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| IUPAC_name = S(+)-1-(3-dimethylaminopropyl)-1-(4'-fluorophenyl)-1,3-dihydroisobenzofuran-5-carbonnitril<ref name="escitalopram-001">{{Cite journal| 和書| author = 佐藤宏宣、平安良雄| date=2011-5| title=Escitalopram臨床薬物動態試験――単回投与および反復投与試験(日本)| journal=臨床精神薬理| volume=14| issue=5}}</ref> |
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'''エスシタロプラム''' (''Escitalopram'') とは、[[選択的セロトニン再取り込み阻害薬]] (SSRI) と呼ばれる |
'''エスシタロプラム''' (''Escitalopram'') とは、[[選択的セロトニン再取り込み阻害薬]] (SSRI) と呼ばれる[[抗うつ薬]]の一つである。'''レクサプロ'''などの商品名で販売されている。日本では2011年4月より販売されている。薬事法における[[劇薬]]である。 |
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エスシタロプラムは、アメリカでは90年代からあるSSRIの{{仮リンク|シタロプラム|en|Citalopram}}の[[光学異性体]]のうちのS体で |
エスシタロプラムは、アメリカでは90年代からあるSSRIの{{仮リンク|シタロプラム|en|Citalopram}}の[[光学異性体]]のうちのS体である。 |
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== 開発と販売== |
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[[デンマーク]]のH. Lundbeck A/S社により合成・開発され、[[2001年]]に[[スウェーデン]]で承認された |
[[デンマーク]]のH. Lundbeck A/S社により合成・開発され、[[2001年]]に[[スウェーデン]]で承認された。 |
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エスシタロプラムシュウ酸塩として、レクサプロ (Lexapro) などの[[商標 |
エスシタロプラムシュウ酸塩として、レクサプロ (Lexapro) などの[[商標]]で発売されている。日本では2011年4月にレクサプロとして製造承認され、[[持田製薬]]製造販売、[[田辺三菱製薬]]販売、[[吉富薬品]]プロモーション提携として2011年8月より販売されている。 |
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[[光学分割]]された''S''-シタロプラム(エスシタロプラム)は既存のSSRIのなかで最も選択的なセロトニン再取り込み阻害作用を有しており、[[ノルアドレナリン]]の1,190倍、[[ドパミン]]の19,000倍のセロトニン再取り込み阻害作用が''in vitro''で確認されている。 |
[[光学分割]]された''S''-シタロプラム(エスシタロプラム)は既存のSSRIのなかで、最も選択的なセロトニン再取り込み阻害作用を有しており、[[ノルアドレナリン]]の1,190倍、[[ドパミン]]の19,000倍のセロトニン再取り込み阻害作用が''in vitro''で確認されている。 |
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他にも薬剤開発後に光学分離された薬剤として[[オフロキサシン]] |
他にも薬剤開発後に光学分離された薬剤として[[オフロキサシン]]や[[レボフロキサシン]]、[[セチリジン]]、[[レボセチリジン]]などがあげられる。反対に''R''-シタロプラムは、エスシタロプラムのセロトニン再取り込み阻害作用を競合的に阻害し、その作用を減弱させる。 |
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反対に''R''-シタロプラムはエスシタロプラムのセロトニン再取り込み阻害作用を競合的に阻害し、その作用を減弱させる。 |
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その他に、''R''-シタロプラムはヒスタミンH<sub>1</sub>受容体阻害作用やCYP2D6阻害作用を有している。 |
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また、うつ病患者を対象とした各種SSRIの二重盲検比較検討試験(RCT)からメタ解析した[[MANGA Study]](Lancet. 2009 Feb 28;373(9665):746-58. |
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)においては、最も継続性、有効率が高いSSRIとして評価されている。(MANGA研究において12種の新規抗うつ薬の中で最も評価が高かったのは[[NaSSA]]である[[ミルタザピン]])<br> |
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==有効性== |
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また、二重盲検試験を[[プール解析]]<ref>{{cite news |title=Escitalopram Versus SNRI Antidepressants in the Acute Treatment of Major Depressive Disorder: Integrative Analysis of Four Double-Blind, Randomized Clinical Trials||url=http://www.cnsspectrums.com/userdocs/articleimages/166/0609CNS_Kornstein.pdf}}</ref> した報告やCochrane collaboration <ref>{{cite news |title=Escitalopram versus other antidepressive agents for |
