西岐波

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西岐波
にしきわ
日章旗 日本
地方 中国地方
都道府県 山口県
自治体 宇部市
旧自治体 吉敷郡西岐波村
隣接地区 本庁地区、東岐波地区
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西岐波
西岐波の位置(山口県内)
西岐波
西岐波
西岐波の位置
北緯33度57分9.06秒 東経131度18分19.71秒 / 北緯33.9525167度 東経131.3054750度 / 33.9525167; 131.3054750
日本
都道府県 山口県
市町村 宇部市
地区 西岐波地区
人口
2013年(平成25年)10月1日現在)[1]
 • 合計 13,779人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
755-0151
市外局番 0836(宇部MA)
ナンバープレート 山口
※座標はJR床波駅付近
1974年(昭和19年)の西岐波地区上空画像 - 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

西岐波(にしきわ)とは、山口県宇部市の西岐波地区(旧・西岐波村)を指す地域名称、および同地域にある大字。

本項では、町名としての大字西岐波および宇部市支所設置条例で示された宇部市西岐波市民センターの所管する区域(あすとぴあ床波今村北今村南、大字西岐波、亀浦一丁目から亀浦四丁目までの一部[2])について扱う。

地理[編集]

宇部市の中心部から東へ約5km、宇部市の東部に位置する。南東は周防灘瀬戸内海)に面し、東は東岐波地区、西は本庁地区と接する。

旧西岐波村の中心集落である床波駅周辺地区を中心に市街地が広がり、床波駅周辺には商店街が形成されている。近年では、国道190号床波バイパス山口県道219号西岐波吉見線の沿線にスーパーマーケット等のロードサイド店舗が多く立地しており、地域の商業的拠点は床波駅周辺から幹線道路沿線へと移行しつつある。

かつては自治体名(西岐波村)として存在したが、1943年(昭和18年)に宇部市に編入合併され[3]、現在は大字として地名が残っている。一般に「西岐波」と呼称されるのは、旧西岐波村に該当する大字西岐波・あすとぴあ・今村北・今村南・床波・亀浦の一部を含む地区である。

地域内には宇部興産中央病院、セントヒル病院、宇部リハビリテーション病院等の病院や診療所が多数立地しており、宇部市の医療における一拠点となっている。北部の丘陵地には、宇部フェニックステクノポリス構想に基づき宇部新都市(あすとぴあ)や宇部臨空頭脳パーク等の産業団地・工業団地が造成され、科学技術産業の蓄積が図られている。

地域内を江頭川、沢波川、浜田川が流れ、海岸でに注いでいる。沢波川の河口には床波漁港がある。

床波漁港西側の沖合に、かつて「長生炭鉱」と呼ばれる炭鉱があったが、出水事故で死傷者が発生したことから閉山となっている。現在でも「ピーヤー」と呼ばれるコンクリート製円形型の排気口が残されており、海岸からその姿を見ることが出来る。

歴史[編集]

交通[編集]

床波駅

地域内の道路は東西に国道190号、南北に山口県道219号西岐波吉見線、広域幹線として山口宇部道路が通る。鉄道は南部に宇部線が通じ、地域内に床波駅常盤駅が設置されている。

道路[編集]

鉄道[編集]

バス[編集]

教育[編集]

小学校[編集]

中学校[編集]

  • 宇部市立川上中学校
  • 宇部市立西岐波中学校

主な施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 町丁別・自治会区別住民基本台帳人口 町丁別・自治会区別住民基本台帳人口(平成25年10月1日現在)(Excel:169KB)より、西岐波(自治会区)の合計。2013年12月15日閲覧。
  2. ^ 宇部市条例規程類集参照。
  3. ^ a b 宇部市|市域の移り変わり
  4. ^ a b c d 歴史(宇部市立西岐波小学校ホームページ)
  5. ^ 山口県の道路・2011(資料編) 有料道路 (PDF)

外部リンク[編集]