M95 (天体)
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M95 Messier 95 | |
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M95
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仮符号・別名 | NGC 3351[1] |
星座 | しし座 |
見かけの等級 (mv) | 9.73[1] |
視直径 | 4.797' × 4.221'[1] |
分類 | SB(r)b(棒渦巻銀河)[1] |
発見 | |
発見日 | 1781年3月20日[2] |
発見者 | ピエール・メシャン[2] |
発見方法 | 望遠鏡による観測 |
位置 元期:J2000.0 | |
赤経 (RA, α) | 10h 43m 57.733s[1] |
赤緯 (Dec, δ) | +11° 42′ 13.00″[1] |
赤方偏移 | 0.002595[1] |
視線速度 (Rv) | 777 km/s[1] |
距離 | 3800万光年[2](約12Mpc) |
M95の位置
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
座標: 10h 43m 57.733s, +11° 42′ 13.00″ M95(NGC 3351)はしし座にある棒渦巻銀河である。
概要
[編集]M95とM96は40'離れ低倍率で同視野に入る。M95は双眼鏡で極めて微かに見える。口径10cmの望遠鏡でも空の条件にもよるが、中心部と周辺の拡散部が微かに見える程度である。棒渦巻構造の腕をはっきり確認するには口径50cm程度の望遠鏡を必要とする。
観測史
[編集]M96とともに、1781年3月20日にピエール・メシャンによって発見された[2]。
シャルル・メシエは「53番星の上にある星のない星雲。微光」と記した[3]。ジョン・ハーシェルは「明るく大きくまるい。中央に核があり、徐々に明るくなっている」とした[3]。スミスは「視野のNfとSfの間にただ2個の星がある澄んだ白い色をした星雲。星雲はまるく明るく北よりも南の方がはっきりとしている」とした[3]。ロス卿は「2個の楕円形。中心部はおそらく分解できる」とした。
2012年3月16日に、IIP型超新星「SN2012aw」が発見された。偶然、超新星が発生する直前のM95の写真が撮影されており、超新星の最初期の状態の観測が可能であった[4]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M95. 2016年1月20日閲覧。
- ^ a b c d Hartmut Frommert,Christine Kronberg (2012年3月20日). “Messier Object 95”. SEDS. 2016年1月20日閲覧。
- ^ a b c Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2006年5月21日). “Messier 95 - Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年1月20日閲覧。
- ^ “輝きを増す超新星、近くの銀河で発見”. ナショナルジオグラフィック (2012年3月21日). 2016年1月20日閲覧。
参考文献
[編集]- 中野繁『星雲星団の観測』恒星社厚生閣、1978年。ISBN 978-4769900559。
- 浅田英夫『星雲星団ウォッチング』地人書館、1996年2月。ISBN 978-4805205013。
- 渡部潤一『メシエ天体のすべて - 夜空に光るM1からM110まで』ニュートンプレス〈ニュートン別冊〉、2007年1月。ISBN 978-4315517910。