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日本うつ病学会のうつ病の[[診療ガイドライン]]は、有効性に関する様々な報告を併せて解釈すると、有効性と忍容性において、SSRI、SNRI、ミルタザピンを含む新しい抗うつ薬に優劣はつけられないとしている<ref>{{Cite report|title=日本うつ病学会治療ガイドライン |author=日本うつ病学会 |authorlink=日本うつ病学会 |coauthor=気分障害のガイドライン作成委員会|url=http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/mood_disorder/img/120726.pdf |format=pdf |edition=2012 Ver.1|date=2012-07-26|page=28}}</ref>。 |
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depression (Review)||url=http://www.cfah.org/hbns/archives/viewSupportDoc.cfm?supportingDocID=774}}</ref>でも従来薬よりも高い効果と継続性の良さが報告されている。<br> |
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エスシタロプラムは、[[C型肝炎]]治療における[[インターフェロン]]-αに伴う副作用である抑うつを予防するうえで、安全かつ有効と報告された<ref>Ann Intern Med; 157: 94, 2012.</ref> |
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以下は個々の研究である。 |
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うつ病患者を対象とした各種SSRIの試験を[[メタアナリシス]]したMANGA Studyにおける2009年の報告では、セルトラリンと共に最も有効性、忍容性が高いSSRIとして評価されているが、研究者はセルトラリンを推奨しているという報告がある<ref name="pmid19185342">{{cite journal|last1=Cipriani|first1=Andrea|last2=Furukawa|first2=Toshiaki A|last3=Salanti|first3=Georgia|last4=Geddes|first4=John R|last5=Higgins|first5=Julian PT|last6=Churchill|first6=Rachel|last7=Watanabe|first7=Norio|last8=Nakagawa|first8=Atsuo|last9=Omori|first9=Ichiro M|last10=McGuire|first10=Hugh|last11=Tansella|first11=Michele|last12=Barbui|first12=Corrado|title=Comparative efficacy and acceptability of 12 new-generation antidepressants: a multiple-treatments meta-analysis|journal=The Lancet|volume=373|issue=9665|pages=746–758|year=2009|pmid=19185342|doi=10.1016/S0140-6736(09)60046-5}}</ref>。 |
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4つの二重盲検試験を[[プール解析]]した報告は、SNRIのベンラファキシンやデュロキセチンと同程度の有効性であるが、重篤な場合に忍容性が良いことを報告した<ref name="pmid19668123">{{cite journal |authors=Kornstein SG, Li D, Mao Y, Larsson S, Andersen HF, Papakostas GI |title=Escitalopram versus SNRI antidepressants in the acute treatment of major depressive disorder: integrative analysis of four double-blind, randomized clinical trials |journal=CNS Spectrums |volume=14 |issue=6 |pages=326–33 |year=2009 |pmid=19668123}}</ref>。[[コクラン共同計画]]によるレビューは、治療開始から2週間後の有効性と忍容性において、シタロプラムおよびフルオキセチン、デュロキセチンとの違いを検出している<ref name="pmid19370639">{{cite journal|last1=Cipriani|first1=Andrea|last2=Santilli|first2=Claudio|last3=Furukawa|first3=Toshi A|last4=Signoretti|first4=Alessandra|last5=Nakagawa|first5=Atsuo|last6=McGuire|first6=Hugh|last7=Churchill|first7=Rachel|last8=Barbui|first8=Corrado|last9=Cipriani|first9=Andrea|title=Escitalopram versus other antidepressive agents for depression|journal=The Cochrane Database of Systematic Reviews|issue=2|pages=CD006532|year=2009|pmid=19370639|pmc=4164382|doi=10.1002/14651858.CD006532.pub2}}</ref>。 |
