「お茶の水女子大学附属小学校」の版間の差分
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|ふりがな=おちゃのみずじょしだいがくふぞくしょうがっこう |
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|英称=Ochanomizu University Elementary School |
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|過去校名=東京女子師範学校附属小学校<br>女子高等師範学校附属小学校<br>東京女子高等師範学校附属国民学校 |
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|校訓=教育目標:自主協同<br><small>・自分で考えて正しく判断し、進んで行動する子を育成する。<br> ・自然と人間を大事にし、情操の豊かな子を育成する。<br> ・健康で、気力体力が充実し、意志の強い子を育成する。</small> |
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== 概観 == |
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一般的な通称は「お茶女」または「お茶の水」だが、在校生や卒業生・学校関係者などは「お茶小」と呼んでいる。これは、ほかの附属校(附属[[幼稚園]]、附属[[中学校]]、附属[[高等学校]]、[[大学]])と区別するためである。小学校受験では学費も低額で人気があるが、女子と異なり男子は高等学校での受け入れがない。 |
一般的な通称は「お茶女」または「お茶の水」だが、在校生や卒業生・学校関係者などは「お茶小」と呼んでいる。これは、ほかの附属校(附属[[幼稚園]]、附属[[中学校]]、附属[[高等学校]]、[[大学]])と区別するためである。小学校受験では学費も低額で、付近にある[[筑波大学附属小学校]]と並んで人気があるが、女子と異なり男子は高等学校での受け入れがない。 |
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このため9年後にまた別の学校を選ぶことになり男子園児には不利であるが、自由な校風と本質を学ぶ授業が行われ、有名中学に進学する男子児童も多く、お茶の水女子大 |
このため9年後にまた別の学校を選ぶことになり男子園児には不利であるが、自由な校風と本質を学ぶ授業が行われ、有名中学に進学する男子児童も多く、お茶の水女子大附属中学に進む男子児童も女子と共に高校受験に向け勉学に励んでいる。 |
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現在の一般募集人数は毎年50名(男25・女25)であるが、志願者数が募集人数の60倍近くに上る。このため入学試験ではまず第一次検定として[[抽選]]が行われ、約3000名の応募者のうち男女合わせて約150名程度が第二次検定(行動観察・実技・面接等)を受けられる。第二次検定合格者男女約50名ずつでさらに第三次検定の抽選を行い、男女各25名・合計50名が合格となる。 |
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立地環境は、幼稚園から大学まで都心の豊かな自然に包まれた同じキャンパスに存在し、女子大という柔らかな環境の中で勉学に励むことができる。 |
立地環境は、幼稚園から大学まで都心の豊かな自然に包まれた同じキャンパスに存在し、女子大という柔らかな環境の中で勉学に励むことができる。 |
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== 沿革 == |
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*[[1877年]][[2月1日]]:[[師範学校|東京女子師範学校]]の附属小学校として創立。 |
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*[[1890年]]:女子高等師範学校附属小学校となる。 |
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*[[1908年]]:東京女子高等師範学校附属小学校となる。 |
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== 学生生活 == |
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*教科書を執筆する教員も多い。 |
*教科書を執筆する教員も多い。 |
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*入学式、卒業式は同キャンパス内のお茶の水女子大学講堂で行われる。 |
*入学式、卒業式は同キャンパス内のお茶の水女子大学講堂で行われる。 |
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*[[東京地下鉄丸ノ内線]][[茗荷谷駅]]徒歩7分 |
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*[[東京地下鉄有楽町線]][[護国寺駅]]徒歩8分 |
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== 関連校 == |
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*[[お茶の水女子大学]] |
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** [[お茶の水女子大学附属幼稚園]] - [[1877年]](明治9年)に設立された[[日本初の一覧|日本初]]の[[幼稚園]]である。 |
