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'''アフラトキシン''' (aflatoxin , AFT) とは、[[カビ]]毒([[マイコトキシン]])の一種でB{{sub|1}}、B{{sub|2}}、G{{sub|1}}、G{{sub|2}}を始めとする10数種の関連物質の総称。[[熱帯]]から[[亜熱帯]]地域にかけて生息する[[アスペルギルス・フラブス]] (''[[:en:Aspergillus flavus|Aspergillus flavus]]'') や[[アスペルギルス・パラシチクス]] などのカビにより生成され、紫外線の照射により強い蛍光を発する。 |
'''アフラトキシン''' (aflatoxin , AFT) とは、[[カビ]]毒([[マイコトキシン]])の一種でB{{sub|1}}、B{{sub|2}}、G{{sub|1}}、G{{sub|2}}を始めとする10数種の関連物質の総称。[[熱帯]]から[[亜熱帯]]地域にかけて生息する[[アスペルギルス・フラブス]] (''[[:en:Aspergillus flavus|Aspergillus flavus]]'') や[[アスペルギルス・パラシチクス]] などのカビにより生成され、紫外線の照射により強い蛍光を発する。 |
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1960年に[[イギリス]]で[[シチメンチョウ|七面鳥]]が大量死した際の分析中に発見された<ref name="TurkeyX">[http://ci.nii.ac.jp/naid/110000218344/ 七面鳥X病の発生からアフラトキシンの発見まで] 山脇学園短期大学紀要 35 pp.37-61 19971221</ref>。その際は「ターキーX([[七面鳥X病]])」と呼ばれていた。 |
1960年に[[イギリス]]で[[シチメンチョウ|七面鳥]]が大量死した際の分析中に発見された<ref name="TurkeyX">[http://ci.nii.ac.jp/naid/110000218344/ 七面鳥X病の発生からアフラトキシンの発見まで] 山脇学園短期大学紀要 35 pp.37-61 19971221, {{naid|110000218344}}</ref>。その際は「ターキーX([[七面鳥X病]])」と呼ばれていた。 |
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人に対する急性中毒の例としては、1974年に[[インド]]で肝炎のために106名が死亡した事件や[[ケニア]]での急性中毒事件などがある。 |
人に対する急性中毒の例としては、1974年に[[インド]]で肝炎のために106名が死亡した事件や[[ケニア]]での急性中毒事件などがある。 |
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''Aspergillus'' 属では |
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主に[[肝細胞癌]]を引き起こす原因物質として知られている。少なくとも13種類に分かれるが、毒性はB{{sub|1}}が最も強く食品に含有され問題となるのはB{{sub|1}}, B{{sub|2}}, G{{sub|1}}, G{{sub|2}}, M{{sub|1}}, M{{sub|2}}の6種類である。[[国際がん研究機関]](IARC)ではクラス1に分類され、急性毒性の動物実験ではアヒル雛で、[[半数致死量]]( |
主に[[肝細胞癌]]を引き起こす原因物質として知られている。少なくとも13種類に分かれるが、毒性はB{{sub|1}}が最も強く食品に含有され問題となるのはB{{sub|1}}, B{{sub|2}}, G{{sub|1}}, G{{sub|2}}, M{{sub|1}}, M{{sub|2}}の6種類である。[[国際がん研究機関]](IARC)ではクラス1に分類され、急性毒性の動物実験ではアヒル雛で、[[半数致死量]](LD{{hub|50}}) は B{{sub|1}} - 18.2 μg、B{{sub|2}} - 84.8 μg、G{{sub|1}} - 39.2 μg、G{{sub|2}} - 172.5 μg と算出されている<ref>[http://doi.org/10.11468/seikatsueisei.54.285 食品を汚染するカビ毒の現状と対応] 小西良子、国立医薬品食品衛生研究所 衛生微生物部, 生活衛生 Vol.54 (2010) No.4 P285-297, {{DOI|10.11468/seikatsueisei.54.285}}</ref>。 |
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=== 作用機序 === |