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エスシタロプラムは、[[C型肝炎]]治療における[[インターフェロン]]-αに伴う副作用である抑うつを予防するうえで有効と報告された<ref name="pmid22801672">{{cite journal|author=Schaefer M, Sarkar R, Knop V, et al. |title=Escitalopram for the Prevention of Peginterferon-α2a–Associated Depression in Hepatitis C Virus–Infected Patients Without Previous Psychiatric Disease|journal=Annals of Internal Medicine|volume=157|issue=2|pages=94|year=2012|pmid=22801672|doi=10.7326/0003-4819-157-2-201207170-00006|url=http://annals.org/article.aspx?articleid=1216554}}</ref>。 |
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== 代謝 == |
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エスシタロプラムは |
エスシタロプラムは[[CYP2C19]]、[[CYP2D6]]、[[CYP3A4]]で代謝され、N-脱メチル化が主要代謝経路である。 |
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一次代謝物としてS-demethyl体 (S-DCT) 、二次代謝物にはCYP2D6のみが関与してS-didemethyl体 (S-DDCT) が産生される。 |
一次代謝物としてS-demethyl体 (S-DCT) 、二次代謝物にはCYP2D6のみが関与してS-didemethyl体 (S-DDCT) が産生される。 |
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白人の1/20人がCYP2D6を、 |
白人の1/20人がCYP2D6を、日本人の1/5人がCYP2C19遺伝子を欠損、あるいは低活性であるとの報告がある。そのため、日本の第I相試験では代謝などの薬物動態を考慮して、CYP2C19遺伝子型が欠損してる群 (PM) と欠損していない群 (EM) の被験者を分けてそれぞれ行った。また、イギリスでもCYP2C19EMの白人のみを対象とした臨床試験が行われたが、日本人とほぼ類似した薬物動態の推移を示した<ref name="escitalopram-003">{{Cite journal| 和書| author=佐藤宏宣、平安良雄| date=2011-5| title=Escitalopram臨床薬物動態試験―単回投与および反復投与試験(英国)| journal=臨床精神薬理| volume=14| issue=5}}</ref>。しかし、日本人に比べて白人被験者のほうが血中濃度が低かった。これは白人被験者のほうが体重が大きいことに起因する。 |
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単回投与ではCYP2C19PMが同EMに比べ、AUCが2倍以上になったという結果も出ている<ref name="escitalopram-001" />。 |
単回投与ではCYP2C19PMが同EMに比べ、AUCが2倍以上になったという結果も出ている<ref name="escitalopram-001" />。 |
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== 参考文献 == |
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* {{Cite book| author = Stephen M. Stahl| title = 精神薬理学エッセンシャルズ 神経科学的基本と応用 第3版| isbn = 978-4-89592-640-9}} |
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{{抗うつ薬}} |
{{抗うつ薬}} |
2015年10月19日 (月) 02:45時点における版
IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
胎児危険度分類 |
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法的規制 |
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投与経路 | 経口投与 |
薬物動態データ | |
生物学的利用能 | 80% |
血漿タンパク結合 | ~56% |
代謝 | CYP2C19 CYP3A4 CYP2D6 |
半減期 | 24.6~55.8時間 (20mg, β相, 単回) |
排泄 | 尿中: 35.1% |
識別 | |
CAS番号 | 128196-01-0 (塩基) |
ATCコード | N06AB10 (WHO) (塩基) |
PubChem | CID: 146570 |
DrugBank | DB01175 |
ChemSpider | 129277 |
KEGG | D07913 |
化学的データ | |
化学式 | C20H21FN2O |
分子量 | 324.3919g/mol(塩基)[2] |
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エスシタロプラム (Escitalopram) とは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) と呼ばれる抗うつ薬の一つである。レクサプロなどの商品名で販売されている。日本では2011年4月より販売されている。薬事法における劇薬である。
エスシタロプラムは、アメリカでは90年代からあるSSRIのシタロプラムの光学異性体のうちのS体である。
開発と販売
デンマークのH. Lundbeck A/S社により合成・開発され、2001年にスウェーデンで承認された。
エスシタロプラムシュウ酸塩として、レクサプロ (Lexapro) などの商標で発売されている。日本では2011年4月にレクサプロとして製造承認され、持田製薬製造販売、田辺三菱製薬販売、吉富薬品プロモーション提携として2011年8月より販売されている。
2010年10月現在には世界96ヶ国で使用されており、2010年8月現在で投与された患者数は2億3千万人以上にも上る。
適応
日本での適応は、うつ病・うつ状態である。
用法・用量
通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する。1日最高用量は20mgを超えてはならない(日本での承認用量)。
特徴
