VEWLIX

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VEWLIX(ビュウリックス)は、タイトー2007年に発売したアーケードゲーム汎用筐体。この筐体でゲームをプレイするには別途アーケードゲーム基板および対応ソフトを組み込む必要があり、VEWLIX単体でゲームをプレイすることはできない。

画面に薄型の液晶ディスプレイを備えることで、従来の同種筐体に比べ省スペース、省電力化を図っている。また近年の主流となっているネットワークサービスやICカードを使用したゲームにも対応するなど、将来的な拡張性も備えている。

特徴[編集]

長年の間、ビデオゲーム汎用筐体の主流は29インチブラウン管型ディスプレイであったが、VEWLIXは解像度1366ドット×768ドットの32インチワイド液晶ディスプレイを搭載。Taito Type Xシリーズ対応筐体として、Taito Type Xシリーズが持つ高画質な16:9ワイド画面映像をそのまま表示させることができるほか、従来の4:3画面の映像も表示させることができる。また画面は90°回転させることができるため、シューティングゲームをはじめとした縦画面専用コンテンツにも対応することができる。

他にネットワークポートを背面に装備しておりNESYSなどのネットワークサービスにも接続でき、またオプションを装備することでICカード対応コンテンツや電子マネーにも対応することができるなど、将来的な拡張性にも富んでいる。

上述の通り、本来はTaito Type Xシリーズ対応筐体であるが、JAMMAビデオ規格に準拠しているため、同規格に対応したアーケードゲーム基板であれば本機に搭載することができる。

製品ラインナップ[編集]

VEWLIX F[編集]

最初に発売された製品。発売当初モデル名は付いていなかったが、下記ラインナップの追加によりモデル名が追加された。倍速液晶パネルを使用しているため、液晶パネルの欠点である残像感を大幅に低減し、動きの早いゲームでもストレスなく見ることができる。他にも高級感のある部品を使用しており最上位機種の位置付けとなっている。

2010年6月にHORIからこのモデルを一般販売する計画が発表された[1][2]が、プレオーダーの数が少ないことから中止されている[3]

VEWLIX L[編集]

2008年に追加されたラインナップ。上記製品から液晶パネルが安価なものに変更されているため、残像感はVEWLIX Fに比べると目立つ。他にも各所の部品も簡素化することにより低価格化を実現した。ただし基本的な機能はVEWLIX Fと同等であり、オプションで販売されている倍速液晶パネルに交換することで、VEWLIX F相当の性能にすることができる。

VEWLIX VS[編集]

同じく2008年に追加されたラインナップで、VEWLIX Lを2台背中合わせにくっつけたようなデザインをしている、2人同時プレイに対応した筐体。対戦型格闘ゲーム等で一般的となっている、1つのゲームソフトを使用し2人で対戦プレイをするような運用に適している。近年でこのようなタイプの汎用筐体はセガの「VERSUS CITY」筐体しか無かった。

VEWLIX ◆(ビュウリックス ダイヤ)[編集]

2010年に追加されたラインナップ。NESiCAxLiveへの最適化が図られており、プレイ時の入力遅延を限りなくゼロにする高速I/Oインターフェースと高速描画対応液晶パネルが搭載されている。

主な対応ソフト[編集]

タイトー[編集]

※ VEWLIX流用の専用筐体。別売の改造キットを使用することでVEWLIXとして運用することが可能。

カプコン[編集]

エイエムアイ[編集]

  • THE KING OF FIGHTERS XII(開発元:SNKプレイモア)
  • BLAZBLUE(開発元:アークシステムワークス)
  • BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT-(開発元:アークシステムワークス)
  • BLAZBLUE -CONTINUUM SHIFT II-(開発元:アークシステムワークス)

コナミ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 業務用汎用ゲーム機「VEWLIX F」プレオーダーのご案内 HORI.com 2010年6月24日
  2. ^ http://www.hori.jp/manual/vewlix_pre-order_201006/product.html
  3. ^ 2010/07/26 プレオーダー企画の状況についてお知らせ - HORI.com 2010年7月26日

関連項目[編集]