シヴァージー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

チャトラパティ・シヴァージー(Shivaji、本名:Chhatrapati Shivaji Raje Bhosle、マラーティー語:छत्रपती शिवाजी राजे भोसले、1627年2月19日 - 1680年4月3日)は、インドマラータ王国の建国者。

[編集] 来歴

1627年、チャトラパティ・シヴァージー(Chhatrapati Shivaji)は、マラータ族のリーダーであるシャーハジー・ボーンスレーの息子として生まれた。国をもたず、インドのデカン高原を中心に分散していたマラータ族をまとめ、ヒンドゥー教を一族の精神的支柱とした。

1656年、一族の穏健派であるチャンドラ・ラーオをたおし、周辺諸国からの独立をはかる。まず、アーディル・シャーヒー朝から独立すると、その後ムガル帝国と直接の戦闘に突入した。アグラアウラングゼーブとの交渉を行ったが決裂し、1674年ラーイガドマラータ王国を建国。長期間のゲリラ戦を展開し、ムガル帝国を苦しめた。1680年に死去、王国は長子サンバージーに受け継がれた。

現在もインド西部のムンバイ(ボンベイ)を州都とするマハラシュトラ州を中心として、ムガル帝国に抵抗したヒンドゥー英雄として崇敬されており、ムンバイの国際空港はチャットラパティー・シヴァージー国際空港(Chhatrapati Shivaji International Airport)、中央駅もチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(Chhatrapati Shivaji Terminus)と改名されている。

政治的に反イスラム主義者に利用されることもあるが(例えば政党シヴ・セーナー。「シヴァージーの軍隊」の意味)、シヴァージーは信仰の自由を認めた寛大な人物であり、最も信頼したHaider Ali Kohari将軍はムスリムであり、スーフィー教にも敬意を持っていた。

[編集] 関連項目