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}}</ref><!--研究報告の元論文がわかりません。ご存じのかたは加えて下さい-->、非常に発ガン性が強いことが分かっている。調理では分解せず食品中に残る<ref name="tokyoto" />。経口摂取量の20%は尿中に排出される<ref>厚生労働省 -アフラトキシンに関するリスクプロファイル</ref>。大量に摂取した場合の急性症状は、黄疸、急性腹水症など。慢性症状は肝臓癌、免疫毒性。 |
}}</ref><!--研究報告の元論文がわかりません。ご存じのかたは加えて下さい-->、非常に発ガン性が強いことが分かっている。調理では分解せず食品中に残る<ref name="tokyoto" />。経口摂取量の20%は尿中に排出される<ref>厚生労働省 -アフラトキシンに関するリスクプロファイル</ref>。大量に摂取した場合の急性症状は、黄疸、急性腹水症など。慢性症状は肝臓癌、免疫毒性。 |
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ラットによる動物実験で、[[グレープフルーツ]]果汁の摂取によりアフラトキシンB1による肝臓の損傷が抑制された<ref>[http://ci.nii.ac.jp/naid/110001710537/ グレープフルーツジュース飲用はアフラトキシンB{{sub|1}}による肝臓DNAの損傷を抑制する]日本環境変異原学会大会プログラム・要旨集 </ref>との報告がある。 |
ラットによる動物実験で、[[グレープフルーツ]]果汁の摂取によりアフラトキシンB1による肝臓の損傷が抑制された<ref>高野泰樹、宮田昌明、山添康、[http://ci.nii.ac.jp/naid/110001710537/ グレープフルーツジュース飲用はアフラトキシンB{{sub|1}}による肝臓DNAの損傷を抑制する] 日本環境変異原学会大会プログラム・要旨集 , {{naid|110001710537}}</ref>との報告がある。 |
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⚫ | 各国の評価や規制値はまちまちであるが、各国で厳しい基準が設けられている<ref>[http://www.fao.org/docrep/007/y5499e/y5499e00.htm 食品と飼料のカビ毒に関する法的規制(英文)]国際連合食糧農業機関 "The Food and Agriculture Organization of the United Nations" [[FAO]]</ref>。しかし現実的な基準値は発癌リスクをゼロにすることではなく、リスクを抑え基準以上の含有で廃棄される穀物を抑制し、飢餓を発生させないための値を、各国の都合により定めている<ref name="kagoshima.u.ac">[http://www.vet.kagoshima-u.ac.jp/kadai/V-PUB/okamaoto/vetpub/Dr_Okamoto/health%20management/Basic%20Knowledge/Basic9.htm アフラトキシンの特性と法的規制]鹿児島大学農学部獣医学科</ref>。[[検疫所]]の検査や自治体の衛生研究所などのモニタリング調査により監視が行われているが、食卓に上る料理の食材の多くを輸入に頼る日本では、アフラトキシンをはじめとするカビ毒は摂取を避けて通ることができない毒である<ref>{{PDFlink|[http://www.maff.go.jp/kinki/syouhi/seikatu/riskcom/pdf/giziroku.pdf 「食品に関するリスクコミュニケーション(かび毒に関する意見交換会)」議事録 平成18年2月24日]}}</ref>。なお、2010年までにアフラトキシンが検出されたものはすべて輸入食品であったが、2011年、宮崎大学農学部が生産した食用米からB{{sub|1}}型アフラトキシンが検出された<ref>[http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021601000864.html 宮崎大で生産の玄米からカビ毒 規制の7倍、9人に販売] 47NEWS(よんななニュース)</ref>。穀物、豆類だけでなく生薬の原料となる乾燥された薬草からの検出も報告されている。 |
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各国の評価や規制値はまちまちであるが、各国で厳しい基準が設けられている<ref>[http://www.fao.org/docrep/007/y5499e/y5499e00.htm 食品と飼料のカビ毒に関する法的規制(英文)]国際連合食糧農業機関 "The Food and Agriculture Organization of the United Nations" [[FAO]]</ref> |
