ドロマエオサウルス科

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ドロマエオサウルス科
Dromaeosauridae
ディノニクスとブイトレラプトル
地質時代
ジュラ紀 - 白亜紀後期
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : テタヌラ下目 Tetanurae
階級なし : コエルロサウルス類 Coelurosauria
: ドロマエオサウルス科 Dromaeosauridae
学名
Dromaeosauridae
Matthew & Brown1922
亜科
本文参照

ドロマエオサウルス科(ドロマエオサウルスか、Dromaeosauridae)もしくはドロマエオサウルス類(ドロマエオサウルスるい)は、代表的なとしてミクロラプトルデイノニクスを含む獣脚類恐竜分類群である。

形態的特長[編集]

後肢の第2指の鉤爪[1]と束状に強化された尾が共通の特徴である。

生息時期[編集]

ジュラ紀に登場し、白亜紀前期から後期にかけて繁栄した。

生息地域[編集]

生息地域は北アメリカのデイノニクス、ユタラプトルアジアのミクロラプトル、ヴェロキラプトルが有名である。起源はティラノサウルス類同様ユーラシアであり、一部の種がベーリング陸橋をわたり北アメリカに移住した可能性が大きい。同様の事がハドロサウルス科アンキロサウルス科角竜類など白亜紀に繁栄した主なグループの多くにみられる。

2007年、福井県勝山市北谷でこの恐竜化石とともに全身の半分以上の骨格も発見され、全身復元され、福井県恐竜博物館に展示されている。

分類[編集]

ドロマエオサウルス科はドロマエオサウルス亜科ミクロラプトル亜科ウネンラギア亜科ヴェロキラプトル亜科の4亜科に細かく分類されるが、分類法によっては、多くのはどの亜科にも割り当てられない。

知られている最古のドロマエオサウルス類はウネンラギア亜科とされる。このグループはドロマエオサウルス類で最も独自性が疑わしい分類群で、そのメンバーのうちのいくつか、あるいはすべてが他の亜科に属するということもありうる。地上を住処とするメンバーは飛ぶには大きすぎるが、ブイトレラプトル及びウネンラギアのような体の小さいメンバーは、強い飛行適応性を示している。ラホナヴィスに至っては、風切り羽の付着部の印象化石が発見されており、十分に発達した翼と非常に小さい体から、この動物が飛べた可能性は高い。

ドロマエオサウルスの中で最も原始的な次のクレードはミクロラプトル亜科である。このグループは、最小のドロマエオサウルス類の多くを含んでいる。樹上性であったと考えられる。既知のドロマエオサウルス皮膚印象はすべて、このグループのものである。その標本はすべて、羽毛および発達した翼が体の広範囲を覆っていたことを示す。ウネンラギア亜科同様、活発な飛行ができたかもしれない。

ヴェロキラプトル亜科はこの科を代表する有名な属がいくつか含まれる。ツァーガンの発見がこのグループの発足に貢献した。サウロルニトレステスがこれに分類されているが、まだ不確かである。

ドロマエオサウルス亜科は通常、箱形の頭骨(他の亜科は一般に、頭骨の先端が先細っている)と大型であることが特徴づけられる。

系統[編集]

主な属[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『面白いほどよくわかる 恐竜』 48頁

関連項目[編集]

参考文献[編集]