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京都市中央卸売市場第二市場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
  • 京都市中央食肉市場
  • Kyoto City Central Wholesale Meat Market
地図
位置図
正式名称 京都市中央卸売市場第二市場
開設日 1969年10月1日
所在地 京都府京都市南区吉祥院石原東之口
前身 京都市立屠場
取扱高
金額 137億円(2020年度)
11,472頭(2020年度)
17,593頭(2020年度)
施設
敷地面積 22,500 m2
延床面積 12,000 m2
階数 地上2階

京都市中央卸売市場第二市場(きょうとしちゅうおうおろしうりしじょうだいにしじょう)は、京都府京都市南区吉祥院石原にある食肉専門の中央卸売市場

通称は、京都市中央食肉市場

概要

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第二市場は、京都市とその周辺における食肉流通を担う目的で開設された。と畜場が併設されているため、生産地から運ばれてきたなどをそこで解体した後に、せりが行われている。

産地は京都府以外に長野県鹿児島県三重県などが多い。卸売業者は京都食肉市場の1社である。

牛肉の輸出施設として、2021年時点でタイマカオ・米国・シンガポールEU等(英国EFTA含む)・香港台湾に認定されている[1]

沿革

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1909年明治42年)7月1日に十条油小路へ開設された京都市立屠場が前身に当たる。

現在の施設は、中央卸売市場法(現:卸売市場法)に基づき、前施設を閉鎖した上で1969年昭和44年)に開設された。

1990年平成2年)、部分肉処理施設が竣工。

2002年(平成14年)、焼却炉改修工事が完了。

2018年(平成30年)4月に新施設が再整備され、通称を京都市中央食肉市場に変更[2]

2020年令和2年)、日本で初めて中央卸売市場からアメリカ合衆国和牛が輸出された[3]

取扱高
年度 金額
(億円)

(頭)

(頭)
1970年 67 26,567 51,415
2002年 75 8,960 14,401
2003年 75 8,046 16,182
2004年 73 7,367 16,229
2005年 76 7,331 15,425
2006年 78 7,755 15,172
2007年 85 8,527 15,408
2008年 78 8,257 15,138
2009年 73 8,286 17,350
2010年 73 8,380 18,120
2011年 81 9,737 18,434
2012年 97 11,556 19,841
2013年 114 12,590 20,092
2014年 133 13,002 20,482
2015年 135 10,812 20,568
2016年 125 9,382 22,074
2017年 118 9,134 20,504
2018年 130 9,734 18,390
2019年 134 10,635 17,632
2020年 137 11,472 17,593

脚注

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  1. ^ 牛肉の輸出”. 京都市. 2022年2月20日閲覧。
  2. ^ 京都市:第二市場の歴史・沿革”. 京都市情報館. 2023年3月11日閲覧。
  3. ^ “米国向けに和牛を輸出 京都市中央食肉市場が公営市場で初”. 京都新聞. (2020年12月17日). https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/446620 

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯34度57分50秒 東経135度43分55秒 / 北緯34.96389度 東経135.73194度 / 34.96389; 135.73194