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** [[お茶の水女子大学附属中学校]] - 戦後、東京女子高等師範学校附属高等女学校が新制中学校と高校に分かれてできた中学校。共学。 |
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** [[お茶の水女子大学附属高等学校]] - [[1883年]](明治15年)創立。東京女子高等師範学校附属高等女学校だった時代から「お茶の水」の通称で全国に知られた名門女子高。生徒数は少ないが、今でも東大への進学率は全国の女子高の中でトップクラスである。 |
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尚、かつては附属幼稚園~高校まで内部進学で上がり、その上でさらにお茶の水女子大学を卒業した者を'''「お茶漬け」'''と呼んだ時期があったが、現在は用語自体が廃れておりあまり使われない。 |
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== 外部リンク == |
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*[http://www.fs.ocha.ac.jp/ お茶の水女子大学附属小学校] |
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2009年7月19日 (日) 04:25時点における版
お茶の水女子大学附属小学校 | |
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過去の名称 |
東京女子師範学校附属小学校 女子高等師範学校附属小学校 東京女子高等師範学校附属国民学校 |
国公私立の別 | 国立学校 |
学校種別 | 小学校 |
設置者 | 国立大学法人お茶の水女子大学 |
校訓 |
教育目標:自主協同 ・自分で考えて正しく判断し、進んで行動する子を育成する。 ・自然と人間を大事にし、情操の豊かな子を育成する。 ・健康で、気力体力が充実し、意志の強い子を育成する。 |
設立年月日 | 1877年2月1日(翌年9月授業開始) |
創立記念日 | 2月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 二期制 |
所在地 | 〒112-8610 |
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外部リンク | 公式サイト |
お茶の水女子大学附属小学校(おちゃのみずじょしだいがくふぞくしょうがっこう、Ochanomizu University Elementary School)は、東京都文京区大塚にある国立(現在は国立大学法人)のお茶の水女子大学の附属小学校。男女共学。
概観
一般的な通称は「お茶女」または「お茶の水」だが、在校生や卒業生・学校関係者などは「お茶小」と呼んでいる。これは、ほかの附属校(附属幼稚園、附属中学校、附属高等学校、大学)と区別するためである。小学校受験では学費も低額で、付近にある筑波大学附属小学校と並んで人気があるが、女子と異なり男子は高等学校での受け入れがない。
このため9年後にまた別の学校を選ぶことになり男子園児には不利であるが、自由な校風と本質を学ぶ授業が行われ、有名中学に進学する男子児童も多く、お茶の水女子大附属中学に進む男子児童も女子と共に高校受験に向け勉学に励んでいる。
現在の一般募集人数は毎年50名(男25・女25)であるが、志願者数が募集人数の60倍近くに上る。このため入学試験ではまず第一次検定として抽選が行われ、約3000名の応募者のうち男女合わせて約150名程度が第二次検定(行動観察・実技・面接等)を受けられる。第二次検定合格者男女約50名ずつでさらに第三次検定の抽選を行い、男女各25名・合計50名が合格となる。
立地環境は、幼稚園から大学まで都心の豊かな自然に包まれた同じキャンパスに存在し、女子大という柔らかな環境の中で勉学に励むことができる。
沿革
- 1877年2月1日:東京女子師範学校の附属小学校として創立。
- 1890年:女子高等師範学校附属小学校となる。
- 1908年:東京女子高等師範学校附属小学校となる。
- 1952年:お茶の水女子大学文教育学部附属小学校となる。
- 1980年:お茶の水女子大学附属小学校となる。
学生生活
- 女子の制服は夏服は水色、冬服は紺色で多くの生徒が校内では上着を脱いだ校内着で過ごす。
- 男子の制服は白のシャツと紺の短パンで冬には上着を着用し学帽を着用する。
- 男女、夏服冬服ともに「お茶の水」バッジを着ける
- 日本で初めて「校歌」が歌われた小学校であり、遊具「ジャングルジム」も日本で最初に導入された小学校である
- 低学年と高学年の合同の授業も行われる。
- 教科書を執筆する教員も多い。
- 入学式、卒業式は同キャンパス内のお茶の水女子大学講堂で行われる。
不祥事
2007年、保健所から給食厨房が厚生労働省及び文部科学省ならびに東京都の衛生管理基準に満たなく、使用不適切と判断。学校側は年末より学校給食を停止している。
著名な出身者
アクセス
関連校
- お茶の水女子大学
- お茶の水女子大学附属幼稚園 - 1877年(明治9年)に設立された日本初の幼稚園である。
- お茶の水女子大学附属中学校 - 戦後、東京女子高等師範学校附属高等女学校が新制中学校と高校に分かれてできた中学校。共学。
- お茶の水女子大学附属高等学校 - 1883年(明治15年)創立。東京女子高等師範学校附属高等女学校だった時代から「お茶の水」の通称で全国に知られた名門女子高。生徒数は少ないが、今でも東大への進学率は全国の女子高の中でトップクラスである。
尚、かつては附属幼稚園~高校まで内部進学で上がり、その上でさらにお茶の水女子大学を卒業した者を「お茶漬け」と呼んだ時期があったが、現在は用語自体が廃れておりあまり使われない。