コンテンツにスキップ

ムザッファル・アリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ムザッファル・アリー
Muzaffar Ali
Muzaffar Ali
ムザッファル・アリー(2015年)
生年月日 (1944-10-21) 1944年10月21日(80歳)
出生地 イギリス領インド帝国の旗 イギリス領インド帝国 連合州英語版ラクナウ
職業 映画製作者、ファッションデザイナー、詩人、芸術家、文化復興運動家、ソーシャルワーカー
配偶者 ギーティ・セーン(離婚)
スバーシニ・アリー英語版(離婚)
ミーラ・アリー
著名な家族 シャード・アリー英語版(息子)
受賞
フィルムフェア賞
監督賞
1982年『踊り子英語版
その他の賞
国家映画賞
特別賞英語版
1979年『Gaman
栄典
パドマ・シュリー勲章
2005年
テンプレートを表示

ムザッファル・アリー(Muzaffar Ali、1944年10月21日 - )は、インドの映画製作者、ファッションデザイナー、詩人、芸術家、文化復興運動家、ソーシャルワーカー[1][2][3][4]

人物

[編集]

1944年にラクナウで生まれる[5]。ムザッファルはアワド地方コトワラ藩王国の王太子ラージャー・サイード・フセイン・アリーの長男であり、ラ・マルティニエア・カレッジ英語版で教育を受けた後[6]アリーガル・ムスリム大学に進学して科学を専攻した[5]。卒業後は広告関係の仕事を経て映画業界に進み[5]、『Gaman』『踊り子英語版』などを製作したほか、『Jaan-e-Alam』などのテレビシリーズも手掛けている[5]。その後はファッションデザイナーに転向し、1990年に妻ミーラ・アリーと共同でファッションブランドを立ち上げた[5][7]

ムザッファルはこれまでに3回結婚しており、最初の妻ギーティ・セーンは美術史家として活動しており、彼女との間に生まれた息子ムラード・アリーは俳優として活動している[7][6]。2番目の妻スバーシニ・アリー英語版インド共産党マルクス主義派の政治家であり、彼女のとの間に生まれた息子シャード・アリー英語版は映画監督として活動している[7][6]。3番目の妻ミーラはファッションデザイナーであり、彼女との間に生まれた娘サマがおり、彼女もファッションデザイナーとして活動している[7]

フィルモグラフィー

[編集]
  • Zooni(製作中止[8]) - 監督、製作
  • Gaman - 監督、製作(1978年)
  • 踊り子英語版(1981年) - 監督、脚本、製作
  • Aagaman(1981年) - 監督
  • Anjuman(1986年) - 監督、脚本、原案、製作
  • Jaanisaar(2015年) - 監督、脚本、出演

受賞歴

[編集]
部門 作品 結果 出典
勲章
2005年 パドマ・シュリー勲章 受賞 [9]
国家映画賞
1979年英語版 特別賞英語版 『Gaman』 受賞 [10]
フィルムフェア賞
1982年英語版 監督賞 『踊り子』 受賞 [11]

出典

[編集]
  1. ^ Muzaffar Ali — Opulent Decadence | FCCI journal” (英語). Journal of Indian Cinema (2020年10月21日). 2020年11月10日閲覧。
  2. ^ “Bollywood has lost the plot: Muzaffar Ali”. The Times of India (The Times Group). (2009年9月17日). オリジナルの2012年11月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121103193652/http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2009-09-17/news-interviews/28082867_1_artistes-bollywood-smita-patil 2014年5月7日閲覧。 
  3. ^ “Muzaffar Ali deplores MNS stand against North Indians, Bachchan”. The Hindu (The Hindu Group). (2008年2月4日). http://www.hindu.com/thehindu/holnus/001200802042069.htm 2014年5月7日閲覧。 
  4. ^ “Muzaffar Ali in Lucknow”. The Times of India (The Times Group). (2010年8月4日). オリジナルの2012年11月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121103193645/http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2010-08-04/others/28293586_1_tourism-hub-la-martiniere-cii 2014年5月7日閲覧。 
  5. ^ a b c d e Rajadhyaksha, Ashish; Willemen, Paul (1999) (Ebook). Encyclopedia of Indian Cinema. Routledge. pp. 1929–1930. ISBN 1579581463. https://books.google.com/books?id=rF8ABAAAQBAJ&pg=PA1929 
  6. ^ a b c “Muzaffar Ali: If I could make Rekha look beautiful, I could also make other women look beautiful”. The Times of India (The Times Group). (2016年8月6日). https://timesofindia.indiatimes.com/entertainment/hindi/bollywood/news/Muzaffar-Ali-If-I-could-make-Rekha-look-beautiful-I-could-also-make-other-women-look-beautiful/articleshow/48361485.cms 2020年4月28日閲覧。 
  7. ^ a b c d “Relative value: Heritage, after a fashion”. Mumbai Mirror (The Times Group). (2017年2月12日). https://mumbaimirror.indiatimes.com/others/sunday-read/relative-value-heritage-after-a-fashion/articleshow/57105008.cms 2020年4月28日閲覧。 
  8. ^ Guftagoo with Muzaffar Ali Rajya Sabha TV”. youtube. 2021年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ2014年5月21日閲覧。
  9. ^ Padma Awards”. Ministry of Home Affairs, Government of India (2015年). 21 July 2015閲覧。
  10. ^ 26th National Film Awards” (PDF). Directorate of Film Festivals. 24 April 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。4 October 2011閲覧。
  11. ^ Filmfare Awards Winners from 1953 to 2020”. Filmfare. 2024年1月30日閲覧。

外部リンク

[編集]