おおたか (駆潜艇)

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おおたか
基本情報
建造所 呉造船所
運用者  海上自衛隊
艦種 駆潜艇
艦歴
計画 昭和32年度計画
発注 1957年
起工 1959年3月18日
進水 1959年9月3日
就役 1960年1月14日
1981年3月27日(特務艇に種別変更)
除籍 1985年2月20日
要目
排水量 基準 440トン
満載 500トン
全長 60.5m
最大幅 7.1m
深さ 4.4m
吃水 2.3m
機関 三井B&W 635VBU-45型ディーゼル × 2基
出力 4,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 20ノット
乗員 80名
兵装 Mk.1 40mm連装機銃 × 1基
Mk.10 ヘッジホッグ × 1基
54式爆雷投下軌条 × 1条
Mk.2 短魚雷落射機 × 2基
レーダー OPS-16 対水上
Mk.63 砲射撃指揮装置
ソナー SQS-11A
電子戦
対抗手段
OLR-4B
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おおたかローマ字JDS Otaka, PC-310ASU-88)は、海上自衛隊駆潜艇うみたか型駆潜艇の2番艇。艇名はオオタカに由来する。よしきり型掃海船「おおたか」に次いで日本の艦艇としては2代目。

艦歴[編集]

「おおたか」は、昭和32年度計画甲型駆潜艇3010号艇として、呉造船所で1959年3月18日に起工され、1959年9月3日に進水、1960年1月14日に就役し、大湊地方隊に編入された。

1960年3月1日、大湊地方隊隷下に第3駆潜隊が新編され「かもめ」、「みさご」、「うみたか」とともに編入された。

1961年10月1日、第3駆潜隊が隊番号交換により第5駆潜隊に改称。

1981年3月27日、特務艇に種別変更され船籍番号がASU-88となり、大湊地方隊直轄艇となる。

1985年2月20日、除籍。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第63集 自衛艦史を彩った12隻』(海人社、2003年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目[編集]