アリ＝ペッカ・ニッコラ

アリ＝ペッカ・ニッコラ（Ari-Pekka Nikkola、1969年 5月16日 - ）は、フィンランド、北サヴォ県クオピオ出身の元スキージャンプ選手で、1986年から1998年に国際大会で活躍した。現在はスキージャンプ指導者。

プロフィール[編集]

オリンピックには1988年カルガリー大会から4大会連続して出場、同大会と1992年アルベールビル大会で団体金メダルを獲得した。個人戦においてはカルガリー大会と1998年長野大会のノーマルヒルでともに15位となったのが自己最高である。

ニッコラの最も輝かしい実績はノルディックスキー世界選手権で合計7個ものメダルを獲得していることである。その内訳は金メダル4個（1987年、1989年、1995年、1995年団体）、銀メダル2個（1989年ノーマルヒル個人、1991年団体）銅メダル1個（1991年ノーマルヒル個人）である。スキーフライング世界選手権での自己最高位は6位が2度ある。スキージャンプ・ワールドカップでは通算9勝（2位14回3位19回）をあげ、1989/90シーズンには総合優勝を果たしている。

1998年現役引退。2006年4月からスロベニアナショナルBチームのコーチとなる。 2007年1月にバジャ・バイツコーチが解任された後を受けてナショナルAチームコーチとなったが2007/08シーズン終了後ニッコラも解任された。

表話編歴スキージャンプ・ワールドカップ男子総合優勝
1970年代	1979–80: ノイパー
1980年代	1980–81: コグラー 1981–82: コグラー 1982–83: ニッカネン 1983–84: バイスフロク 1984–85: ニッカネン 1985–86: ニッカネン 1986–87: オパース 1987–88: ニッカネン 1988–89: ボークレブ 1989–90: ニッコラ
1990年代	1990–91: フェルダー 1991–92: ニエミネン 1992–93: ゴルトベルガー 1993–94: ブレーデセン 1994–95: ゴルトベルガー 1995–96: ゴルトベルガー 1996–97: ペテルカ 1997–98: ペテルカ 1998–99: シュミット 1999–00: シュミット
2000年代	2000–01: マリシュ 2001–02: マリシュ 2002–03: マリシュ 2003–04: アホネン 2004–05: アホネン 2005–06: ヤンダ 2006–07: マリシュ 2007–08: モルゲンシュテルン 2008–09: シュリーレンツァウアー 2009–10: アマン
2010年代	2010–11: モルゲンシュテルン 2011–12: バーダル 2012–13: シュリーレンツァウアー 2013–14: ストッフ 2014–15: フロイント 2015–16: プレヴツ 2016–17: クラフト 2017–18: ストッフ 2018–19: 小林陵侑 2019–20: クラフト
2020年代	2020–21: グラネル 2021–22: 小林陵侑 2022–23: グラネル 2023–24: クラフト