はまなす (旅客船)
| (3代目)はまなす | ||
|---|---|---|
| 概歴 | ||
| 建造 | 2004年6月25日 | |
| 建造所 | 三菱重工業長崎造船所 | |
| 現況 | 就航中 | |
| 要目 | ||
| 船種 | フェリー | |
| 総トン数 | 16,810t | |
| 全長 | 224.50m | |
| 全幅 | 26.00m | |
| 深さ | 20.40m | |
| 機関 | Wartsila 12V46C 12,600kW×2基 電動ポッド推進器 17,600kWx1基 |
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| 航続距離 | -海里 | |
| 速力 | 30.5kt | |
| 乗客定員 | 820名 | |
| 車両最大搭載台数 | トレーラー158台 乗用車66台 |
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| 船籍港 | 小樽 | |
| 信号符字 | JG5525 | |
| 姉妹船 | あかしあ | |
はまなすは、新日本海フェリーが運航するフェリー。現在の船は3代目。
目次 |
[編集] 概要
客船並みの豪華設備を誇り、フェリーとしては国内最長の全長224.5mで海上交通安全法で「巨大船」に分類される。
はまなす(3代目)は世界で初めてCRP ポッド推進システムを採用した大型高速フェリーである。CRP ポッド推進システムとはディーゼル機関により駆動される従来1軸船と同様配置の主プロペラとその直後に配置されたアジポッドのプロペラを各々逆方向に回転させる推進システムである。
2軸船は安全性に優れるが、1軸船と比較すると船形がスマートでなく、省エネルギーにならない欠点があった。しかし世界初の試みとなる1軸プロペラとポッド推進器との組合せで、優れた操船性能に加え、2重反転プロペラとして推進効率の改善と大幅な省エネルギー効果が生まれ、従来の2軸フェリーに対し13%以上の推進性能向上が図られ、燃費改善による環境負荷低減、運航コスト削減が可能となった。またポッド本体を回頭させることで任意の方向に推力を発生させることが可能なため港内操船では優れた操縦性能を有する。
[編集] 建造の経緯
新日本海フェリーは関西~北海道を結ぶべく1969年(昭和44年)に設立され、1970年(昭和45年)7月31日に9,365tと当時世界最大のフェリーとなる「すずらん丸」を建造した。この航路は冬季の日本海でも欠航しないよう10,000tクラスの船を前提としていたが青函連絡船の逼迫を背景として商業的に成立するということであえてこの大きさで建造したものである。舞鶴~小樽26時間をうたい文句としていたが、予定通りの性能が出ず運航時間は30時間、次いで採算性も考え32時間で運航していた。
舞鶴~小樽航路はサービスとしては問題もあったにしろ、たちまちに人気を集め冬も欠航せず好成績となった。このため急遽建造が決定されたのが「フェリーはまなす」である。しかし当時の京都府知事蜷川虎三は舞鶴入港を拒否したが、1972年(昭和47年)5月7日の完成直後に一転して舞鶴入港が急遽認められた。舞鶴~小樽航路は週2便から週4便に増強され、冬に京阪神で消費されるジャガイモやたまねぎのほとんどはこの航路で運ばれているといわれた。当初から寄航していた敦賀に加え、さらに新潟寄航も決定し、1973年(昭和48年)7月には第3船となる「フェリーあかしあ」も就航した。
[編集] 命名の由来
[編集] 就役航路
[編集] 船内設備
- 公室
- 案内所
- エントランス ガラスで区切られた喫煙コーナーあり
- 売店
- レストラン
- 展望大浴場
- トイレ 全て洋式(真空式)
- コインロッカー
- 衛星電話(ワイドスター)式の公衆電話
- フォワードサロン 船の前方を見ることができるサロンで禁煙
- 高速航行を行うため、出航後は乗客が船尾以外のデッキへ出ることはできない。
- マッサージルーム
- コインランドリー
- 客室
- スイートルーム 展望浴室、トイレ、冷蔵庫、専用テラス付きの2人部屋 洋室2名×4室 計8名
- 特等A バス・トイレ、専用テラス付きのツインルーム 洋室2名×34室 和室3名×6室 計86名
- 1等 「ツイン」、「2段ベッドの4人部屋」、「和室」の3種類 洋室2名×66室 4名×14室 和室3名×20室 計248名
- S寝台 カーテンで区切る1段寝台の1人用の(部屋ではない)区画 1段寝台14名 計14名
- 2等寝台 一般的な2段寝台 洋室20名×8室 計160名
- 2等 ・全室窓付きの12人部屋。箱型の枕と毛布1枚付 和室20名×22室 計264名
- ドライバー室 洋室8名×5室 計40名
[編集] 初代・二代目について
| (2代目)ニューはまなす | ||
|---|---|---|
| 画像提供依頼中 | ||
| 概歴 | ||
| 建造 | 1987年3月 | |
| 建造所 | 石川島播磨重工相生工場 | |
| 現況 | 2002年オリエントフェリーに配転 現「ゆうとぴあ」(下関-青島国際航路) |
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| 要目 | ||
| 船種 | フェリー | |
| 総トン数 | 17,311t | |
| 全長 | 184.5m | |
| 全幅 | 26.5m | |
| 深さ | 6.7m | |
| 機関 | ディーゼル | 14,850PS×2基 |
| 航続距離 | -海里 | |
| 速力 | 22.6kt | |
| 乗客定員 | 929名 | |
| 車両最大搭載台数 | トラック150台/乗用車100台 | |
| 船籍港 | 小樽 | |
| 信号符字 | 7LKO | |
| 姉妹船 | ニューしらゆり現「ゆうとぴあ2」 | |
| (初代)フェリーはまなす | ||
|---|---|---|
| 画像提供依頼中 | ||
| 概歴 | ||
| 建造 | 1972年5月7日 | |
| 建造所 | 幸陽船渠 | |
| 現況 | 1987年売却、ギリシャにて就航中 | |
| 要目 | ||
| 船種 | フェリー | |
| 総トン数 | 9,875t | |
| 全長 | 160.5m | |
| 全幅 | 26.40m | |
| 深さ | 8.80m | |
| 機関 | ディーゼル | 9,000PS×2基 |
| 航続距離 | -海里 | |
| 速力 | 21.0kt | |
| 乗客定員 | 1171名 | |
| 車両最大搭載台数 | トラック103台/乗用車124台 | |
| 船籍港 | 小樽 | |
| 信号符字 | ||
初代「フェリーはまなす」は新日本海フェリーの2番船。「すずらん丸」、「フェリーあかしあ」とともに船首に強風よけの覆いをつけた印象的な姿で海の新幹線と親しまれた。
[編集] 参考図書
- 「日本の長距離フェリー十年の歩み パイオニア入谷豊州」瀬戸雄三著 内航ジャーナル刊
[編集] 外部リンク
- 新日本海フェリーサイト内の紹介
- オリエントフェリー - 「ニューはまなす」の現在の所有企業