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宝海天神社

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宝海天神社
宝海天神社
所在地 愛知県田原市保美町下地
位置 北緯34度37分25.5秒 東経137度05分46秒 / 北緯34.623750度 東経137.09611度 / 34.623750; 137.09611 (宝海天神社)座標: 北緯34度37分25.5秒 東経137度05分46秒 / 北緯34.623750度 東経137.09611度 / 34.623750; 137.09611 (宝海天神社)
主祭神 細美御前、菅原道真誉田別命
社格村社
創建 不詳
例祭 10月18日
地図
宝海天神社の位置(愛知県内)
宝海天神社
宝海天神社
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宝海天神社(ほうみてんじんしゃ)は、愛知県田原市保美町下地に建つ神社である。祭神は細美御前、菅原道真誉田別命

概要

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秋葉社。手前の常夜灯に「秋葉社」と刻まれている

創立年は明らかでない[1]明治4年7月4日1871年8月19日)、近代社格制度において村社に列した[2]

現存する社殿は、昭和63年(1988年)に造営された[1]。末社として、秋葉社がある[1]

祭神

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『三河国内神明名帳』に「従五位上宝海天神」の記述がある[1][3]。また、『参河国名所図絵』には「細美御前社、同村にあり細美宮とも云、例祭九月中酉神主神谷氏神明帳に云、従五位上宝美天神坐渥美郡」[1]元禄元年(1688年)の棟札には「細見御前」とある[1][4]

大正2年(1913年)、近隣(現在の保美町)にあった八幡社の祭神・誉田別命を合祀した[1]

文化財

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田原市指定文化財

尊勝陀羅尼」と「般若波羅蜜多心経」が表・裏両面に刻まれている。渥美半島の窯である渥美窯を使用して制作されたもので、「尊勝陀羅尼」を刻んだ瓦経の側面には、「聖賢」という僧が経文を刻んだ旨の銘文がある[5]。 元々は保美町に所在した八幡社の社宝であり、大正2年(1913年)に八幡社が宝海天神社に合祀されたことで宝海天神社の社宝となった[5][6] 。その後、平成13年(2001年)3月23日に田原市指定文化財となっている[7]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 渥美町史 歴史編 上巻』、656頁。
  2. ^ 愛知県神社名鑑』、788頁。
  3. ^ 渥美郡史』、191頁。
  4. ^ 渥美郡史』、197頁。
  5. ^ a b 広報たはらNo.875(令和3年12月号)『歴史探訪クラブ 其の220 宝海天神社瓦経』” (PDF). 田原市. p. 19 (2021年12月1日). 2022年3月6日閲覧。
  6. ^ 宝海天神社瓦経”. 田原市博物館 (2017年). 2017年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月2日閲覧。
  7. ^ 指定文化財一覧”. 田原市 (2016年4月1日). 2017年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月2日閲覧。

参考文献

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  • 渥美町史編さん委員会 編『渥美町史 歴史編 上巻』渥美町、1991年。 
  • 愛知県渥美郡役所 編『渥美郡史』名著出版、1972年。 
  • 愛知県神社庁 編『愛知県神社名鑑』愛知県神社庁、1992年。