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⚫ | 。しかし現実的な基準値は発癌リスクをゼロにすることではなく、リスクを抑え基準以上の含有で廃棄される穀物を抑制し、飢餓を発生させないための値を、各国の都合により定めている<ref name="kagoshima.u.ac">[http://www.vet.kagoshima-u.ac.jp/kadai/V-PUB/okamaoto/vetpub/Dr_Okamoto/health%20management/Basic%20Knowledge/Basic9.htm アフラトキシンの特性と法的規制]鹿児島大学農学部獣医学科</ref>。[[検疫所]]の検査や自治体の衛生研究所などのモニタリング調査により監視が行われているが、食卓に上る料理の食材の多くを輸入に頼る日本では、アフラトキシンをはじめとするカビ毒は摂取を避けて通ることができない毒である<ref>{{PDFlink|[http://www.maff.go.jp/kinki/syouhi/seikatu/riskcom/pdf/giziroku.pdf 「食品に関するリスクコミュニケーション(かび毒に関する意見交換会)」議事録 平成18年2月24日]}}</ref>。なお、2010年までにアフラトキシンが検出されたものはすべて輸入食品であったが、2011年、宮崎大学農学部が生産した食用米からB{{sub|1}}型アフラトキシンが検出された<ref>[http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021601000864.html 宮崎大で生産の玄米からカビ毒 規制の7倍、9人に販売] 47NEWS(よんななニュース)</ref>。穀物、豆類だけでなく生薬の原料となる乾燥された薬草からの検出も報告されている。 |
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=== 食品の含有基準 === |
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* [[三笠フーズ#事故米転売問題|三笠フーズによる事故米流通事件]] |
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* [[シクロピアゾン酸]] (CPA) - アフラトキシンと同時に産生される事があるマイコトキシン |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
2016年9月8日 (木) 05:08時点における版
アフラトキシン (aflatoxin , AFT) とは、カビ毒(マイコトキシン)の一種でB1、B2、G1、G2を始めとする10数種の関連物質の総称。熱帯から亜熱帯地域にかけて生息するアスペルギルス・フラブス (Aspergillus flavus) やアスペルギルス・パラシチクス などのカビにより生成され、紫外線の照射により強い蛍光を発する。
1960年にイギリスで七面鳥が大量死した際の分析中に発見された[1]。その際は「ターキーX(七面鳥X病)」と呼ばれていた。
人に対する急性中毒の例としては、1974年にインドで肝炎のために106名が死亡した事件やケニアでの急性中毒事件などがある。
名前は、最初に発見された産生菌のAspergillus flavus と 毒 toxin の合成語。ビスフラン環とクマリン化合物が結合した構造。
構造決定と合成
多くの化学者により行われたが、1963年 CheungらによりG1の、1964年 van SoestらによりB1 の構造が確定し、1966年 Buchi らにより合成が行われた[2]。
アフラトキシンB1の化学式は、C17H12O6
産生菌
下記が産生菌として知られている[3]。
属 | 種 | 生産物 |
---|---|---|
Aspergillus(アスペルギルス)属菌 | A. flavus | B1, B2 |
A. parasiticus | B1, B2, G1, G2 | |
A. nomius | B1, B2, G1, G2 | |
A. pseudotamarii | A, B | |
A. bombycis | B, G | |
A. parvisclerotigenus | B1, B2 | |
Chaetomium(ケトミウム)属菌 |
- 非産生菌[4]
Aspergillus 属では
- A. oryzae
- A. sojae
- A. tamarii
- A. caelatus
1960年代に麹菌のA. oryzae(ニホンコウジカビ)やA. sojae(ショウユコウジカビ)でアフラトキシン生成が疑われたが、アフラトキシンを生成する機能は失われている事が判明している[5]。
毒性
主に肝細胞癌を引き起こす原因物質として知られている。少なくとも13種類に分かれるが、毒性はB1が最も強く食品に含有され問題となるのはB1, B2, G1, G2, M1, M2の6種類である。国際がん研究機関(IARC)ではクラス1に分類され、急性毒性の動物実験ではアヒル雛で、半数致死量(LDTemplate:Hub) は B1 - 18.2 μg、B2 - 84.8 μg、G1 - 39.2 μg、G2 - 172.5 μg と算出されている[6]。
作用機序
