シーズ・ソー・アンユージュアル

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シーズ・ソー・アンユージュアル
シンディ・ローパースタジオ・アルバム
リリース 1983年10月14日
録音 ニューヨーク レコード・プラント・スタジオ[1]
ジャンル ポップスロックシンセポップ
時間 38分37秒
レーベル ポートレイト・レコード/エピック・レコード
プロデュース リック・チャートフ、ウィリアム・ウィットマン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(カナダ・RPM[2]
  • 3位(ニュージーランド[3]
  • 4位(アメリカ[4]、ノルウェー[5]
  • 5位(オーストリア[6]、日本[7]
  • 8位(スイス[8]
  • 16位(イギリス[9]
  • 19位(オランダ[10]
  • 22位(スウェーデン[11]
  • 23位(ドイツ[12]
シンディ・ローパー 年表
シーズ・ソー・アンユージュアル
(1983年)
トゥルー・カラーズ
(1986年)
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シーズ・ソー・アンユージュアル』(She's So Unusual)は、アメリカ合衆国歌手シンディ・ローパー1983年に発表した初のスタジオ・アルバム。日本初回盤のタイトルは『N.Y.ダンステリア』だったが[7]、後に原題の片仮名表記に変更された。

背景[編集]

シンディ・ローパーはソロ・デビュー前の1980年にブルー・エンジェルというバンドでメジャー・デビューを果たしていたが、ローパーの破産が引き金となってバンドは解散し、その後クラブやレストランで歌うようになる[13]。そして、1983年に当時のボーイフレンドであったデヴィッド・ウルフにより、ローパーはポートレイト・レコードとの契約を得た[13]

ザ・フーターズのエリック・バジリアンとロブ・ハイマンが、レコーディングの主要メンバーとして参加した。収録曲のうち「ホエン・ユー・ワー・マイン」を除く9曲は、バジリアンとハイマンがシンディ・ローパー、リック・チャートフと共にアレンジを手掛けており、「ホエン・ユー・ワー・マイン」はローパー、チャートフ、それに共同プロデューサーのウィリアム・ウィットマンによってアレンジされた[1]

「ホエン・ユー・ワー・マイン」は、プリンスがアルバム『ダーティ・マインド』(1980年)で発表した曲のカヴァー。

反響[編集]

本作からの先行シングル「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」は、1983年にアメリカのBillboard Hot 100で2位に達した[4]。そして、本作はBillboard 200では4位に達し[4]、1984年3月にRIAAによってゴールドディスクに認定されて、1997年2月には6×プラチナに認定されている[14]。また、シングル・カットされた「タイム・アフター・タイム」は1984年にBillboard Hot 100と『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートの両方で1位を獲得し、その後「シー・バップ」は全米3位、「オール・スルー・ザ・ナイト」は全米5位、「マネー・チェンジズ・エヴリシング」は全米27位を記録した[4]

カナダのRPMアルバム・チャートでは、6月9日付のチャートで映画『フットルース』のサウンドトラック・アルバムを蹴落として1位を獲得した[2]。ニュージーランドのアルバム・チャートでは1984年5月6日に初登場して、1985年2月には3週連続で3位を記録し、56週連続でトップ50入りした[3]。日本のオリコンLPチャートでは5位に達し、64週チャート圏内に登場するロング・ヒットとなった[7]

評価[編集]

グラミー賞では、本作が最優秀アルバム賞と最優秀アルバム・パッケージ賞にノミネートされ、最終的には最優秀アルバム・パッケージ賞を受賞した[15]

ローリング・ストーン』誌が選出した「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」では487位にランク・インしており[16]、同誌が選出した「オールタイム・ベスト・デビュー・アルバム100」では63位[17]

収録曲[編集]

  1. マネー・チェンジズ・エヴリシング - "Money Changes Everything" (Tom Gray) – 5:05
  2. ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン - "Girls Just Want to Have Fun" (Robert Hazard) – 3:58
  3. ホエン・ユー・ワー・マイン - "When You Were Mine" (Prince Rogers Nelson) – 5:06
  4. タイム・アフター・タイム - "Time After Time" (Cyndi Lauper, Rob Hyman) – 4:03
  5. シー・バップ - "She Bop" (C. Lauper, Rick Chertoff, Gary Corbett, Stephen Broughton Lunt) – 3:51
  6. オール・スルー・ザ・ナイト - "All Through the Night" (Jules Shear) – 4:32
  7. ウィットネス - "Witness" (C. Lauper, John Turi) – 3:40
  8. アイル・キス・ユー - "I'll Kiss You" (C. Lauper, J. Shear) – 4:12
  9. ヒーズ・ソー・アンユージュアル - "He's So Unusual" (Al Sherman, Al Lewis, Abner Silver) – 0:45
  10. イェー、イェー - "Yeah Yeah" (Hasse Huss, Mikael Rickfors) – 3:19

参加ミュージシャン[編集]

アディショナル・ミュージシャン

  • アントン・フィグ - ドラムスパーカッション
  • ニール・ジェイソン - ギター、ベース
  • ピーター・ウッド - シンセサイザー
  • リチャード・ターミニ - シンセサイザー
  • リック・ディフォンゾ - ギター
  • リック・チャートフ - パーカッション
  • ウィリアム・ウィットマン - ギター
  • エリー・グリーンウィッチ - バッキング・ボーカル
  • メリーサ・スチュワート - バッキング・ボーカル
  • ダイアン・ウィルソン - バッキング・ボーカル
  • クリスタル・デイヴィス - バッキング・ボーカル
  • ジュールズ・シアー - バッキング・ボーカル

脚注[編集]