ガラパゴスリクイグアナ

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ガラパゴスリクイグアナ
ガラパゴスリクイグアナ
ガラパゴスリクイグアナ
Conolophus subcristatus
保全状況評価[a 1][a 2]
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 VU.svgワシントン条約附属書II
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: イグアナ科 Iguanidae
亜科 : イグアナ亜科 Iguaninae
: オカイグアナ属 Conolophus
: ガラパゴスリクイグアナ
C. subcristatus
学名
Conolophus subcristatus
(Gray, 1831)
シノニム

Trachycephalus subcristatus
Gray, 1831

和名
ガラパゴスリクイグアナ
(ガラパゴスオカイグアナ)
英名
Galapagos land iguana

ガラパゴスリクイグアナConolophus subcristatus) は、爬虫綱有鱗目イグアナ科オカイグアナ属に分類されるトカゲの1種。別名ガラパゴスオカイグアナ

分布[編集]

エクアドルに属するガラパゴス諸島イサベラ島サウス・プラザ島サンタ・クルス島セイモア・ノルテ島フェルナンディナ島[1][2][3]固有種

セイモア・ノルテ島の個体は、バルトラ島において第二次世界大戦時に駐留したアメリカ軍により絶滅に瀕した本種を1930年代に人為的に移入したもので、1950年代に絶滅したバルトラ島には、その後再び戻されている[4]。またエスパニョラ島にも生息が認められるが、移入されたものであるかは不明[4]サンチャゴ島に生息した本種は、人為的に移入されて野生化したブタによって19世紀末に絶滅した[4]

形態[編集]

全長約120センチメートル[3](100-120cm[4])。頭胴長40-55センチメートル[1]。体重6-13キログラム[4]。背面の色彩は赤や黄色みを帯びた暗褐色[1]。頸部から喉にかけて白い個体が多い[1]。オスのほうが大きく、淡色であり[4]、メスは小さくて体色は鈍い[5]

生態[編集]

地表棲で、地面に巣穴を掘って生活する[3]

食性は植物食で主にサボテンの葉、花、果実を食べるが[3]昆虫カニ、鳥類の死骸を食べた例もある[1]。サボテンの葉は爪で引き裂いたり、顎で噛み砕いてから食べる[3]ウチワサボテンの茎を棘(とげ)とともに食べ、消化できない棘はそのまま排泄する[4]

繁殖形態は卵生。生息する島により繁殖期は異なり、イサベラ島、サウス・プラザ島では1月より、フェルナンディナ島では6月より、サンタ・クルス島においては9月より繁殖する[4][5]。オスはそれぞれ縄張りをもち[4]、繁殖期になるとオス同士で頭部を押し付け合う争いを行う[1]。メスはオスの縄張りに侵入してペアを形成し、交尾を行う[1]。砂地や堆積した落ち葉に穴を掘り、1回に9-25個の卵を産む[3]。卵は4か月以内に孵化する[3]。8-15年で性成熟し、寿命は60年以上とされる[4]

人間との関係[編集]

開発による生息地の破壊、食用の乱獲、第二次世界大戦中の兵士による狩猟、人為的に移入されたイヌやネコ、ブタによる捕食、ヤギやロバによる生息地の破壊などにより生息数は激減している[1][3]。近年では地球温暖化による藻類の減少によってウミイグアナが生息地に進出して来る例が増えており、それによる交雑も発生している。以前はサンチャゴ島バルトラ島にも分布していたが、既に絶滅している[1][3]。飼育下繁殖個体の再導入、外敵の駆除などの保護対策が進められている[3]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社2001年、108、262頁。
  2. ^ 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、30頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j 『絶滅危惧動物百科2 アイアイ-ウサギ(アラゲウサギ)』 財団法人自然環境研究センター監訳、朝倉書店2008年、52-53頁。
  4. ^ a b c d e f g h i j 藤原幸一 『ガラパゴス博物学』 データハウス、2001年、18-22頁。ISBN 4-88718-616-9
  5. ^ a b Swash, Andy; Still, Rob (2005). Birds, Mammals and Reptiles of the Galápagos Islands (2 nd ed.). London: Christopher Helm. p. 118. ISBN 978-0-7136-7551-1. 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ CITES homepage
  2. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • World Conservation Monitoring Centre 1996. Conolophus subcristatus. In: IUCN 2012. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1.