発癌機構として、肝臓の代謝酵素シトクロムP450によって活性化され、それがDNAと結合して付加体を形成する。付加体はDNAの変異や複製阻害を引き起こし、癌化のイニシエーターとなることが報告されている。
動物実験
動物実験では15 μg/kgのアフラトキシンB1を含む飼料で飼育されたラットが全て肝臓癌の発生を示すなど[7]、非常に発ガン性が強いことが分かっている。調理では分解せず食品中に残る[7]。経口摂取量の20%は尿中に排出される[8]。大量に摂取した場合の急性症状は、黄疸、急性腹水症など。慢性症状は肝臓癌、免疫毒性。
ラットによる動物実験で、グレープフルーツ果汁の摂取によりアフラトキシンB1による肝臓の損傷が抑制された[9]との報告がある。
相互作用
B型肝炎感染者が人がアフラトキシンを摂取すると肝臓癌リスクが上昇する[10]。
分解
純粋なアフラトキシンは調理などの加熱では分解されず、酸素存在下での紫外線照射、強酸条件下(pH 3以下)や強アルカリ条件下(pH 10以上)等の強い条件下では分解されるとされている[11]。特定条件下のメタン生成菌が分解する事が明らかとなっている[12]が、実用化はされていない。
基準
各国の評価や規制値はまちまちであるが、各国で厳しい基準が設けられている[13]。しかし現実的な基準値は発癌リスクをゼロにすることではなく、リスクを抑え基準以上の含有で廃棄される穀物を抑制し、飢餓を発生させないための値を、各国の都合により定めている[14]。検疫所の検査や自治体の衛生研究所などのモニタリング調査により監視が行われているが、食卓に上る料理の食材の多くを輸入に頼る日本では、アフラトキシンをはじめとするカビ毒は摂取を避けて通ることができない毒である[15]。なお、2010年までにアフラトキシンが検出されたものはすべて輸入食品であったが、2011年、宮崎大学農学部が生産した食用米からB1型アフラトキシンが検出された[16]。穀物、豆類だけでなく生薬の原料となる乾燥された薬草からの検出も報告されている。
食品の含有基準
- なお、2011年10月よりアフラトキシンの指標が、アフラトキシンB1から総アフラトキシン(アフラトキシンB1、B2、G1及びG2の総和)に変更された。
- 国際基準(CODEX)
- 落花生(加工原料用):0.015 ppm
- アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ(加工原料用):0.015 ppm
- アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ(直接消費用):0.01 ppm
- アメリカ
- 基準は20 ppb(0.02 ppm)
- EU
- 落花生・ナッツ類及びその加工食品等にアフラトキシンB1及び総アフラトキシンの基準値を設定。
- 穀類:アフラトキシンB1 2.0 μg/kg、総アフラトキシン 4.0 μg/kg
- 加工用落花生:アフラトキシンB1 8.0 μg/kg(ppb)、総アフラトキシン 15.0 μg/kg
労働安全衛生
厚生労働省より輸入貨物に係る港湾荷役作業に於いてのアフラトキシン暴露防止対策として、「防じんマスクの規格(昭和63年労働省告示第19号)に適合した防じんマスクの常時着用」、「保護衣及び保護眼鏡の適切な着用」や、「保護衣の脱衣時の粉塵吸入防止」、「暴露のリスクについての労働者への周知」などが指導されている[18]。
基準超過検出事例
- 1997年から2000年 - イランから輸入されたピスタチオから検出
- 2002年 - ペルーから輸入されたナッツから検出
- 2004年 - ベトナムから輸入された米(政府保管米)から検出
- 2005年 - 中国から輸入されたそば粉から検出
- 2008年
- 2011年 - 宮崎大学農学部が生産した食用米からB1型アフラトキシンが検出された。厚生労働省によると、国産の食用米からアフラトキシンが検出されたのは初めて。健康被害については不明。
- 2012年
- 2015年 - オーストラリア産アーモンドから検出[20]
ピスタチオ、ピーナッツ等のナッツ類や干しイチジク、トウモロコシ、ナツメグなどの香辛料からは基準値以下のアフラトキシンがしばしば検出される。食品用もしくは食品加工を目的として輸入された穀類で一定レベル以上のアフラトキシンが検出されたものは食品用途用および家畜飼料として使用することはできず、工業用「糊」他用途への転換や廃棄処分が行われる。ただし、国内では米を原料として糊を製造するメーカーは存在せず、コーンスターチ等に限られる。
中国の地溝油問題
2010年3月、中国において、下水や廃油・残飯から作られた「地溝油」と呼ばれるリサイクル油が大量に出回っているとして報道された[21][22]。この地溝油は衛生上問題があるだけではなく、アフラトキシンが含まれており、中国の食品安全当局により取り締まりが強化されることとなった。安価なため、2010年3月現在、中国で出回っている油の10%がこの地溝油であるというほど大きく広まっており、中国産食品の安全性にまた1つ疑念が呈されることとなった。
脚注
- ^ 七面鳥X病の発生からアフラトキシンの発見まで 山脇学園短期大学紀要 35 pp.37-61 19971221, NAID 110000218344
