「京都市教育委員会」の版間の差分

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* 前京都市長(〜2008年)の[[桝本賴兼]](ますもとよりかね)が長く勤務し、教育次長や教育長を歴任した。2008年に就任した現京都市長の[[門川大作]]も教育次長や教育長を歴任しており、京都市では2代続けて教育委員会出身の市長が続いた。
* 前京都市長(〜2008年)の[[桝本賴兼]](ますもとよりかね)が長く勤務し、教育次長や教育長を歴任した。2008年に就任した現京都市長の[[門川大作]]も教育次長や教育長を歴任しており、京都市では2代続けて教育委員会出身の市長が続いた。
* 同市教委には、指導力の優れた教師に対し、『[[スーパーティーチャー]]』に認定する制度があるが、報道によると、1987年から[[体罰]]を繰り返して[[停職]][[懲戒処分|処分]]を受けるなどしている男性教諭を、『スーパーティーチャー』の1人に認定していることが発覚した[http://www.asahi.com/national/update/0915/OSK200709150079.html]。事実上体罰を容認するとも受け取られており、物議を醸している。
* 同市教委には、指導力の優れた教師に対し、『[[スーパーティーチャー]]』に認定する制度があるが、報道によると、1987年から[[体罰]]を繰り返して[[停職]][[懲戒処分|処分]]を受けるなどしている男性教諭を、『スーパーティーチャー』の1人に認定していることが発覚した[http://www.asahi.com/national/update/0915/OSK200709150079.html]。事実上体罰を容認するとも受け取られており、物議を醸している。
* [[2007年]]には、同市教委の幹部職員8人が、深夜帰宅用に支給されている[[タクシー]]チケットを、[[終電|終電車]]前に利用したり、[[祇園]]や[[先斗町]]などの繁華街からの乗車であるにもかかわらず「[[市役所]]から乗車」と記載するなど、不正利用を繰り返していたことが発覚しており、[[2008年]][[10月]]に、同市[[監査委員]]が、[[門川大作]][[市町村長|市長]]に対し、49万7,660円分の返を求めている。
* [[2007年]]には、同市教委の幹部職員8人が、深夜帰宅用に支給されている[[タクシー]]チケットを、[[終電|終電車]]前に利用したり、[[祇園]]や[[先斗町]]などの繁華街からの乗車であるにもかかわらず「[[市役所]]から乗車」と記載するなど、不正利用を繰り返していたことが発覚しており、[[2008年]][[10月]]に、同市[[監査委員]]が、[[門川大作]][[市町村長|市長]]に対し、49万7,660円分の返を求めている。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2019年3月17日 (日) 11:53時点における版

京都市行政機関
京都市教育委員会
役職
教育長 在田正秀
委員
概要
所在地 京都府京都市中京区烏丸通三条下ル饅頭屋町595-3(大同生命京都ビル)
年間予算 1095億円(2018年度)
ウェブサイト
京都市教育委員会ホームページ
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京都市教育委員会(きょうとしきょういくいいんかい)は、京都府京都市中京区烏丸通三条下ル饅頭屋町595-3に拠点を置く、京都市の組織。京都市内の教育に関連した調査などを行う行政委員会である。

概要

事務局組織は総務部、指導部、体育健康教育室、生涯学習部に分かれているほか、総合教育センター、京都まなびの街生き方探求館、教育相談総合センター(こども相談センターパトナ)、生涯学習総合センター、図書館学校歴史博物館青少年科学センター、野外活動施設花背山の家、野外教育センター奥志摩みさきの家があり、それぞれの部門は業務によって課などに分けられている。教育委員会会議の開催のほか、いじめへの対策として意識調査を実施、さらに学校の合併や新設などを行っている。

なお、教育委員会は文化財行政(文化財保護行政)を担当するのが通例であるが、京都市教育委員会は(札幌市教育委員会と並んで)文化財行政を所管しない珍しい例である。これは、大多数の地域では文化財行政は教育委員会が所管する生涯学習の一環として位置づけられているのに対して、京都市では文化財行政は観光行政と不可離なものと位置づけられているからである。したがって、京都市では文化財行政は市長部局の文化市民局(文化芸術都市推進室文化財保護課)が所管している。また、同様の理由により、京都市美術館も教育委員会ではなく文化市民局の管掌下にある。276の学校と幼稚園、4分校を管轄する。

教育長及び委員 [1]

その他

  • 前京都市長(〜2008年)の桝本賴兼(ますもとよりかね)が長く勤務し、教育次長や教育長を歴任した。2008年に就任した現京都市長の門川大作も教育次長や教育長を歴任しており、京都市では2代続けて教育委員会出身の市長が続いた。
  • 同市教委には、指導力の優れた教師に対し、『スーパーティーチャー』に認定する制度があるが、報道によると、1987年から体罰を繰り返して停職処分を受けるなどしている男性教諭を、『スーパーティーチャー』の1人に認定していることが発覚した[2]。事実上体罰を容認するとも受け取られており、物議を醸している。
  • 2007年には、同市教委の幹部職員8人が、深夜帰宅用に支給されているタクシーチケットを、終電車前に利用したり、祇園先斗町などの繁華街からの乗車であるにもかかわらず「市役所から乗車」と記載するなど、不正利用を繰り返していたことが発覚しており、2008年10月に、同市監査委員が、門川大作市長に対し、49万7,660円分の返金を求めている。

関連項目

参考・外部リンク