サヴァタージ

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サヴァタージ
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 フロリダ州
ジャンル ヘヴィメタル
パワーメタル
プログレッシブ・メタル
活動期間 1978年 -
レーベル Par Records
コンバット・レコード
アトランティック・レコード
ニュークリア・ブラスト
共同作業者 ポール・オニール
トランス・シベリアン・オーケストラ
公式サイト www.savatage.com
メンバー
ジョン・オリヴァ
ザッカリー・スティーヴンス
アル・ピトレリ
クリス・キャファリー
ジョニー・リー・ミドルトン
ジェフ・プレイト
旧メンバー
クリス・オリヴァ
キース・コリンズ
スティーヴ・ワコルズ
アレックス・スコルニック
デイモンド・ジニヤ
ジャック・フロスト

サヴァタージ(Savatage)は、アメリカ合衆国フロリダ州で結成されたヘヴィメタルバンドジョン・オリヴァボーカルキーボード)とクリス・オリヴァギター)の兄弟を中心に結成され、1983年にデビュー。

来歴[編集]

結成~デビュー[編集]

1978年、オリヴァ兄弟を中心としてサヴァタージの前身バンドであるアヴァター(Avatar)が結成された。その後スティーヴ・ワコルズ(ドラムス)が加入し、1981年にはキース・コリンズ(ベース)が加入してオリジナル・ラインナップが揃った。

アヴァターは、1982年に地元フロリダ州のラジオ局WYNFが発売したコンピレーション・アルバムに2曲を提供し、1983年にはデビューEP「City Beneath the Surface」を発表した[1]。しかし、同名のバンドがいたことから、アヴァターはサヴァタージと改名し、デビュー・アルバム『サイレンズ』(1983年)を発表。

1984年~1993年[編集]

1984年、サヴァタージはメジャー・レーベルであるアトランティック・レコードとの契約を果たし、1985年にはマックス・ノーマンのプロデュースによる移籍第1弾アルバム『パワー・オブ・ザ・ナイト』を発表した。

キース・コリンズの脱退、ジョニー・リー・ミドルトンの加入を経て、アルバム『ファイト・フォー・ザ・ロック』(1986年)を発表すると、サヴァタージのアルバムとしては初めてBillboard 200へのチャート・インを果たし、最高158位に達した[2]。しかし、同作はアトランティック・レコードからの圧力により商業的な内容となった作品で、ジョン・オリヴァは1994年に「自分もバンドもこのアルバムを好きだったことはない」とコメントしている[3]。同年にはモーターヘッドのオープニング・アクトとして初のヨーロッパ・ツアーを行った[1]

1987年のアルバム『ホール・オブ・ザ・マウンテン・キング』のプロデュースを担当したポール・オニールは、その後も長年に渡ってサヴァタージとの共同作業を続けていくこととなる。同作に伴うツアーからクリス・キャファリー(ギター)が加入し、サヴァタージは5人編成となった。

ガター・バレエ』(1989年)では、ジョン・オリヴァはピアノを多用するようになり、バンドの音楽性はプログレッシブ・メタル色が強まっていく。その後キャファリーが脱退し、バンドは再び4人編成となって、初のロック・オペラ作品『ストリーツ・ア・ロック・オペラ』(1991年)を発表。

同作に伴うツアーが終了すると、ジョン・オリヴァはボーカリストとしての活動を休止することにして、新ボーカリストのザッカリー・スティーヴンスが加入。ジョンは作曲やキーボード演奏で引き続きバンドに籍を置き、1993年にはザッカリー在籍時としては第1弾となるアルバム『エッジ・オブ・ソーンズ』発表。タイトル曲は、シングルとして『ビルボード』誌のメインストリーム・ロック・チャートで26位に達した[2]

しかし、同年10月17日、クリス・オリヴァが交通事故で死去する。クリスの墓石には、『ストリーツ・ア・ロック・オペラ』収録曲「ビリーヴ」の歌詞の一節が刻まれた[4]

1994年以降[編集]

ジョン・オリヴァはバンドの継続を決意し、新たなリード・ギタリストとして元テスタメントアレックス・スコルニックを迎え、『ハンドフル・オブ・レイン』(1994年)を発表。レコーディング時には、まだサヴァタージがバンドとして機能していなかったため、実際の録音はジョン・オリヴァ、アレックス・スコルニック、ザッカリー・スティーヴンスの3人だけで行われた[5]。収録曲「チャンス」は、日本人外交官の杉原千畝をテーマとしている。同作に伴うツアーではジョニー・リー・ミドルトンが復帰し、新たにジェフ・プレイト(ドラムス)が加入した。日本公演の模様はライヴ・アルバム『Japan Live 94』として発表された。

