黄帝心仙人
こうていせんにん 黄帝心仙人 | |
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職業 | ダンスアーティスト、振付師、演出家 |
ジャンル | アニメーションダンス、ロボットダンス |
活動期間 | 2003年 - 現在 |
備考 | |
リライブシャツアンバサダー |
黄帝心仙人(こうていせんにん)は、日本のアーティスト、ダンサー、振付師、ダンス講師、ダンススクール主催者。UNIQLOの広告「ユニクロック (UNIQLOCK)」に参加しており(参加パートは自身で振付、出演を行っている)、ユニクロックは2008年カンヌ国際広告祭大賞グランプリをはじめ世界の広告賞23賞を受賞している。吉本興業にも所属している[1]。リライブシャツアンバサダー。
経歴
[編集]千葉県出身[1]。生年月日、身長体重、血液型等は非公開。常にサングラスを着用している[2]。
サッカー選手を目指す少年であったが、足首を粉砕骨折したことから、その夢を諦める。大学時代に勧誘にあいダンスサークルに参加したが、粉砕骨折の後遺症から脚を激しく動かすことができなかった。しかし、逆に脚を使わない上半身の各部分を単独で動かすトレーニングアイソレーションに活路を見出し、アイソレーションに特化して徹底的に鍛錬したことで、ロボットダンス、アニメーションダンスのオリジナルのスタイルを確立させていった。大学1年生の終わりにその当時一番好きだったプロダンサーと同じイベントに出演し、イベント終了後ビデオを見返すと、自分の方がうまいと勘違いし、次の日に大学をと退学。
2003年、ダンスチーム無名(ウーミン)の一員としてさまざまなダンスコンテストで優勝。2004年には日本最大のストリートダンスコンテストであるJAPAN DANCE DELIGHT vol.11に参加し、準優勝を果たした[3]。G'old(ジ・オールド)[脚注 1]に参加し2005年のJAPAN DANCE DELIGHT vol.12ではチームリーダーとして優勝を果たす。G'old解散後、同じメンバーだったキッキイと黄帝心仙人として無名の心(うーみんのこころ)を結成する。
無名の心は、日本テレビ系列局バラエティ番組『少年チャンプル』『スーパーチャンプル』に出演し知名度を高める。
2006年、無名の心のダンスを収めたDVDがヒューマンインターフェースシステムより発売される。
また、2006年にはUNIQLOのCM「UNIQLOCK」「UNIQLOCK MIXPLAY」に無名(ウーミン)のダンス映像が採用される。この「UNIQLOCK」は2008年にカンヌ国際広告祭グランプリ、東京インタラクティブアドアワード2008年グランプリ[4][脚注 2]など、世界の広告賞を23賞を受賞する。このCMを見たミッシー・エリオットからオファーを受け、無名(ウーミン)は「Ching-a-Ling」「Shake Your Pom Pom」のミュージック・ビデオにゲスト出演する。また、同時期に無名(ウーミン)はマーティン・ソルヴェイグからのオファーを受け、アルバム『セラヴィー』のミュージック・ビデオにゲスト出演している[5]。
2009年、無名の心を解散し、黄帝心仙人としてのソロ活動の比重が高まる。
2013年9月、自らが取締役会長となり株式会社タイムマシーンを東京都港区六本木に設立。アニメーションダンス、ロボットダンスを主体としたダンスチーム「タイムマシーン」としてのパフォーマンス、ダンスイベント開催、ダンスイベントへの参加、後進のためのダンススクール《黄帝心仙人アカデミー》などの事業を行う。
2014年10月末、自らがオーナーとなり、飲食店「エジプトカレー」を新宿に開店する[6]。
2014年11月19日に放映された『ナカイの窓』(日本テレビ系列)にゲスト出演した際には「アニメーションダンスのパイオニア」「人間離れした動きは超一級」と評されている[7]。
2015年2月には、ダンスチーム「タイムマシーン」が国際交流基金アジアセンターとパルコが主催する文化交流プロジェクト「ダンス・ダンス・アジア」に日本代表のストリートダンスチームの1つに招聘されマレーシアで公演、ワークショップを開催した[9]。同年4月、アジアズ・ゴット・タレントに出場した「タイムマシーン」が、アジアでは初めての「ゴールデンブザー」[脚注 3]を審査員の満場一致で獲得する[2][10]。
2015年5月、講談社より『究極軸 好きな「何か」を磨いて成功する9つの習慣』を刊行する[11]。
