ワンダーファング

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曖昧さ回避 この項目では、競走馬について説明しています。飛蘭の楽曲については「wonder fang」をご覧ください。
ワンダーファング
欧字表記 Wonder Fang[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 牡[1]
毛色 栗毛[1]
生誕 1996年3月11日[1]
死没 2000年12月24日（4歳没）
父 フォティテン[1]
母 ラブリースター[1]
母の父 トウショウボーイ[1]
生国 日本の旗 日本（北海道浦河町）[1]
生産者 信岡牧場[1]
馬主 山本信行[1]
調教師 領家政蔵（栗東）[1]
競走成績
生涯成績 17戦4勝
[1]
獲得賞金 9208万7000円[1]
勝ち鞍
GII スプリングステークス 1999年
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ワンダーファング[1]は日本の競走馬。主な勝ち鞍に1999年のスプリングステークス。

戦歴[編集]

  • 特記事項なき場合、本節の出典はJBISサーチ[2]

1998年11月8日、京都競馬場の新馬戦でデビューし、1着。続く3戦は2着1回を記録するも3戦勝てず、年明けて1999年1月のこぶし賞で2勝目を挙げる。アーリントンカップ9着ののち出走のスプリングステークスでは、11番人気ながら不良馬場を逃げ切って重賞制覇を成し遂げる[3]。皐月賞に駒を進めるも発走除外となり、東京優駿もアドマイヤベガの9着に終わる。東京優駿後に休養に入り、2000年のアメリカジョッキークラブカップで復帰し4戦するが6着以下の成績が続き、障害競走に転じて7月小倉競馬場での障害未勝利戦で障害初勝利を挙げる。以降オープンや阪神ジャンプステークスに出走するも3戦未勝利に終わり、年末の三木ホースランドジャンプステークスで左上腕骨々折を発症、予後不良と診断され、安楽死処分となった。

競走成績[編集]

以下の内容は、netkeiba.com[4]およびJBISサーチ[2]、に基づく。

年月日 競馬場 競走名 格 距離（馬場） 頭数 枠番 馬番 オッズ（人気） 着順 タイム
（上り3F）		 着差 騎手 斤量
（kg）		 勝ち馬/（2着馬）
1998.11.08 京都 3歳新馬 ダ1400m（良） 16 1 1 05.10（3人） 01着 1:26.4 (38.1) -0.3 高橋亮 54 （ゴールデンベル）
0000.12.12 阪神 3歳500万下 芝1600m（良） 12 7 10 03.90（2人） 02着 1:37.9 (36.4) -0.1 高橋亮 54 タイクラッシャー
0000.12.26 阪神 ラジオたんぱ3歳S GIII 芝2000m（良） 11 6 7 46.30（9人） 08着 2:05.0 (35.9) -0.9 高橋亮 54 アドマイヤベガ
1999.01.17 京都 4歳500万下 ダ1400m（良） 14 2 3 02.00（1人） 08着 1:26.8 (39.7) -1.9 高橋亮 55 ブゼンキャンドル
0000.01.31 京都 こぶし賞 500 芝1600m（良） 16 7 13 07.30（4人） 01着 1:35.4 (35.9) -0.5 清山宏明 55 （マルカキャンディ）
0000.02.28 阪神 アーリントンC GIII 芝1600m（良） 14 3 3 22.10（6人） 09着 1:36.6 (36.1) -0.8 幸英明 55 エイシンキャメロン
0000.03.21 中山 スプリングS GII 芝1800m（不） 16 8 16 22.2（11人） 01着 1:51.2 (37.2) -0.4 幸英明 56 （タイクラッシャー）
0000.04.18 中山 皐月賞 GI 芝2000m（良） 17 1 1 発走除外 幸英明 57 テイエムオペラオー
0000.06.06 東京 東京優駿 GI 芝2400m（良） 18 4 8 68.9（13人） 09着 2:26.8 (37.2) -1.5 幸英明 57 アドマイヤベガ
2000.01.23 中山 アメリカジョッキークラブC GII 芝2200m（良） 14 5 8 26.40（7人） 09着 2:15.0 (35.9) -1.6 江田照男 56 マチカネキンノホシ
0000.02.06 小倉 小倉大賞典 GIII 芝1800m（良） 16 4 8 16.50（8人） 13着 1:49.5 (38.6) -1.5 清山宏明 55 ジョービッグバン
0000.03.05 中京 中京記念 GIII 芝2000m（良） 14 3 4 29.2（12人） 11着 2:01.0 (37.0) -1.9 清山宏明 55 メイショウドトウ
0000.03.19 中山 東風S OP 芝1600m（良） 15 7 12 11.90（5人） 14着 1:36.1 (38.0) -2.1 江田照男 54 ヒコーキグモ
0000.07.29 小倉 障害4歳上未勝利 障2900m（良） 10 6 6 01.80（1人） 01着 3:11.6(00.0) -0.8 熊沢重文 60 （フジノプライアム）
0000.08.26 小倉 豊国ジャンプS 障OP 障2900m（良） 10 7 7 02.90（1人） 05着 3:12.2(00.0) -4.6 熊沢重文 60 スリールション
0000.09.16 阪神 阪神ジャンプS J・GIII 障3170m（良） 9 1 1 05.10（2人） 05着 3:32.0(00.0) -1.4 熊沢重文 60 テイエムダイオー
0000.09.30 阪神 障害4歳上オープン 障3140m（良） 10 5 5 03.40（2人） 05着 3:28.6(00.0) -1.5 林満明 60 ロードアトラス
0000.12.24 阪神 三木ホースランドパークJS 障OP 障3900m（良） 12 5 6 10.40（4人） 競走中止 植野貴也 59 イブキマンパワー

