「板東久美子」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
26行目: 26行目:
== 人物 ==
== 人物 ==
* 2012年(平成24年)11月1日に[[大学設置・学校法人審議会]]が新設大学の認可を[[文部科学省]]に答申したが、翌2日に[[田中眞紀子]][[文部科学大臣]]が[[秋田公立美術大学]]ほか2大学を不認可とすることを公表したときの高等教育局長<ref>[http://web.archive.org/web/20121103075208/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121103-OYT1T00216.htm 田中文科相考え直して…編入希望絶たれた短大生] - 2012年11月3日14時38分 讀賣新聞(YOMIURI ONLINE)。</ref>。[[世論]]・[[マスコミ]]の反発が大きく、田中は6日後の同月8日に撤回したため、板東が認可状を手渡した<ref>[http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/121110-4.html 文科省、秋田・愛知の2大に認可書] - [[世界日報 (日本)|世界日報]] 2012年(平成24年)11月10日</ref>。田中は[[マスコミ]]の取材に対し、就任間もない大臣(前月10月1日就任)が大学の認可・不認可という重要事項を自分の一存で決められるものではなく、事務方の意向に沿っただけであるとしている<ref>当時の官房長[[前川喜平]]は、「今は認可しない」ということと「不認可」とは異なるとして、田中の言葉が不適切だったと指摘する一方、官僚側と田中との間に意思疎通上の齟齬があったとした。; [http://web.archive.org/web/20121106070631/http://www.asahi.com/national/update/1106/TKY201211060214.html 3大学不認可、事実上撤回 田中文科相「新基準で審査」] - 朝日新聞デジタル(2012年11月6日13時23分)''アーカイブ''。</ref>。
* 2012年(平成24年)11月1日に[[大学設置・学校法人審議会]]が新設大学の認可を[[文部科学省]]に答申したが、翌2日に[[田中眞紀子]][[文部科学大臣]]が[[秋田公立美術大学]]ほか2大学を不認可とすることを公表したときの高等教育局長<ref>[http://web.archive.org/web/20121103075208/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121103-OYT1T00216.htm 田中文科相考え直して…編入希望絶たれた短大生] - 2012年11月3日14時38分 讀賣新聞(YOMIURI ONLINE)。</ref>。[[世論]]・[[マスコミ]]の反発が大きく、田中は6日後の同月8日に撤回したため、板東が認可状を手渡した<ref>[http://www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/121110-4.html 文科省、秋田・愛知の2大に認可書] - [[世界日報 (日本)|世界日報]] 2012年(平成24年)11月10日</ref>。田中は[[マスコミ]]の取材に対し、就任間もない大臣(前月10月1日就任)が大学の認可・不認可という重要事項を自分の一存で決められるものではなく、事務方の意向に沿っただけであるとしている<ref>当時の官房長[[前川喜平]]は、「今は認可しない」ということと「不認可」とは異なるとして、田中の言葉が不適切だったと指摘する一方、官僚側と田中との間に意思疎通上の齟齬があったとした。; [http://web.archive.org/web/20121106070631/http://www.asahi.com/national/update/1106/TKY201211060214.html 3大学不認可、事実上撤回 田中文科相「新基準で審査」] - 朝日新聞デジタル(2012年11月6日13時23分)''アーカイブ''。</ref>。

*[[小泉純一郎内閣]]の下で推し進められた[[司法制度改革]]で、同僚の[[合田隆史]]や、法務省の[[黒川弘務]]などとともに司法制度改革の実務を担った<ref>[http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sihou/kentoukai/yousei/dai5/5gijiroku.html 法曹養成検討会(第5回)議事録] - 首相官邸。</ref>。同改革の一貫として誕生した[[日本司法支援センター]](法テラス)の理事に2017年10月に就任、同団体初の[[法曹資格]]を持たない理事長として2018年4月に第5代理事長に昇格した<ref>[https://www.houterasu.or.jp/houterasu_gaiyou/rijichou_aisatsu.html 日本司法支援センター ホームページ]</ref>。

*霞ヶ関では、[[網タイツ]]の[[稲田朋美]]、色タイツの板東久美子と呼ばれている。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2019年11月4日 (月) 12:47時点における版

板東 久美子(ばんどう くみこ、1954年4月25日[1] - )は、日本の元文部文科官僚文部科学審議官消費者庁長官を歴任。公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの理事も務める[2]岡山県岡山市生まれ[3](出身が徳島県となっているプロフィールもある[4])。文部科学事務次官山中伸一は入省同期。夫は元経産省官僚で、現日本貿易保険理事長の板東一彦

略歴

人物

脚注

  1. ^ 県政だより「あきた新時代」'98年度1号
  2. ^ セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン役員構成/組織図
  3. ^ UHHA:エグゼクティブ・コミッティとは UHHA(University Hub Haneda Airport)
  4. ^ 大学改革シンポジウム 成長戦略におけるグローバル人材の育成 講演者紹介 日本経済新聞電子版
  5. ^ 同窓会会報 朝日(岡山朝日高校) - asahikou.sakura。
  6. ^ 消費者庁長官に板東久美子氏 - 佐賀新聞(2014年7月18日)。
  7. ^ 河野内閣府特命担当大臣閣議後記者会見要旨 平成28年8月2日 - 内閣府
  8. ^ 田中文科相考え直して…編入希望絶たれた短大生 - 2012年11月3日14時38分 讀賣新聞(YOMIURI ONLINE)。
  9. ^ 文科省、秋田・愛知の2大に認可書 - 世界日報 2012年(平成24年)11月10日
  10. ^ 当時の官房長前川喜平は、「今は認可しない」ということと「不認可」とは異なるとして、田中の言葉が不適切だったと指摘する一方、官僚側と田中との間に意思疎通上の齟齬があったとした。; 3大学不認可、事実上撤回 田中文科相「新基準で審査」 - 朝日新聞デジタル(2012年11月6日13時23分)アーカイブ
  11. ^ 法曹養成検討会(第5回)議事録 - 首相官邸。
  12. ^ 日本司法支援センター ホームページ
官職
先代
清水潔
日本の旗 文部科学省生涯学習政策局
2009年 - 2012年
次代
合田隆史
先代
磯田文雄
日本の旗 文部科学省高等教育局
2012年 - 2013年
次代
布村幸彦
先代
阿南久
日本の旗 消費者庁長官
2014年 - 2016年
次代
岡村和美
その他の役職
先代
宮崎誠
日本司法支援センター理事長
2018年 -
次代
(現職)