ノーマ・マコービー

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ノーマ・マコービー(Norma McCorvey、1947年9月22日 - )は、アメリカ合衆国の女性運動家。ロー対ウェイド事件の裁判の原告女性。1970年代当時の女性解放運動のシンボル的存在だったが、1995年から中絶反対派となった。

経歴[編集]

ルイジアナ州で生まれ、テキサス州の貧しい崩壊家庭で育ち家出、放浪、教護院生活、預けられた先の親戚によるレイプといった悲惨な少女時代をおくった。結婚もしたが夫は暴力を振るうために離婚し出産した二人の子供も育てられなかった。バーや病院で働いたり、カーニバルの見せ物師になったりして生計をたて、三度目の妊娠して中絶医を探し歩いた21歳の時、若い女性弁護士二人から原告になるよう頼まれ引き受けた。当初は仮名ジェーン・ロウを使っていたが途中から本名を名乗りデモや集会に登場した。

しかし、彼女自身は裁判の都合から中絶をすることができなかった。あいかわらず貧しいままで女性運動関係者ともよそよそしい関係だった。その後、中絶クリニックにコンサルタントとして働くがそこに抗議活動にきていた反対派メンバーと親しくなり1995年にキリスト教に入信。中絶反対の立場に転向し判決の見直しを求める上訴申し立てを2005年に行った(この申し立ては連邦最高裁によって却下された)。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]