血統表[編集]

ワンダーファングの血統 （血統表の出典）[§ 1]
父系 ヌレイエフ系
 [§ 2]
父

*フォティテン
Fotitieng
1984 黒鹿毛
父の父
Nureyev
1977 鹿毛 		Northern Dancer Nearctic
Natalma
Special Forli
Thong
父の母
Dry Fly
1977 鹿毛 		Mill Reef Never Bend
Milan Mill
Gay Missile Sir Gaylord
Missy Baba
母

ラブリースター
1979 鹿毛 		トウショウボーイ
1973 鹿毛 		*テスコボーイ Princely Gift
Suncourt
*ソシアルバターフライ Your Host
Wisteria
母の母
グッドサファイア
1971 鹿毛 		*ロムルス Ribot
Arietta
クラツクリユウ *ヒンドスタン
*フレーミングファイア
母系(F-No.) フレーミングフアイア(IRE)系(FN:10-a) [§ 3]
5代内の近親交配 Nasrullah 5×5=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ [5]
  2. ^ [6]
  3. ^ [5][6]
  4. ^ [5][6]

その他[編集]

  • 新井理恵は『うまんが』のキャラクターを創案する際、仕事机に飾ってあったワンダーファングのぬいぐるみを見て、キャラクターのヒントとした[7]。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “ワンダーファング”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月25日閲覧。
  2. ^ a b “ワンダーファング 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月25日閲覧。
  3. ^ “11R スプリングＳ GII 1999年3月21日（日）2回中山8日”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2020年4月16日閲覧。
  4. ^ “ワンダーファングの競走成績”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年8月25日閲覧。
  5. ^ a b c “ワンダーファング 血統情報：5代血統表”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月25日閲覧。
  6. ^ a b c d “ワンダーファングの5代血統表”. netkeiba. Net Dreamers Co., Ltd.. 2020年4月16日閲覧。
  7. ^ “インタビュー 新井理恵先生”. - 小学館コミック -フラワーズ-. 小学館. 2019年8月25日閲覧。

外部リンク[編集]

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