かもめ (駆潜艇)

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かもめ
基本情報
建造所 浦賀船渠
運用者  海上自衛隊
艦種 駆潜艇
艦歴
計画 昭和29年度計画
発注 1954年
起工 1956年1月27日
進水 1956年9月3日
就役 1957年1月14日
除籍 1977年12月1日
要目
排水量 基準 330トン
満載 360トン
全長 54.0m
最大幅 6.6m
深さ 4.0m
吃水 2.1m
機関 三井B&W 635VBU-45型ディーゼル × 2基
出力 4,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 20ノット
乗員 70名
兵装 Mk.1 40mm連装機銃 × 1基
Mk.10 ヘッジホッグ × 1基
55式爆雷投射機(Y砲)× 2基
54式爆雷投下軌条 × 2条
レーダー SPS-5B 対水上
Mk.63 砲射撃指揮装置
ソナー SQS-11A
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かもめローマ字JDS Kamome, PC-305)は、海上自衛隊駆潜艇かもめ型駆潜艇の1番艇。艇名はカモメに由来する。隼型水雷艇」、燕型敷設艇」に次いで日本の艦艇としては3代目。

艦歴[編集]

「かもめ」は、昭和29年度330t甲型駆潜艇第3003号艇として、浦賀船渠で1956年1月27日に起工され、1956年9月3日に進水、1957年1月14日に就役し、大湊地方隊に編入された。

1957年3月1日、大湊地方隊隷下に第2駆潜隊が新編され「つばめ」、「みさご」とともに編入。

1960年3月1日、大湊地方隊隷下に第3駆潜隊が新編され「みさご」、「うみたか」、「おおたか」とともに編入。

1961年10月1日、第3駆潜隊が隊番号交換により第5駆潜隊に改称。

1963年3月30日、呉地方隊第2駆潜隊に編入。

1977年12月1日、除籍。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第63集 自衛艦史を彩った12隻』(海人社、2003年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目[編集]