ガズニー州
ガズニー州(ガズニーしゅう、Ghaznī、ダリー語表記で غزنى)は、アフガニスタン南東部にある州である。面積は22,915 km²、人口1,062,600人(2006年の公式推計[4])、 州都はガズニー市。ガズニー州はカーブルとカンダハールを結ぶ主要幹線道路上に位置し、古くから重要な商業的拠点となってきた。
目次 |
歴史 [編集]
古にはガズニー州はペルシアを支配したガズナ朝の中心地として栄えた。
ガズニー州には伝統的に少数のシク教徒とヒンドゥー教徒が居住していたが、彼らはターリバーン政権時代にアフガニスタンから逃れた。その後,現政権の成立にともなって彼らはガズニーに帰還しつつある。
政治と治安状況 [編集]
他のアフガニスタン南部諸州と同じく、州都を離れた地方の大部分を支配下に置いていると言われるターリバーンによる[1]、学校や政府関係の施設に対する襲撃などの反政府活動のため、ガーズニーの治安はきわめて不安定である。ヘルマンド州やカンダハール州のような大規模な衝突はこれまで生じていないが、それは本州の治安が確立しているためと云うより、NATO国際治安支援部隊 (ISAF) の戦術的計画のためである。元ガーズニー州知事は2006年、ターリバーン勢力掃討の責任者として地区の警察長官に任命された直後に武装勢力に暗殺された。その同日、前知事シェール・アラム・イブラヒミ(元カーブル州警察長官)も襲撃に遭ったが危うく難を逃れた[2]。また、2007年には州内でタリバンによる韓国人拉致事件が発生した。
2007年現在の知事はミラージ・パターンである。
2006年、ターリバーン兵士の主な輸送手段となっているとして、バイクとスクーターの州内での騎乗を州政府は禁止した。その報復として、州内のターリバーン勢力が自動車の利用を禁じたため、州内では実質的に輸送手段が途絶えてしまった。
自然災害 [編集]
近年、同州は旱魃・豪雪・洪水などの自然災害に次々見舞われた。旱魃の際には州内の多くの場所で、とりわけガズニー市内で、河床に多くの建物が建築されたが、これが豪雨と豪雪による洪水では多くの人命が失われる原因となった[3]。
地方 [編集]
ガズニー州は19の県を擁する。北部のマリスターン県など6県はハザーラジャートと呼ばれる伝統的なハザーラ人の居住地帯である。
脚注 [編集]
関連項目 [編集]
参考文献 [編集]
外部リンク [編集]
|
|||||