中丸三千繪(2019年、オペラ)、井脇幸江(2019年、バレエ)などアニメーションダンスと異分野のコラボステージを開催する。いずれも世界初の事例である[要出典]。
2022年には、世界初となるアンドロイドダンスボーカルグループ『A.I.A』の活動をダンスアーティストのJURIANAと共に始動[12]。
2022年6月、「究極のストレッチ革命」として「ISOLEX(アイソレクス)」を考案、発表する[要出典]。
2022年10月にリライブシャツアンバサダーに就任[13]。
出演・振付
[編集]- ももいろクリスマス2014さいたまスーパーアリーナ大会〜Shining Snow Story〜 - 出演、ダンスプロデュース[14][2]
- Hey! Say! JUMP「ウィークエンダー」 - 振付[2]
- ダンス・ダンス・アジア2018年東京公演「宇宙 -Space-」 - 振付・演出。脚本を鈴木おさむが担当[15][16]
他、多数。
著作
[編集]- 『究極軸 好きな「何か」を磨いて成功する9つの習慣』 (講談社、2015年5月、ISBN 978-4062194556)
脚注
[編集]- ^ 無名(ウーミン)、フォーマーアクション、ブラックドッグスのメンバーからなるユニット。
- ^ アド部門・その他のインタラクティブ広告、サイト部門・キャンペーンサイト、インテグレーテッドキャンペーン部門でも金賞を受賞。
- ^ 他の審査を通り越してセミ・ ファイナルに出場する権利を獲得できるシステム。
出典
[編集]- ^ a b “アーティストプロフィール 黄帝心仙人”. 吉本興業. 2015年8月26日閲覧。
- ^ “JAPAN DANCE DELIGHT VOL.11 FINAL REPORT”. 2015年8月27日閲覧。
- ^ “第6回 東京インタラクティブ・アド・アワード 受賞作品発表”. 2015年8月26日閲覧。
- ^ “Martin Solveig - C'est La Vie (The Making-Of) - Facebook”. 2015年8月27日閲覧。
- ^ “めっちゃうまそう! 新宿にオープンした「エジプトカレー」がヤバイ”. 2015年9月1日閲覧。
- ^ “ナカイの窓 放送内容”. 日本テレビ. 2015年8月27日閲覧。
- ^ “黄帝心仙人、孫正義氏からオファー 人型ロボ・Pepperの開発に参加”. オリコン (2015年6月15日). 2015年8月26日閲覧。
- ^ “世界へ飛躍、日本流ストリートダンス 国際交流基金、アジア公演を支援” (2015年2月22日). 2015年8月27日閲覧。
- ^ “世界的な「あの」番組で大奮闘する日本人たち! でも日本人は絶対的不利な理由とは?”. しらべぇ (2015年4月24日). 2015年9月1日閲覧。
- ^ “ももクロ、Hey! Say! JUMP…超大物とコラボするダンサーが、仕事で成功する術を語る異色のビジネス書” (2015年6月4日). 2015年8月27日閲覧。
- ^ “『2021 アンバサダー』に剛力彩芽さん就任決定!=『エバンジェリスト』にダンスボーカルユニット A.I.A の JURIANA さん=”. アソモビ 2021. 株式会社メンターテイナー (2021年9月22日). 2022年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月26日閲覧。
- ^ この度、A.I.A(黄帝心仙人&JURIANA)がリライブシャツのアンバサダーに就任いたしました。
- ^ “ももクロ、聖夜の一部始終を収めた「ももクリ2014」DVD/BDの全貌”. ナタリー (2015年5月23日). 2015年9月1日閲覧。
- ^ yokano (2018年3月22日). “シアター作品としてのストリートダンス――DDA開幕直前レポート”. チケットぴあ. 2018年4月12日閲覧。
- ^ “AlaventaのMiyuが出演。鈴木おさむと黄帝心仙人が語る、作品を通して感じてほしいこととは?”. ニュースウォーカー (2018年3月15日). 2018年4月12日閲覧。
関連項目
[編集]- リライブウェア - 公式アンバサダー
外部リンク
[編集]- 黄帝心仙人(Timemachine) (@kouteisennin) - X(旧Twitter)
- 黄帝心仙人オフィシャルブログ「究極軸」 - Ameba Blog
- 株式会社タイムマシーン
- Time Machine タイムマシーン (timemachine1002) - Facebook
- 黄帝心仙人アカデミー