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鈴木大介 (ルポライター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木 大介(すずき だいすけ、1973年 - )は、日本のルポライター東京都生まれ、千葉県佐倉市育ち[1][2]

来歴

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会社員と塾経営者の家庭に生まれる[3]東邦大学付属東邦中学校・高等学校から日本ジャーナリスト専門学校卒業[1]。実家を出て編集プロダクションに勤務し、27歳で独立[4]

「犯罪する側の論理」「犯罪現場の貧困問題」をテーマに、裏社会・触法少年少女らの生きる現場を中心とした取材活動を続ける[5]。『家のない少年たち』は週刊モーニング連載の漫画『ギャングース』(肥谷圭介画)の原案となった。2015年、『最貧困女子』で第14回新潮ドキュメント賞候補。同年、脳梗塞で倒れる。その顛末を記した闘病記『脳が壊れた』を出版した。

著書

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  • 『家のない少女たち 10代家出少女18人の壮絶な性と生』宝島社 2008 のち文庫
  • 『出会い系のシングルマザーたち 欲望と貧困のはざまで』朝日新聞出版 2010
    • 文庫版改題『最貧困シングルマザー』2015
  • 『家のない少年たち 親に望まれなかった少年の容赦なきサバイバル』太田出版 2011
  • 『援デリの少女たち』宝島社 2012
  • 『フツーじゃない彼女。』編・著 宝島社 2012
  • 『振り込め犯罪結社 200億円詐欺市場に生きる人々』宝島社 2013
    • 文庫版改題『奪取:「振り込め詐欺」10年史』2015
  • 『最貧困女子』幻冬舎新書 2014
  • 『老人喰い 高齢者を狙う詐欺の正体』ちくま新書 2015 
  • 『脳が壊れた』新潮新書 2016
  • 『貧困とセックス』(中村淳彦との共著)イースト新書 2016
  • 『されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間』講談社 2018
  • 『脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出』新潮新書 2018
  • 『貧困を救えない国 日本 』(阿部彩との共著)PHP新書 2018
  • 『里奈の物語』文藝春秋 2019
  • 『「脳コワさん」支援ガイド』医学書院 2020
  • 『不自由な脳 高次脳機能障害当事者に必要な支援』金剛出版 2020
  • 『発達系女子とモラハラ男 傷つけ合うふたりの処方箋』晶文社 2021
  • 『壊れた脳と生きる』(鈴木匡子との共著)ちくまプリマー新書 2021
  • 『ネット右翼になった父』講談社〈講談社現代新書〉、2023年1月。ISBN 978-4-06-530889-9 

小説

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脚注

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  1. ^ a b 脳梗塞で倒れた夫が、発達障害の妻の布ナプキンを洗って得た気づき【文筆家・鈴木大介さんインタビュー】”. LEE. 集英社 (2021年9月25日). 2022年5月6日閲覧。
  2. ^ ルポライター 鈴木大介 現代ビジネス
  3. ^ 『脳が壊れた』p.212
  4. ^ 『脳が壊れた』p.161
  5. ^ 『最貧困女子』著者紹介

外部リンク

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