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2014年までは、寝台特急「[[トワイライトエクスプレス]]」([[大阪駅|大阪]]~[[札幌駅|札幌]])の札幌発大阪行き上り列車が日本最長の所要時間・移動距離となる1,508.5kmを約22時間50分かけて運転されていたが。2015年3月12日をもって廃止されたため。現在の所要時間・移動距離は、「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」と「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」が最長である。 |
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2015年3月現在、日本最長の所要時間・移動距離を有する列車は。 |
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臨時列車も含めた全列車の中で所要時間・移動距離の最長は1,214.7kmを約19時間で運転される「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」と「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」がもっとも長く。定期運転される列車の最長は[[新幹線]]の、[[東京駅|東京]]~[[博多駅|博多]]間を走る「[[のぞみ (列車)|のぞみ]]」号の1,174.9kmが最長である。[[在来線]]は、かつては特急「[[白鳥 (列車)|白鳥]]」(大阪~[[青森駅|青森]])や寝台特急「[[富士 (列車)|富士]]」(東京~[[鹿児島中央駅|西鹿児島]]([[日豊本線]]経由)、後年は[[南宮崎駅|南宮崎]]・[[大分駅|大分]]止まり)など、運転距離1,000キロを越える列車が存在していた。しかし、[[新幹線]]の延伸開業、[[航空機]]や[[夜行バス]]との競合による[[夜行列車]]の需要減などにより、ほとんどが廃止された。[[夜行列車]]の場合、有効時間とされる時間が深夜帯となることから、その性格上、長距離を走るものが多い。過去には、運転区間が短距離のため発着時間が不便になってしまい廃止となった夜行列車もあった。かつては、長距離の普通・快速列車にも寝台車が連結されるものがあったが、[[1985年]]までに全廃された。 |
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===普通列車=== |
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2015年3月28日 (土) 05:54時点における版
長距離列車(ちょうきょりれっしゃ)とは明確な定義はないものの、一般には、長距離を運行する列車のことをいう。
世界の長距離列車
最長距離列車の記録は、シベリア鉄道が有している。その代表列車である「ロシア号」に併結されて月2回運行されるモスクワ~平壌間の直通客車(距離10,175km、210時間20分)が、世界一の長距離列車とされる。
世界の運行距離の長い列車ベスト10
- 1. モスクワ~ウラジオストク(ロシア号)、ロシア鉄道、9,259km、178時間
- 2. モスクワ~ハルビン~北京(ボストーク号)、ロシア鉄道・中華人民共和国鉄道部、8,984km、144時間
- 3. モスクワ~ウランバートル~北京(K3/4次列車)、ロシア鉄道・ウランバートル鉄道・中華人民共和国鉄道部、7,826km、131時間
- 4. 広州~ラサ、中華人民共和国鉄道部、4,980km、54時間30分
- 5. 広州~ウルムチ 、中華人民共和国鉄道部、4,684km、54時間13分
- 6. トロント~ バンクーバー(カナディアン号)、VIA鉄道、4,466km、86時間
- 7. ハルビン~海口 、中華人民共和国鉄道部、4,458km、65時間42分
- 8. 上海~ラサ、中華人民共和国鉄道部、4,373km、49時間
- 9. シドニー~パース(インディアンパシフィック)、、グレートサザンレールウェイ、4,352km、65時間
- 10. ディブルーガル~カンニヤークマリ、インド鉄道、4,273km、82時間30分
日本の長距離列車
2014年までは、寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪~札幌)の札幌発大阪行き上り列車が日本最長の所要時間・移動距離となる1,508.5kmを約22時間50分かけて運転されていたが。2015年3月12日をもって廃止されたため。現在の所要時間・移動距離は、「北斗星」と「カシオペア」が最長である。
2015年3月現在、日本最長の所要時間・移動距離を有する列車は。
新幹線・優等列車
臨時列車も含めた全列車の中で所要時間・移動距離の最長は1,214.7kmを約19時間で運転される「北斗星」と「カシオペア」がもっとも長く。定期運転される列車の最長は新幹線の、東京~博多間を走る「のぞみ」号の1,174.9kmが最長である。在来線は、かつては特急「白鳥」(大阪~青森)や寝台特急「富士」(東京~西鹿児島(日豊本線経由)、後年は南宮崎・大分止まり)など、運転距離1,000キロを越える列車が存在していた。しかし、新幹線の延伸開業、航空機や夜行バスとの競合による夜行列車の需要減などにより、ほとんどが廃止された。夜行列車の場合、有効時間とされる時間が深夜帯となることから、その性格上、長距離を走るものが多い。過去には、運転区間が短距離のため発着時間が不便になってしまい廃止となった夜行列車もあった。かつては、長距離の普通・快速列車にも寝台車が連結されるものがあったが、1985年までに全廃された。
普通列車
単一列車番号で運転される、日本最長の定期普通列車は、山陽本線岡山発新山口行き371M(315.8km)であり、所要時間は5時間45分。
所要時間が最長となる普通列車は、根室本線の滝川発釧路行きの2429Dである。走行距離308.4kmで、所要時間8時間27分である。JR北海道釧路支社ではこれを記念して、復刻塗装を施した車両を用いたり、2429Dの終着駅である釧路駅では滝川駅から乗車した客に乗車証明書を配布している[1]。
かつては長距離列車は、旅客列車では優等列車・新幹線などが主体となるが、1986年11月1日国鉄ダイヤ改正までは、荷物列車・郵便列車が存在した関係で、長距離の普通・快速列車も多く設定されていた。
山陰本線や函館本線等の路線は需要が小さく、荷物列車・郵便列車と旅客列車とが併結されていた。また、新幹線が未開通で特急・急行など優等列車の運転本数も少なく、長距離移動に普通列車を利用する客も多かった1960年代以前は、長距離を運転する普通客車列車にも、一等車(1960年までは二等車、現在のグリーン車)が連結されていた。
参考文献
- イカロス出版『J-train』Vol.52 特集:長距離鈍行
脚注
- ^ 「懐かしの列車が帰ってきた!キハ40 朱色塗装 運転 」- JR北海道釧路支社