zlib License

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
zlib license
作者 ジャン=ルー・ガイイマーク・アドラー
バージョン 1.2.11
公開元 作者に同じ
リリース日 1995年4月15日
DFSGとの適合性 Yes
FSFの承認 Yes
OSIの承認 Yes
GPLとの適合性 Yes
コピーレフト No
異種ライセンスコード
からのリンク
Yes
テンプレートを表示

zlib License(zlibライセンス)は、zlibならびにそれを使用するlibpngソフトウェア・ライブラリが提供される際に従うパーミッシブ・ライセンスである。

フリーソフトウェア財団承認のフリーソフトウェアライセンスであり[1][2]Open Source Initiative承認のオープンソースライセンスである[3]。また、GNU General Public Licenseライセンス互換性がある。

前述のソフトウェアのほかにも、たとえばSourceForge.netなどでホスティングされているフリーソフトウェアパッケージにも多く利用されている。

条項[編集]

zlibライセンスの主な条項は次の通り。

  • このソフトウェアは無保証[4]であり、これに起因するいかなる損害についても著作者は責任を負わない。
  • 次の制限に従うかぎり、商用を含むあらゆる目的でこのソフトウェアを使用し、自由に変更・再配布することを許可する。
    1. 著作者を偽るなど、出所を不当表示してはならない (ただし、製品への表示義務はない)。
    2. ソースコードを変更した際はそのことを明示し、オリジナルと偽ってはならない。
    3. このライセンス通知を配布物から削除・変更してはならない。

条項には、バイナリコードを配布する際にそのソースコードも利用可能とすることは求められていない。つまりzlibライセンスには、ソースコード開示を必須とするコピーレフトは含まれない。

全文[編集]

zlibライセンスの全文は次の通り。

Copyright (c) <''year''> <''copyright holders''>

This software is provided 'as-is', without any express or implied warranty.
In no event will the authors be held liable for any damages arising from the use of this software.

Permission is granted to anyone to use this software for any purpose,
including commercial applications, and to alter it and redistribute it
freely, subject to the following restrictions:

   1. The origin of this software must not be misrepresented; you must not
      claim that you wrote the original software. If you use this software
      in a product, an acknowledgment in the product documentation would be
      appreciated but is not required.

   2. Altered source versions must be plainly marked as such, and must not be
      misrepresented as being the original software.

   3. This notice may not be removed or altered from any source distribution.

脚注[編集]

  1. ^ Various Licenses and Comments about Them”. 2007年6月17日閲覧。 “License of ZLib [...] is a free software license, and compatible with the GPL.”
  2. ^ さまざまなライセンスとそれらについての解説”. 2011年2月15日閲覧。 “ZLibのライセンス [...] はフリーソフトウェアライセンスであり、GPL と矛盾しません。”
  3. ^ Open Source Initiative - The zlib/libpng License”. 2011年2月15日閲覧。OSIは"zlib/libpng License"と呼称している。これはzlib Licenseのことであり、いわゆるlibpng Licenseとは異なる。
  4. ^ 原文では「as-is(現状通り・現品通り)」と表現されている。これはたとえば中古品など、保証がなく潜在的な瑕疵の可能性のある物品に添えられる慣用句である。

外部リンク[編集]