アイランド型カッター

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アイランド型カッター
USCGC Mustang (WPB-1310).jpg
艦級概観
種別 110フィート型カッター
艦名 {{{艦名}}}
建造者 {{{建造者}}}
運用者 {{{運用者}}}
建造期間 {{{建造期間}}}
就役期間 1985年 - 現在
同型艦 49隻
前級 ポイント型/ケープ型
次級 センチネル型
主要諸元
排水量 満載: 165トン
総トン数 {{{総トン数}}}
全長 110フィート (34 m)
全幅 21フィート (6.4 m)
吃水 7フィート (2.1 m)
深さ {{{深さ}}}
機関 ディーゼル×2基, 2軸推進
機関出力 {{{機関出力}}}
電力 {{{電力}}}
速力 29.5 ノット (54.6 km/h)
燃料 {{{燃料}}}
航続距離 3,000 海里 (5,600 km)
潜航深度 {{{潜航深度}}}
乗員 士官2名, 曹士14名
搭載量 {{{搭載量}}}
装甲 {{{装甲}}}
兵装 Mk.38 25mm単装機関砲×1基
M60 7.62mm機関銃×2丁
搭載機 {{{艦載機}}}
搭載総数 {{{総艦載機数}}}
搭載艇 {{{艦載艇}}}
C4ISTAR
レーダー {{{レーダー}}}
ソナー {{{ソナー}}}
電子戦
対抗手段
AN/WLR-14 電波探知装置
特殊装備 {{{特殊装備}}}
その他 {{{その他}}}

アイランド型カッター英語: Island class cutter)は、アメリカ沿岸警備隊カッター。公称船型は110フィート級(WPB 110' class)。

本級は、従来使用されてきた82フィート級カッター(ポイント型)および95フィート級カッター(ケープ型)を更新するために開発された。コストを削減するため、設計はVT グループの既存の巡視艇に基づいている。平甲板船型で、船体は鋼製、上部構造物はアルミニウム合金製とされており、荒天時の運用で安定性を確保するためにフィンスタビライザーが装備されている。ただし就役当初は、荒天時の運用で船体に亀裂が入るという問題があり、WPB-1317以降では船首部が強化された。船首部未強化のWPB-1301〜1316はAシリーズと称されており、また、船首部強化済みのうち、機関がパクスマン-バレンタ 16 CMであるものをBシリーズ、キャタピラー3304TであるものをCシリーズと称する。

本型は、主兵装として、Mk.38 25mm単装機関砲を1基搭載する。これは、人力操砲の単装型マウントに、25mm×137弾を使用するチェーンガンであるM242 ブッシュマスターを搭載したもので、アメリカ海軍や沿岸警備隊の艦艇に広く搭載されているものであるが、発展型のMk.38 mod.2や海上保安庁20mmRFSのような遠隔操作・FCS連接型の機関砲システムに比べると、射撃精度の点では大きく劣る。

123フィート級の「マタゴルダ」。黄色い柵に囲われたスリップ・ウェイとSRP複合艇が見える。

2002年より、沿岸警備隊の総合的近代化計画である統合ディープウォーター計画の一環として、本型への改修が行なわれた。これは、船体後方を4メートル延長させて、ここにスリップ・ウェイが設置し、7メートル級の高速複合艇であるSRP(短距離追跡艇)を搭載するというものであり、改修された8隻のカッターは、123フィート級カッターと称されるようになった。しかし、船体延長工事は強度の低下を招き、船体に亀裂が生じるなど深刻な問題が生じたことから、2006年には123フィート型の全艇が退役に追い込まれている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • むらくも型巡視艇 - 海上保安庁の巡視艇(PC)。本型とほぼ同世代で同大・同速力であるが、本型と比べると軽装備。
  • あまみ型巡視船 - 海上保安庁の中型巡視船(PM)。20mm機関砲を主武装とし、また搭載艇用のスリップ・ウェイを設けるなど類似点が多い。