シェーン・パーキンス

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シェーン・パーキンス
Shane Perkins
個人情報
本名 Shane Perkins
シェーン・パーキンス
愛称 パーコ(Perko)
生年月日 (1986-12-30) 1986年12月30日(37歳)
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
チーム情報
分野 トラックレース
役割 選手
特徴 短距離
プロ所属チーム
2007–
Team Jayco - Australia
グランツール最高成績
主要レース勝利

世界選手権

ケイリン 2011
チームスプリント 2012
獲得メダル
オリンピック
2012 ロンドン スプリント
世界選手権自転車競技大会
2012 メルボルン TSP
2011 アペルドールン ケイリン
2010 コペンハーゲン スプリント
2006 ボルドー TSP
最終更新日
2012年8月7日

シェーン・パーキンス(Shane Perkins、1986年12月30日 - )は、オーストラリアメルボルン出身の自転車競技トラックレース)選手。2009年4月より、競輪選手短期免許を取得。日本の競輪には、短期登録選手制度で2017年度、2019年度、出場。

経歴[編集]

父、ダリル・パーキンスDaryl Perkins)も元トラックレースの選手であり、1964年東京オリンピックに出場した他、1966年コモンウェルスゲームズ・スプリントで3位入賞の実績がある。夫人はライアン・ベイリーの妹で、元自転車競技選手のクリスティン・ベイリー

2004年

2006年

ここまでの戦績を見る限り、将来のオーストラリア短距離界のホープとして大いに期待されていた。ところが、自らの事件でレースキャリアに傷をつけてしまう。

2007年

  • 5月26日アデレードナイトクラブで、泥酔の上暴行事件を起こした[1]
  • 6月8日、オーストラリア自転車競技連盟より、3ヶ月間の出場停止処分及び1000オーストラリアドルの罰金支払い命令が下された。

2008年

2009年

  • トラックレース豪州選手権において、スプリント、チームスプリント、ケイリン、1kmタイムトライアルの短距離系4種目完全制覇を達成。
  • 2008年~2009年のトラックワールドカップ・スプリント部門において総合優勝を果たした。
  • 4月より、上述の通り2年間の競輪選手短期免許を取得して日本の競輪競走に出走。競輪における体当たりを伴う「横の競走」にも強く、2009年は42戦25勝、優勝5回、勝率59.5%、2連帯率76.1%、3連帯率80.9%といった成績を収めた。

2010年

  • 世界選手権・スプリント2位。
  • 前年に引き続き短期免許を取得した競輪では、通算33戦19勝 2着5回 優勝4回。

2011年

  • 世界選手権
    • ケイリン決勝で、同大会同種目において出場機会3連続優勝中のクリス・ホイを破り優勝。自身初の世界一を達成。
  • 競輪選手短期登録免許を更新したため、同年も競輪に参加予定だったが、東日本大震災の影響により、来日中止となった。

2012年

2013年

  • 9月8日の名古屋競輪4日制FI第10R一次予選にて、10秒4の上がりタイムで1着(翌日以降も10秒5、10秒5、10秒6と連勝し、完全優勝)。同場のバンクレコードを更新した(従来は金古将人の10秒6)。さらに、19年4か月振りの日本の400mバンクにおける記録更新ともなった(従来は平塚競輪場における吉岡稔真の10秒5)[2]

2016年

  • 4月、UCI承認トラックチーム「Dream Seeker」に、発足メンバーとして参加(代表は新田祐大[3]

脚注[編集]

  1. ^ サイクリングニュース2007年6月8日付記事(英語)
  2. ^ 名古屋競輪場バンクレコード更新および400mバンクにおける記録更新について (シェーン・パーキンス選手 10秒4) - keirin.jp、配信日:2013年9月9日
  3. ^ 新田祐大が自転車新チーム発表 優香らと東京五輪目指す - 西日本新聞

外部リンク[編集]