茅野正昌

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かやの まさよし
茅野 正昌
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 福岡県福岡市
生年月日 (1967-04-17) 1967年4月17日(57歳)
血液型 A型
最終学歴 早稲田大学卒業
勤務局 RKB毎日放送
部署 報道制作センターアナウンス部
活動期間 1991年 -
担当番組・活動

茅野 正昌(かやの まさよし、1967年4月17日 - )は、RKB毎日放送アナウンサーで、RKBアナウンススクールの講師[1]2014年には、JNNJRNの加盟局から優秀なアナウンサーを毎年表彰するアノンシスト賞で、「グランダ・プレミオ」(最優秀賞)に選ばれた[2]

略歴[編集]

福岡県福岡市出身。福岡県立修猷館高等学校から水城学園を経て早稲田大学へ進学。大学卒業後の1991年に、アナウンサーとしてRKBへ入社した。同期入社のアナウンサーは、気象予報士でもある龍山康朗

入社後は、野球柔道マラソンなどのスポーツ中継で実況を担当。全国向けの放送でも実況を任されている一方で、大の鉄道好きでもあることから、ラジオでは『旅ラジ 出発進行!』(自身の企画による鉄道情報番組)のパーソナリティを務めている。

その一方で、アナウンス部の管理職(専門部長)として、自身を含むスポーツアナウンサーのデスク(管理)業務にも携わっていた。2021年6月の人事異動で部長職を櫻井浩二が引き継いでからも、アナウンサーとしての活動を継続。

スポーツ実況での主な実績[編集]

アノンシスト賞では、グランダ・プレミオを受賞した第39回(2013年度)に加えて、第46回(2020年度)でも「ラジオ・スポーツ実況部門」で最優秀賞に選出。第25回(1999年度)では「実況・フリートーク部門」、第28回(2002年度)・第29回(2003年度)・第31回(2005年度)では「スポーツ実況部門」(いずれも現存せず)、第32回(2006年度)・第38回(2012年度)では「テレビ・スポーツ実況部門」で優秀賞を受賞した。なお、スポーツ実況以外の活動でも、第21回(1995年度)に「テレビ 読み・ナレーション部門」、第28回(2002年度)に「テレビ・フリートーク部門」で優秀賞を獲得している。

1999年に、福岡ダイエーホークス(後の福岡ソフトバンクホークス)がパシフィック・リーグ初優勝を決めた試合の中継を実況。リーグ優勝が確定した時には、記者席で思わず感泣したという。

2014年10月30日に、日本シリーズ第5戦・ソフトバンク対阪神タイガースのラジオ中継[3]で実況を担当。ソフトバンクの3年振りシリーズ制覇の瞬間を伝えた。以降も2020年まで、RKBが制作する日本シリーズ中継で、ソフトバンクによるシリーズ制覇の瞬間を5回にわたって実況している。このような実績を背景に、2021年2月には『MBSベースボールパーク プレミアムチャンネル土曜日第2部「バズヒロ政輝のエースで4番への道」』(RKBと同じJRN加盟局の 毎日放送[4]YouTubeの連動番組)へ出演。放送の時点でプロ野球実況歴1年半の「バズヒロ政輝」(毎日放送アナウンサーの三ツ廣政輝)を相手に、実況の極意やエピソードを紹介していた。

担当番組[編集]

テレビ[編集]

その他、各種スポーツ中継

ラジオ[編集]

過去の担当番組[編集]

脚注[編集]

  1. ^ RKBアナウンススクール”. RKBアナウンススクール. 2014年7月24日閲覧。
  2. ^ 第39回アノンシスト賞を受賞”. RKB毎日放送. 2014年7月24日閲覧。
  3. ^ TBSラジオSBSラジオCBCラジオにもネット
  4. ^ 放送後の2021年4月1日から、毎日放送のラジオ放送事業は株式会社MBSラジオへ移管。毎日放送時代から、ラジオでは競合局の朝日放送ラジオ(ABC)と共に、JRNとNRNに加盟している。放送対象地域の関西地方に本拠地のあるオリックス・バファローズの主催試合や、京セラドーム大阪を使用する場合のソフトバンク主催試合の中継を両局が裏送り方式で制作する場合には、裏送り先に当たるRKBとKBCラジオ(NRNにのみ加盟する九州朝日放送)との間で曜日や時間帯に応じてネットワークを組み変えている。