アレックスはツアー終了後にサヴァタージを脱退し、クリス・キャファリーが復帰したのに加えてアル・ピトレリも加入し、バンドは6人編成となった。アル在籍時としては第1弾のアルバム『デッド・ウィンター・デッド』(1995年)は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を題材としたコンセプト・アルバムで、ジョン・オリヴァも一部楽曲でリード・ボーカルを担当している。また、クリス・オリヴァ存命時のライヴ音源を収録した追悼盤『ゴースト・イン・ザ・ルーインズ (トリビュート・トゥ・クリス・オリヴァ)[6] 』もリリースされた。

1996年、盟友ポール・オニールがトランス・シベリアン・オーケストラというプロジェクトを立ち上げ、クリスマス・アルバム『Christmas Eve and Other Stories』を発表。同作にはサヴァタージの全メンバーが参加し、彼らは以後、サヴァタージとしての活動とトランス・シベリアン・オーケストラとしての活動を並行させていく。アルバム『ウェイク・オブ・マゼラン』(1997年)は、前作と同じ6人編成で制作され、ドイツのポップ・チャートで11位に達した[1]

2000年にザッカリー・スティーヴンスがバンドを脱退し、アル・ピトレリもメガデスに引き抜かれる。ケビン・カーターをモチーフにしたコンセプト・アルバム『ポエッツ・アンド・マッドメン』(2001年)は、10年ぶりにジョン・オリヴァが全曲のリード・ボーカルを担当する形のアルバムとなった。同作に伴うツアーは、デイモンド・ジニヤ(ボーカル)とジャック・フロスト(ギター)を加えた編成で行われた[1]。なお、2002年にメガデスが一度解散してからは、アルは再びサヴァタージやトランス・シベリアン・オーケストラで活動している[7]

2002年以降、バンドとしては表立った活動はしていないが、ジョンを中心としたサヴァタージのメンバーは、トランス・シベリアン・オーケストラのレコーディングやツアーで活動を共にしている。

2014年、長い沈黙を経てようやく、バンドが本格的に活動を再開することが発表され、これに伴い、2000年に脱退していたザッカリーとアルの2人の復帰も発表された。本格的なツアーは2015年より行う予定である。

メンバー[編集]

現在のメンバー[編集]

オリジナル・メンバー[編集]

  • ジョン・オリヴァ - ボーカル、キーボード
  • クリス・オリヴァ - ギター(1978年 - 1993年)
  • キース・コリンズ - ベース(1981年 – 1985年)
  • スティーヴ・ワコルズ - ドラムス(1980年 - 1993年)

元メンバー[編集]

  • クリス・オリヴァ - ギター(1978年 - 1993年)
  • キース・コリンズ - ベース(1981年 – 1985年)
  • スティーヴ・ワコルズ - ドラムス(1980年 - 1993年)
  • アレックス・スコルニック - ギター(1994年)
  • デイモンド・ジニヤ - ボーカル(2001年 - 2002年、ツアーのみ)
  • ジャック・フロスト - ギター(2001年 - 2002年、ツアーのみ)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

ライヴ・アルバム[編集]

  • ジャパン・ライヴ'94 - Japan Live '94(1995年)
  • ゴースト・イン・ザ・ルーインズ (トリビュート・トゥ・クリス・オリヴァ) - Ghost in the Ruins -Tribute to Christopher Michael Oliva-(1995年)

コンピレーション・アルバム[編集]

  • From the Gutter to the Stage(1995年)
  • ベスト・アンド・レスト - The Best and the Rest(1997年)
  • ビリーヴ - Believe(1998年)
  • Still the Orchestra Plays: Greatest Hits Vol.1 & 2(2010年)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d Savatage(サヴァタージ公式サイト内history、2009年12月24日閲覧)
  2. ^ a b Savatage - Awards : AllMusic
  3. ^ FAQ2(サヴァタージ公式サイト内、2009年12月24日閲覧)
  4. ^ FAQ1(サヴァタージ公式サイト内、2009年12月24日閲覧)
  5. ^ FAQ3(サヴァタージ公式サイト内、2009年12月24日閲覧)
  6. ^ 日本盤のオリジナル・タイトルは『ファイナル・ベル』
  7. ^ アル・ピトレリのバイオグラフィ(サヴァタージ公式サイト内、2009年12月24日閲覧)

外部リンク[編集]