となった。

2013年11月10日、東京両国国技館にてWBA世界ライト級3位のホルヘ・リナレスベネズエラ)と2度目の防衛戦を行う予定だったのだが[5][6][7]、同年10月30日にマイアミで調整していたアブリルがスパーリング中に右足首を負傷し、試合を行うことが不可能になり、アブリルのオスミリ・フェルナンデス・トレーナーの「我々の目標はタイトル防衛だが、今のところ不可能になった」との発言もあり試合中止となった[8][9]

2014年3月22日、モスクワでWBA世界ライト級4位のエドゥアルド・トロヤノフスキーと対戦する予定だったが負傷した足首が悪化したため延期になった。

2014年4月25日、モスクワでエドゥアルド・トロヤノフスキーと延期された試合を行う予定だったが、今度はトロヤノフスキーが右手中指を骨折したため再度延期となった[10]

2014年6月7日、モスクワディナモ・スポーツ・パレスでエドゥアルド・トロヤノフスキーと延期した試合を行う予定だったが、3度目の延期となり試合中止となった。

2014年9月20日、フィンランドハートウォールアリーナでWBAインタコンチネンタルライト級王者でランキング12位のエディス・タトリと対戦予定[11]。フィンランドで世界戦が行われるのは1962年8月12日にヘルシンキ・オリンピックスタジアムオッリ・マキデビー・ムーアに挑戦して以来となる。

獲得タイトル[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ WBA公式サイト WBA Official Ratings as of November/December 2011参照
  2. ^ 暫定王座が剥奪されたわけではないので、正規王者が長期離脱するような緊急性がある場合は暫定王座の防衛戦を行うことができる。正規王者の指名試合の対戦相手の最有力候補であるのと同時にWBAによる暫定王座の更なる乱造の自制の意味合いのある措置である為。
  3. ^ Abril motivated to defend WBA title Fightnews.com(英語) 2013年2月28日
  4. ^ アブリール、ライオン男を制圧 WBAライト級 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年3月4日
  5. ^ 山中、11月に防衛戦=リナレスは3階級制覇挑戦-ボクシング 時事通信 2013年9月26日
  6. ^ Linares vs. Abril title bout official November 10 WBA公式サイト 2013年9月26日
  7. ^ リナレス 2度目の3階級制覇挑戦に手応え スポニチアネックス 2013年9月27日
  8. ^ Abril Injures Ankle, Withdraws From Linares Fight BoxingScene.com(英語) 2013年10月31日
  9. ^ リナレスの世界戦が中止に 王者アブリル負傷 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月1日
  10. ^ アブリルの防衛戦また延期、今度は挑戦者が負傷 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月17日
  11. ^ Abril To Defend Title Against Tatli on 9/20 in Helsinki”. BoxingScene.com (2014年7月12日). 2014年7月13日閲覧。

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
ミゲル・アコスタ
WBA世界ライト級暫定王者

2011年10月22日 - 2013年2月28日

次暫定王者
正規認定より消滅
空位
前タイトル保持者
ブランドン・リオス
第78代WBA世界ライト級王者

2013年2月28日- 現在

次王者
N/A