ウワミズザクラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ウワミズザクラ | |||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類 | |||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Padus grayana またはPrunus grayana |
|||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| 波波迦(ハハカ)、金剛桜(コンゴウザクラ)、ナタヅカ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Japanese Bird Cherry |
ウワミズザクラ(上溝桜、Padus grayana)は、バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。 和名は、古代の亀卜(亀甲占い)で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来する。
よく似たイヌザクラとは、花序枝に葉がつく事などで区別できる。
- 分布:北海道西南と本州、四国、九州の山野に自生し、日照と小川沿いなど湿潤した環境を好む。
- 樹高:約10~15m。
- 樹皮:灰~褐色。
- 枝 :小枝の多くは落葉後に落ちる。
- 葉 :長さ6~9cm、幅3~5cmで楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯がある。
- 花 :5月(北海道では6月)頃。長さ10cmほどの白い総状花序は雄蘂が目立ち、ブラシのように見える。
- 果実:直径約8mmの卵円形の核果を付け、初夏にかけて赤から黒く熟す。
- 利用:材は軽くねばり強い事から建材のほか、彫刻細工、版木、道具の柄などに利用される。香りのよい、若い花穂と未熟の実を塩漬にした杏仁子(あんにんご)[1]が、新潟県を中心に食用とされる。また、黒く熟した実は果実酒に使われる。
脚注 [編集]
- ^ 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p23 昭和33年12月25日発行