ヨハンナ・シグルザルドッティル

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これはアイスランド人の名前です。姓にみえる部分は父称あるいは母称であり、の名前としてのではありません。この記事で取り扱っている人物は、正式には個人名ヨハンナで呼ばれます。
ヨハンナ・ジグルザルドッティル
Jóhanna Sigurðardóttir
Johanna sigurdardottir official portrait.jpg
生年月日 1942年10月4日(71歳)
出生地 アイスランドの旗 アイスランドレイキャビク
所属政党 社会民主同盟

任期 2009年2月1日 - 2013年5月23日
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ヨハンナ・シグルザルドッティルアイスランド語:Jóhanna Sigurðardóttir(発音: [jouːhanːa ˈsɪːɣʏrðartouʰtɪr])、英語表記例:Johanna Sigurdardottir、1942年10月4日 - )は、アイスランドの政治家。社会民主同盟副党首、社会問題相(2回)を歴任。2009年より2013年までアイスランドの首相を務めていた。

経歴[編集]

アイスランドの首都レイキャビクで生まれ、大学卒業後、旅客機の客室乗務員として航空業界に勤務。労働組合で頭角を表し、政治家へ転身する。1978年に国会議員に初当選。一時期は自身の政党を作ったこともある[1]ゲイル政権では2007年に社会問題相として入閣する[2]

2008年の金融危機でアイスランドは未曾有の危機に襲われ、ゲイルが福祉予算削減の検討を表明したのに対し、失業保険年金を扱う社会問題相の立場からこれに抵抗し国民の人気が高まった。抵抗されたゲイルは「彼女は素晴らしい女性だが増税主義者」と評する[1]。その後、2009年1月にゲイルが健康問題を理由に辞任を表明。ヨハンナの所属する社会民主同盟(第2党)と緑の党(第3党)で連立を組むことに合意し、2月1日、首相に就任した。これまでヨハンナはアイスランドに危機を招いた金融立国路線とは一線を画してきており、今後は経済再建の手腕が問われることになる。

2009年4月25日の総選挙で勝利、同盟とグリーンレフトによる左派連立政権継続。

2013年4月27日の総選挙で敗北、政界引退を表明し35年間の政治活動に幕を下ろした[3]

私生活[編集]

アイスランドには同性のカップルがパートナーを法的に登録でき、結婚と同じ権利が保障される法令があり、ヨハンナは2002年に長年のパートナーであった同性の脚本家ヨニナ・レオスドッティルとの届けを提出した[4]。2010年6月27日に同氏と結婚し、同性結婚をした世界初の国家首脳となった[5]。イギリスのマスコミは、世界で初めて同性愛を公表した首相だと報じている[6][7]。アイスランド国会は同年7月より同性結婚を合法化する法案を可決しており、27日はその法律が施行された日であり、同性愛者の権利を訴えるキャンペーンが世界的に行われる日でもある[5]。なお、過去に男性と結婚していたこともあり[5]、その際には2人の息子をもうけている。

出典[編集]

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外部リンク[編集]

先代:
ゲイル・ホルデ
アイスランドの首相
2009 - 2013
次代:
シグムンドゥル・ダヴィード・グンラウグソン