- ^ アフラトキシンの化学 化学と生物 Vol.11 , No.9(1973)pp.552-560
- ^ Aspergillus section Flavi のアフラトキシン産生菌と非産生菌信州大学農学部紀要. 41(1-2): 1-6 (2005), hdl:10091/945
- ^ 後藤哲久、「ビギナーズラック:Aspergillus section Flavi」 マイコトキシン Vol.66 (2016) No.1 p.57-62, doi:10.2520/myco.66.57
- ^ 山田修、黄麴菌Aspergillus oryzaeのアフラトキシン生合成系遺伝子は機能しない アフラトキシン生合成遺伝子ホモログクラスタの解析化学と生物 Vol.50 (2012) No.8 p.560-561, doi:10.1271/kagakutoseibutsu.50.560
- ^ 食品を汚染するカビ毒の現状と対応 小西良子、国立医薬品食品衛生研究所 衛生微生物部, 生活衛生 Vol.54 (2010) No.4 P285-297, doi:10.11468/seikatsueisei.54.285
- ^ a b “カビ毒(アフラトキシン)” (PDF). 『くらしと健康』第8号. 東京都健康安全研究センター. pp. 1-6 (2005年8月). 2008年9月11日閲覧。
- ^ 厚生労働省 -アフラトキシンに関するリスクプロファイル
- ^ 高野泰樹、宮田昌明、山添康、グレープフルーツジュース飲用はアフラトキシンB1による肝臓DNAの損傷を抑制する 日本環境変異原学会大会プログラム・要旨集 , NAID 110001710537
- ^ かび毒(総アフラトキシン) (PDF) 食品安全委員会
- ^ かび毒評価書 総アフラトキシン 厚生労働省 (PDF)
- ^ 北村豊、アフラトキシンの除去・解毒システム構築の試み 農業機械学会誌 Vol.65 (2003) No.Supplement P431-432
- ^ 食品と飼料のカビ毒に関する法的規制(英文)国際連合食糧農業機関 "The Food and Agriculture Organization of the United Nations" FAO
- ^ アフラトキシンの特性と法的規制鹿児島大学農学部獣医学科
- ^ 「食品に関するリスクコミュニケーション(かび毒に関する意見交換会)」議事録 平成18年2月24日 (PDF)
- ^ 宮崎大で生産の玄米からカビ毒 規制の7倍、9人に販売 47NEWS(よんななニュース)
- ^ 平成23年3月31日付け食安発0331第5号厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知
- ^ 厚生労働省-輸入貨物に係る港湾荷役作業におけるアフラトキシンばく露防止対策
- ^ 輸入食品に対する検査命令の実施について 中国産ホワイトペッパー、その加工品 厚労省 医薬食品局食品安全部監視安全課
- ^ オーストラリア産アーモンド加工品 輸入食品に対する検査命令の実施 厚生労働省 医薬食品局食品安全部監視安全課 平成27年5月7日
- ^ 「リサイクル食用油」その原材料は下水道の汚水!年間300万トンが国民の胃袋へ—中国 - レコードチャイナ
- ^ 中国の食用油、10%が廃油を利用 当局が取り締まり強化を発表 - AFPBB News
関連項目
- アフラトキシン全合成
- 七面鳥X病
- 三笠フーズによる事故米流通事件
- シクロピアゾン酸 (CPA) - アフラトキシンと同時に産生される事があるマイコトキシン
外部リンク
- 日本マイコトキシン学会
- 農林水産省
- 厚生労働省
- 食品安全委員会
- 国際がん研究機関
- AFLATOXINS International Agency for Research on Cancer (IARC)
- Aflatoxin Handbook (アフラトキシンハンドブック:米国農務省穀物検査局連邦穀物検査サービス刊行資料の和訳) (PDF) 日本科学飼料協会
- 神奈川県衛生研究所 - 高速液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法を用いた食品中のアフラトキシン類の分析
- アフトラキシン分析用市販ELISAキットの特性とその利用 (PDF) 農林水産技術会議事務局筑波事務所
- Acute and Chronic Effects of Aflatoxin on the Liver of Domestic and Laboratory Animals Cancer Research
- The Carcinogenic Potency Projectバークレー大学の発がん性データベース
- カビ毒の分析法 (PDF) 社団法人日本分析化学会
- 小西良子、杉山圭一、カビ毒のリスク評価と国際的な動向 食品衛生学雑誌 Vol.49 (2008) No.1 P1-10
- 和田賢二ほか、自給粗飼料中のマイコトキシンが牛の生産性および疾病発生に及ぼす影響とその防除 産業動物臨床医学雑誌 Vol.2 (2011) No.2 p.53-63