フィリップ・セス

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フィリップ・セス

フィリップ・セス(Philippe Saisse, 1957年 - )は、フランス出身のスムーズジャズニューエイジ・ミュージックキーボーディスト音楽プロデューサーベーシストである。

マルセイユ生まれ、パリ育ち。パリの音楽学校で学んだあと、奨学生資格米国ボストンにあるバークリー音楽大学に進学した。ゲイリー・バートンの庇護を受け、アル・ディ・メオラSplendido Hotelデビューした。またフェリシア・コリンズデヴィッド・ボウイなどのミュージシャンと共演したり、デイヴィッド・サンボーンのために曲を書いたりした。

ユニットとしてはギタリストナイル・ロジャースと組んだ「アウトラウド」、同じくギタリストのランディ・フレディリックスと組んだ「ドッペルギャンガー」での活躍が有名である。

1988年から1990年までの2年間にわたり、米国・NBCテレビ深夜に放送されていた音楽番組Sunday Night」の番組内バンド "The Sunday Night Band" の一員として活躍した[1]

また伊東たけし角松敏生などのアルバムをプロデュースしたり、キーボーディストとして堀井勝美プロジェクトT-SQUAREの作品に参加するなど、日本人アーティストとの共演も数多い。

活動拠点はニューヨークに移しており、ソロ作はゆっくりとしたペースで制作している。日本のJVCからはアコースティック・トリオとして3枚のアルバムをリリースしており、ランデヴーに移籍してからはトリオ名義としてカバー・アルバムをリリースしている。2007年にはバークリー時代からの友人、カート・ファークァーの勧めで、拠点をロサンゼルスに移す。TOTOのメンバーとしても知られるドラマーのサイモン・フィリップスと再開し、彼の紹介でベーシストのピノ・パラディーノと出会う[2]。2009年に彼らを迎え、At World Edgeをコーチよりリリースした。同年にこの3人がフィリップ・セス・トリオとして来日公演をし、ビルボードライブ東京でライヴを行った。この時の模様が収録されたライヴ・アルバムPSP Liveを彼らの頭文字ととったPSP(Philippe Saisse/Simon Phillips/Pino Palladino)名義で翌年にリリースされる。

ディスコグラフィ[編集]

タイトル 発売年 注釈
Valerian 1988 Windham Hill
Storyteller 1991 PS (日本とフランスのみ)
Dreamcatcher 1994 JVC
Masques 1995 Verve Forecast (DreamcatcherのUS盤)
Next Voyage 1997 Verve Forecasat
Halfway Till Dawn 1999 GRP
My Favorite Songs - contemporary mood 2000 aosis next/JVC (日本盤のみ)
My Favorite Songs - Classic Mood 2001 aosis next/JVC (日本盤のみ)
Ready to Go featuring Kelli Sae 2003 aosis next/JVC (日本盤のみ)
Body and Soul Sessions 2006 Rendezvous
At World Edge 2009 Koch

References[編集]

  1. ^ "Sunday Night" episodes #104 (1988), #113 (1989), #114 (1989), #121 (1989)
  2. ^ At World's Edge国内版ライナーノーツより

外部リンク[編集]