国立諫早青少年自然の家

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国立諫早青少年自然の家(こくりついさはやせいしょうねんしぜんのいえ, National Isahaya Youth Outdoor Learning Center)は、長崎県諫早市にある国立宿泊研修施設。

概要[編集]

歴史
全国では3番目、九州では最初の国立少年自然の家として1977年昭和52年)に設置、1978年(昭和53年)に一部開所、1979年(昭和54年)に全面開所した。家族・友人といった少人数の団体から学校や企業等の大規模な団体に至るまで宿泊・研修施設として幅広く利用されている。
環境
長崎佐賀両県境の五家原岳中腹の諫早市白木峰町に位置している。この一帯は針葉樹林に囲まれ、東に有明海、西に大村湾、南に橘湾、諫早干拓、雲仙岳を望める。また、五家原岳の山頂までは約7kmで、山頂からは三つの海と美しい山なみがみられる恵まれた環境にある。
また、野鳥が多く生息しており、気温は年間平均14度でかつ、降水量も年間を通して少ないことから、多様な野外活動が可能である。
所在地
〒859-0307 長崎県諫早市白木峰町1109-1(北緯32度55分45.7秒 東経130度4分7.0秒 / 北緯32.929361度 東経130.068611度 / 32.929361; 130.068611 (国立諫早青少年自然の家)
面積・標高
敷地総面積 274,519m² (建物延べ面積 15,400m²)、標高 480m
所章
開所された1978年(昭和53年)に制定。山(多良山系)と小鳥の絵を組み合わせたデザインとなっている。カラーは黄緑色
マスコットキャラクター
タラッキー(ヤマネ)- 2001年(平成13年)に制定された。

主な施設[編集]

管理棟
本館宿泊棟(うぐいす棟・ひばり棟)と結ばれている。
宿泊棟
和室、男女別シャワートイレを完備。
  • 本館 - 「うぐいす棟」と「ひばり棟」(両棟とも同一構成の部屋
    • 一般宿泊室2段ベット(12室)和室(4室)休養室(4室)
    • 本館浴室 - 大浴場(入浴用車椅子対応)シャワー付蛇口22個 小浴場 シャワー付蛇口20個
  • 別館 - 「きじ棟」と「もず棟」(両棟とも同一構成の部屋)
    • 一般宿泊室2段ベット(12室)大広間(1室)休養室(4室)
    • 別館浴室 - 浴室(各棟に2室ずつ)シャワー付蛇口6個、蛇口1個
活動場所
  • キャンプ村 高床式テント(26張常設)、移動テントドームテント(26張 約100人利用可能)
  • 野外炊飯場(4棟・うち2棟120人、うち2棟80人、照明あり)
  • クラフト棟
  • あそびの森(遊具8基)
  • いこいの散策路(1周約1km)
  • ロープスコース(ローエレメント10基)
その他
  • 駐車場 - 第1駐車場41台うち障害者専用4台、第2駐車場約30台

沿革[編集]

交通アクセス[編集]

最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停
最寄りの道路

周辺[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「市制百年 長崎年表」(1989年(平成元年)4月1日)p. 394

参考資料[編集]

  • 「市制百年 長崎年表」(1989年(平成元年)4月1日, 長崎市役所

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯32度55分45.9秒 東経130度4分8.3秒 / 北緯32.929417度 東経130.068972度 / 32.929417; 130.068972