ならまち
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ならまち(奈良町)は、奈良県奈良市の中心市街地南部に位置する、歴史的町並みが残る地域の通称(「奈良町」という行政地名はない)。狭い街路に、江戸時代以降の町屋が数多く建ち並ぶ。ほぼ全域が元興寺の旧境内にあたる。48.3ヘクタールが奈良市の都市景観形成地区に指定されている[1]。
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[編集] 概要
都市としての発展は、奈良の都・平城京の外京として多くの社寺が置かれたことに始まる(発掘調査では平城京以前の古墳も発見されている)。長岡京遷都後も、東大寺や春日大社、興福寺のお膝元として都市機能を維持した。中世以降、元興寺旧境内に様々な産業(筆、墨、蚊帳、晒、布団、刀、酒、醤油など)が発展し、江戸期には有力商工業都市として町が形成された。奈良奉行による17世紀末の調査では、人口3万5,000人を数えている。
第二次世界大戦の空襲を免れ、街路と建築が残った。戦後は奈良市旧市街地として栄え、1990年4月、奈良市より奈良市都市景観条例に基づき「奈良町都市景観形成地区」(面積約48.1ha)の指定を受ける。
20世紀後半には地域住民による町屋保存活動が活発化し、1984年には社団法人奈良まちづくりセンターを設立。市民主体のまちづくりシンクタンク社団法人の設立は全国でも初めてのことで、各地のまちづくり運動の先鞭をつけた画期的な事例である。
現在は、町屋の原型を保ちつつ現代風に改装された飲食店や雑貨店、公共文化施設、社寺が町内各地に点在することから、奈良の新たな観光スポットとして各方面から注目を集め、細かく入り組んだ路地を歩きながら歴史的風情を楽しむ観光客で賑わっている。一方で、伝統的な町屋がハウスメーカー製の近代的な住宅に建て替えられるなどの事例も散見され、景観形成上の課題となっている。
[編集] 主な施設
[編集] 寺社など
[編集] 資料館・町屋・イベントスペースなど
- 今西家書院(重要文化財)
- 時の資料館
- なら工藝館
- 奈良市音声館
- 奈良市杉岡華邨書道美術館
- 奈良市ならまち格子の家
- 奈良市立史料保存館
- 奈良町情報館
- 奈良町資料館
- ならまち振興館
- ならまちセンター
- 奈良町物語館
- 奈良町家文化館くるま座
- 奈良町落語館・鶉屋倶楽部
- 藤岡家住宅(重要文化財)
- 未来公房奈良オリエント館・ならどっとFMサテライトスタジオ
- 奈良町からくりおもちゃ館