三たびの海峡
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『三たびの海峡』(みたびのかいきょう)は、帚木蓬生による日本の小説、およびそれを原作とした日本映画。
太平洋戦争中に日本へ強制連行された朝鮮人男性の半生を描く。
第14回吉川英治文学新人賞受賞。
あらすじ
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書籍情報
[編集]- 新潮社 ISBN 978-4-10-331406-6(1992年4月15日)
- 新潮文庫 ISBN 978-4-10-128804-8 (1995年7月28日)
映画
[編集]三たびの海峡 | |
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監督 | 神山征二郎 |
脚本 |
加藤正人 神山征二郎 |
原案 | はたか |
原作 | 帚木蓬生『三たびの海峡』 |
製作 |
石野憲助 岡田裕 |
出演者 |
三國連太郎 南野陽子 永島敏行 隆大介 白竜 李鐘浩 |
音楽 | 佐藤勝 |
撮影 | 飯村雅彦 |
編集 | 鈴木晄 |
製作会社 | 「三たびの海峡」製作委員会作品 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1995年11月11日 |
上映時間 | 123分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
1995年に映画化された。神山征二郎監督。日本映画では初となる本格的韓国ロケーションを敢行した作品である[1]。韓国でも試写が予定されていたが、韓国政府の反対により中止された。
主演の三國連太郎が第19回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞した。
キャスト
[編集]- 河時根(ハー・シグン):三國連太郎
- 佐藤千鶴:南野陽子
- 金東仁(キム・ドンイン):永島敏行
- 山本三次:隆大介
- 黄錠壽(ファン・ジョンス):白竜
- 河時根の青春時代:李鐘浩
- 廣元範(カン・ウォンボム):草薙幸二郎
- 崔石松(チェ・ソクソン):樋浦勉
- 津村:安藤一夫
- 黄英姫(ファン・ヨンヒ):伊佐山ひろ子
- 尹在学(ユン・チェハク):神山兼三
- 安先浩(アン・ソンホ):有薗芳記
- 玄泰遠(ヒョン・デウォン):趙方豪
- 宗克魯(ジョン・クンノ):吉田次昭
- 康元範の青年時代:草薙仁
- 朴正喜(パク・ジョンヒ):坂田雅彦
- 島:由地英樹
- 広田:福田勝
- 徐鎮徹(ソ・ジンチョル):風間杜夫
- 時郎の長男・太一:藤田哲也
- 林守元(イム・スウォン):長倉大介
- 呉進(オ・ジン):掛田誠
- 炭鉱事務所の事務員:皆川衆
- 時郎の妻:賀川ゆき絵
- 越宗鋳(チョウ・ジョンホ):丹野由之
- ハルモニ:樹木希林
- 幸子:泉ピン子(特別出演)
- 安川:岩城滉一(友情出演)
- 佐藤時郎:林隆三
- ナレーター:山本圭
スタッフ
[編集]- 監督:神山征二郎
- 協力監督:盧鎭変
- 原作:帚木蓬生『三たびの海峡』(新潮社刊)
- 脚本:加藤正人、神山征二郎
- プロデューサー:石野憲助、岡田裕
- 撮影:飯村雅彦
- 美術:山崎輝
- 音楽:佐藤勝
- 歌:張銀、丁玉
- 録音:林大輔
- 照明:小林芳雄
- 編集:鈴木晄
- 助監督:山本伊知郎
- スクリプター:赤澤環