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木犀あこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木犀 あこ
(もくせい あこ)
ペンネーム 木犀 あこ
橘雨璃
誕生 (1983-08-06) 1983年8月6日(41歳)
徳島県
主な受賞歴 ジャンプ小説新人賞2014springキャラクター小説部門銀賞
第24回日本ホラー小説大賞優秀賞
デビュー作 『放課後の魔女』
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木犀 あこ(もくせい あこ、1983年8月6日 - )は、日本の小説家ホラー作家徳島県出身[1]

経歴・人物

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奈良女子大学文学部卒業[1]。2014年、橘雨璃名義で投稿した『魔女になりたかった』がジャンプ小説新人賞2014springキャラクター小説部門で銀賞を受賞し、同作を改題した『放課後の魔女』で作家デビュー[2]。2017年、投稿作「文字列の幽霊」で第24回日本ホラー小説大賞KADOKAWA)優秀賞を受賞。同作を改題改稿した『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』にて本格的に作家活動を開始した。

作品リスト

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単行本

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オリジナル作品
  • 『放課後の魔女』(橘雨璃 名義、ジャンプ ジェイ ブックス2014年12月)
  • 『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』(角川ホラー文庫2017年9月)
  • 『奇奇奇譚編集部 幽霊取材は命がけ』(角川ホラー文庫、2018年3月)
  • 『奇奇奇譚編集部 怪鳥の丘』(角川ホラー文庫、2018年9月)
  • 『美食亭グストーの特別料理』(角川ホラー文庫、2019年5月)
  • 『ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊』(講談社タイガ、2019年11月)
  • 『能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う』(マイナビ出版ファン文庫、2021年9月)
  • 『ゴースト・テーマパークの奇跡』(角川ホラー文庫、2022年2月)
  • 『世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿』(マイナビ出版ファン文庫、2023年4月)
ノベライズ作品

寄稿

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小説
  • 「静寂の書籍」 : 『蠱惑の本 異形コレクションL』(光文社文庫、2020年12月)収録
  • 「推しが死んだ」 : 『5分で読める胸キュンなラストの物語』(ジャンプ ジェイ ブックス、2021年4月)収録
  • 「玉虫色の壁紙」 : 『小説すばる』2022年3月号(集英社)掲載
  • 「二坪に満たない土」 : 『ギフト 異形コレクションLIII』(光文社文庫、2022年4月)収録
  • 「二等船室の客」 : 『小説すばる』2022年7月号(集英社)掲載
  • 「酷暑の夜に」 : 『小説すばる』2022年9月号(集英社)掲載
  • 「温室の死神」:『小説すばる』2022年12月号(集英社)掲載
  • 「幾何学館の一夜」:『小説すばる』2023年4月号(集英社)掲載
  • 「踊る十二人の子供たち」 : 『小説すばる』2023年7月号(集英社)掲載
  • 「車行李」 : 『小説すばる』2023年11月号(集英社)掲載
エッセイなど
  • 「ささやき」 : 『メフィスト』2018年 VOL.1 講談社 2018年4月5日発売 掲載
  • 「『個』を持つ部屋」 : 『幻想と怪奇1 ヴィクトリアン・ワンダーランド : 英國奇想博覧會』(新紀元社、2020年3月)掲載
  • 「書評 『アラバスターの手』」 : 『幻想と怪奇3 平井呈一と西洋怪談の愉しみ』(新紀元社、2020年8月)掲載
  • 「○活」 : 『小説すばる』2021年8月号(集英社)掲載
  • 「ひみつのおやつ*祖母の醤油漬けにんにく」 : 『紙魚の手帖』vol.09 FEBRUARY 2023(東京創元社)掲載
  • 「「怪物」は実体を伴わず」 : 『幻想と怪奇14 ロンドン怪奇小説傑作選』(新紀元社、2023年10月)掲載

脚注

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  1. ^ a b 『ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊』講談社タイガ、2019年「著者紹介」より。
  2. ^ 第24回 日本ホラー小説大賞 選考結果発表!”. PR TIMES (2017年4月21日). 2023年4月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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