光学分割されたS-シタロプラム(エスシタロプラム)は既存のSSRIのなかで、最も選択的なセロトニン再取り込み阻害作用を有しており、ノルアドレナリンの1,190倍、ドパミンの19,000倍のセロトニン再取り込み阻害作用がin vitroで確認されている。
他にも薬剤開発後に光学分離された薬剤としてオフロキサシンやレボフロキサシン、セチリジン、レボセチリジンなどがあげられる。反対にR-シタロプラムは、エスシタロプラムのセロトニン再取り込み阻害作用を競合的に阻害し、その作用を減弱させる。
他にR-シタロプラムは、ヒスタミンH1受容体阻害作用やCYP2D6阻害作用を有している。そのため、ヒスタミンH1受容体を介した傾眠や鎮静、CYP2D6阻害作用による薬物相互作用のような副作用が発現する可能性がある。
有効性
日本うつ病学会のうつ病の診療ガイドラインは、有効性に関する様々な報告を併せて解釈すると、有効性と忍容性において、SSRI、SNRI、ミルタザピンを含む新しい抗うつ薬に優劣はつけられないとしている[3]。
以下は個々の研究である。
うつ病患者を対象とした各種SSRIの試験をメタアナリシスしたMANGA Studyにおける2009年の報告では、セルトラリンと共に最も有効性、忍容性が高いSSRIとして評価されているが、研究者はセルトラリンを推奨しているという報告がある[4]。
4つの二重盲検試験をプール解析した報告は、SNRIのベンラファキシンやデュロキセチンと同程度の有効性であるが、重篤な場合に忍容性が良いことを報告した[5]。コクラン共同計画によるレビューは、治療開始から2週間後の有効性と忍容性において、シタロプラムおよびフルオキセチン、デュロキセチンとの違いを検出している[6]。
エスシタロプラムは、C型肝炎治療におけるインターフェロン-αに伴う副作用である抑うつを予防するうえで有効と報告された[7]。
代謝
エスシタロプラムはCYP2C19、CYP2D6、CYP3A4で代謝され、N-脱メチル化が主要代謝経路である。
一次代謝物としてS-demethyl体 (S-DCT) 、二次代謝物にはCYP2D6のみが関与してS-didemethyl体 (S-DDCT) が産生される。
白人の1/20人がCYP2D6を、日本人の1/5人がCYP2C19遺伝子を欠損、あるいは低活性であるとの報告がある。そのため、日本の第I相試験では代謝などの薬物動態を考慮して、CYP2C19遺伝子型が欠損してる群 (PM) と欠損していない群 (EM) の被験者を分けてそれぞれ行った。また、イギリスでもCYP2C19EMの白人のみを対象とした臨床試験が行われたが、日本人とほぼ類似した薬物動態の推移を示した[8]。しかし、日本人に比べて白人被験者のほうが血中濃度が低かった。これは白人被験者のほうが体重が大きいことに起因する。
単回投与ではCYP2C19PMが同EMに比べ、AUCが2倍以上になったという結果も出ている[1]。
出典
- ^ a b 佐藤宏宣、平安良雄「Escitalopram臨床薬物動態試験――単回投与および反復投与試験(日本)」『臨床精神薬理』第14巻第5号、2011年5月。
- ^ “DrugBank: Escitalopram (DB01175)”. 2011年4月27日閲覧。
- ^ 日本うつ病学会 (26 July 2012). 日本うつ病学会治療ガイドライン (pdf) (Report) (2012 Ver.1 ed.). p. 28.
{{cite report}}
: 不明な引数|coauthor=
は無視されます。(もしかして:|author=
) (説明) - ^ Cipriani, Andrea; Furukawa, Toshiaki A; Salanti, Georgia; Geddes, John R; Higgins, Julian PT; Churchill, Rachel; Watanabe, Norio; Nakagawa, Atsuo et al. (2009). “Comparative efficacy and acceptability of 12 new-generation antidepressants: a multiple-treatments meta-analysis”. The Lancet 373 (9665): 746–758. doi:10.1016/S0140-6736(09)60046-5. PMID 19185342.
- ^ Kornstein SG, Li D, Mao Y, Larsson S, Andersen HF, Papakostas GI (2009). “Escitalopram versus SNRI antidepressants in the acute treatment of major depressive disorder: integrative analysis of four double-blind, randomized clinical trials”. CNS Spectrums 14 (6): 326–33. PMID 19668123.
- ^ Cipriani, Andrea; Santilli, Claudio; Furukawa, Toshi A; Signoretti, Alessandra; Nakagawa, Atsuo; McGuire, Hugh; Churchill, Rachel; Barbui, Corrado et al. (2009). “Escitalopram versus other antidepressive agents for depression”. The Cochrane Database of Systematic Reviews (2): CD006532. doi:10.1002/14651858.CD006532.pub2. PMC 4164382. PMID 19370639 .
- ^ Schaefer M, Sarkar R, Knop V, et al. (2012). “Escitalopram for the Prevention of Peginterferon-α2a–Associated Depression in Hepatitis C Virus–Infected Patients Without Previous Psychiatric Disease”. Annals of Internal Medicine 157 (2): 94. doi:10.7326/0003-4819-157-2-201207170-00006. PMID 22801672 .
- ^ 佐藤宏宣、平安良雄「Escitalopram臨床薬物動態試験―単回投与および反復投与試験(英国)」『臨床精神薬理』第14巻第5号、2011年5月。
参考文献
- Stephen M. Stahl. 精神薬理学エッセンシャルズ 神経科学的基本と応用 第3版. ISBN 978-4-89592-640-9