キ哩岸駅

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哩岸駅
駅舎(2009年8月23日撮影)
唭哩岸
チーリーアン
Qilian
地図
所在地 台湾 台北市北投区東華街二段301号
北緯25度2分52秒 東経121度31分2秒 / 北緯25.04778度 東経121.51722度 / 25.04778; 121.51722
所属事業者 台北大衆捷運股份有限公司
台北捷運
駅構造 高架駅
ホーム 島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
(#利用状況節参照)
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(#利用状況節参照)
-人/日
開業年月日 1997年3月28日
乗入路線 1 路線
所属路線 淡水線紅線
駅番号 R20
◄(R21)奇岩
石牌(R19)►
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哩岸駅
各種表記
繁体字 唭哩岸站
簡体字 唭哩岸站
拼音 Qīlǐ'àn Zhàn
通用拼音 Cilǐ-àn Jhàn
注音符号 ㄑㄧ ㄌㄧˇ ㄢˋ ㄓㄢˋ
ラテン字 Chili-An Chan
発音: チーリーアン ヂャン
台湾語白話字 Ki-lí-gān Cham
台湾語発音: khi-li-huānn tsam
客家語白話字: Kî-lí-ngan Chhàm
日本語漢音読み きりがんえき
英文 Qilian Station
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哩岸駅(きりがんえき[1])は、台湾台北市北投区にある、台北捷運淡水線捷運駅番号R20

かつて存在していた台湾総督府交通局鉄道部淡水線(捷運淡水線の前身)にほとんど同名の駅(里岸駅)があったが、これは後に隣駅である石牌駅となった。

駅概要[編集]

当駅は東華街、西安街の間、公館路の近くにある。

開業前の計画時においては、付近の道、小学校(立農国小)、村(村里)の名前から本駅は「立農」と名づけられる予定であったが、地名の「哩岸」が用いられることになった。唭哩岸とは、一説には平埔族の言葉で湾を意味するとされる。湾とは、淡水河付近にある漢民族が最初に開墾した土地とされる北向きに突出した湾曲した地形を指すと言われる。この地は台湾北部における農地開墾発祥の地とされている。そのほかに、湖畔を指しているという説もある(台北盆地はもともと大きな湖であった)。

利用可能な鉄道路線[編集]

歴史[編集]

駅構造[編集]

駅階層[編集]

地上
二階
1番線 淡水線北投淡水方面奇岩駅
島式ホーム、車両左側のドアが開閉する
2番線 淡水線大安象山方面石牌駅
地上
一階
コンコース 出入口、コンコース、案内所、自動券売機自動改札機エスカレーター、トイレ(駅西側、改札内)

駅出口[編集]

出口は駅の南端にある。

  • 出口1:西安街 身障者用エレベーター
  • 出口2:公館路

利用状況[編集]

年間 日平均
乗車 下車 乗下車計 出典 乗車 乗下車
1997 457,558 398,348 855,906 [4] 1,640 3,068
1998 1,024,401 917,518 1,941,919 2,807 5,320
1999 1,489,945 1,349,779 2,839,724 4,082 7,780
2000 1,962,806 1,779,860 3,742,666 5,363 10,226
2001 1,930,681 1,743,430 3,674,111 不算出[注 1]
2002 1,997,564 1,790,974 3,788,538 5,473 10,380
2003 1,944,718 1,730,712 3,675,430 5,328 10,070
2004 2,047,816 1,851,006 3,898,822 5,595 10,653
2005 2,099,747 1,898,601 3,998,348 5,753 10,954
2006 2,121,338 1,928,076 4,049,414 5,812 11,094
2007 2,128,812 1,943,153 4,071,965 5,832 11,156
2008 2,294,652 2,106,629 4,401,281 6,270 12,025
2009 2,283,494 2,095,926 4,379,420 6,256 11,998
2010 2,339,432 2,144,363 4,483,795 6,409 12,284
2011 2,448,462 2,245,287 4,693,749 6,708 12,860
2012 2,537,211 2,329,428 4,866,639 6,932 13,297
2013 2,568,674 2,365,194 4,933,868 7,037 13,517
2014 2,619,653 2,412,765 5,032,418 7,177 13,787
2015 2,657,093 2,460,145 5,117,238 7,280 14,020
2016 2,665,474 2,477,910 5,143,384 7,283 14,053
2017 2,675,944 2,489,168 5,165,112 7,331 14,151
2018 2,734,266 2,556,078 5,290,344 7,491 14,494
2019 2,674,797 2,494,589 5,169,386 7,328 14,163
2020 2,419,931 2,256,582 4,676,513 6,612 12,777
2021 1,967,982 1,849,855 3,817,837 5,392 10,460

駅周辺[編集]

当駅傍の東華街、西安街沿いに「捷運唭哩岸站」バス停があり、新北投関渡方面への便が運行されている。

隣の駅[編集]

台北捷運
淡水線
奇岩駅 (R21) - 哩岸駅 (R20) - 石牌駅 (R19)

脚注[編集]

註釈[編集]

  1. ^ 台風ナーリー(納莉)の影響で9/17 8:00-9/18運休、9/19北行き運行再開[2](p122-124、129)

出典[編集]

  1. ^ 『沿線案内 汽車の窓から』、昭和13年5月15日、臺灣總督府交通局鐵道部
  2. ^ a b (繁体字中国語)徐榮崇 (2015年12月). 續修臺北市志 卷五 交通志 捷運篇 第二章 捷運系統技術與工程興建 第四節 臺北捷運工程興建 五、捷運重大事件紀錄 (三)災害與更新. 臺北市文獻委員會. pp. 頁121-132. ISBN 9789860469875. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_104_000157 
  3. ^ 捷運車站增設月台門工程”. 臺北市建築管理工程處 (2019年3月8日). 2021年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月29日閲覧。
  4. ^ 臺北大眾捷運股份有限公司 (2022年2月15日). “臺北捷運各站進出人次”. 「臺北市交通統計資料庫查詢系統」. 臺北市政府交通局. 2022年2月16日閲覧。

外部リンク[編集]