オキシタケヒコ

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オキシ タケヒコ
誕生 1973年(50 - 51歳)
日本の旗 日本徳島県
職業 小説家
言語 日本語
活動期間 2012年 -
ジャンル SF
ライトノベル
主な受賞歴 創元SF短編賞優秀賞(2012年)
デビュー作 「What We Want」(2012年)
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オキシタケヒコ1973年 - )は、日本小説家ゲームプランナーゲームシナリオライター徳島県出身。大阪府在住。

経歴[編集]

1990年代頃からゲームプランナーゲームシナリオライターとして、テレビゲーム開発に携わる。代表作にPlayStation 2用ゲームの『トリノホシ 〜Aerial Planet〜』などを挙げている。

2011年、「What We Want」が第2回創元SF短編賞最終候補となり、2012年、同作が『原色の想像力2 創元SF短編賞アンソロジー』(創元SF文庫)に収録された。同2012年、「プロメテウスの晩餐」が第3回創元SF短編賞優秀賞を受賞。

2014年、初のライトノベル作品『筺底のエルピス -絶滅前線-』を刊行。

作品リスト[編集]

書籍[編集]

  • 筺底のエルピス(2014年 - 刊行中、ガガガ文庫小学館
    • 『筺底のエルピス -絶滅前線-』(2014年12月)
    • 『筺底のエルピス 2 -夏の終わり-』(2015年8月)
    • 『筺底のエルピス 3 -狩人のサーカス-』(2016年3月)
    • 『筺底のエルピス 4 -廃棄未来-』(2016年6月)
    • 『筺底のエルピス 5 -迷い子たちの一歩-』(2017年8月)
    • 『筺底のエルピス 6 -四百億の昼と夜-』(2019年1月)
    • 『筺底のエルピス 7 -継続の繋ぎ手-』(2021年2月)
  • 『波の手紙が響くとき』(2015年5月、ハヤカワSFシリーズ Jコレクション早川書房
  • 『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』(2017年2月、講談社タイガ講談社

短編[編集]

  • 「What We Want」(『原色の想像力2 創元SF短編賞アンソロジー創元SF文庫、2012年3月)収録
  • 「エコーの中でもう一度」(『S-Fマガジン』2013年2月号 掲載 / 『さよならの儀式 年刊日本SF傑作選』創元SF文庫、2014年6月 収録 / 『波の手紙が響くとき』収録)
  • 「亡霊と天使のビート」(『S-Fマガジン』2014年2月号)
  • 「夢のロボット」(『夏色の想像力』同人誌 2014年 掲載)
  • 「イージー・エスケープ」(『夏色の想像力』同人誌 2014年 掲載 / 『折り紙衛星の伝説 年刊日本SF傑作選』創元SF文庫、2015年6月 収録)
  • 「サイレンの呪文」(『S-Fマガジン』2014年10月号 掲載 / 『波の手紙が響くとき』収録)
  • 「プロメテウスの晩餐」(『ミステリーズ!』vol.86 2017年 DECEMBER 掲載)
  • 「平林君と魚の裔」(『宙を数える 書き下ろし宇宙SFアンソロジー』創元SF文庫、2019年10月 / 『ベストSF2020』大森望編、竹書房文庫、2020年7月 収録)
  • 「止まり木の暖簾」(『GENESiS されど星は流れる 創元日本SFアンソロジー3』東京創元社、2020年8月 収録)

ゲーム[編集]

フリーのゲームプランナー、ゲームシナリオライターとして、PlayStationPlayStation 2用ゲームの開発に携わっている[1]岸武彦名義。

アニメ[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]