M101 (天体)

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M101
M101
M101 hires STScI-PRC2006-10a.jpg
仮符号・別名 NGC 5457
星座 おおぐま座
視等級 (V) 7.86[1]
視直径 13'.877×13'.7385[1]
分類 SAB[1]
発見
発見者 ピエール・メシャン[2]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α) 14h 03m 12.583s[1]
赤緯 (Dec, δ) +54° 20′ 55.50″[1]
赤方偏移 0.000811[1]
視線速度 (Rv) 243 km/s[1]
距離 2700万光年[2]
別名称
別名称
Pinwheel[1]
回転花火銀河[3][4]
風車銀河[5]
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M101 (NGC 5457) はおおぐま座にある渦巻銀河。距離約2700万光年

概要[編集]

M101の位置

双眼鏡では条件が良ければ大きく広がった円形で濃淡のない光斑として見えるという。口径8cmの望遠鏡の低倍率で濃淡が見えるが、双眼鏡の方がかえってよく見えるとする意見もある。マラスは口径10cmの望遠鏡で観察して「低倍率が有効。中心部がフワフワと銀色に輝く。まるで星雲状物質にとりかこまれている」とした。ジョーンズは口径20cmの望遠鏡で観察して「小さいが核ははっきりとする。…1~2個の明るい個所がある。西と南西の開いた分岐中のものかもしれない」としている。ヒューストンは10インチ(24.5cm)望遠鏡で見て「明るく輝いて大きな分岐を暗示するが、初めて見る人はそうは思わないだろう」とした。口径20cmで腕の部分の微星が観察できるという。口径30cm以上になると、腕の構造がわかり、腕の部分で輝いているところを観察できる。これらにはNGCナンバーがふられているものも多い。NGC 5447、NGC 5455、NGC 5461、NGC 5462が同視野に見えてくる。また、周囲にはNGC 5471、NGC 5422、NGC 5473、NGC 5474、NGC 5485などの伴銀河があり、それらも見ることができる。

右の写真で、中心部の左やや上に離れてある光斑がNGC 5462、左やや下に少し離れてあるのがNGC 5461、右下にくっつき気味にあるのがNGC 5455、右下の画面端にあるのがNGC 5447である。これら多くの銀河はM101銀河群を作っている。M101はその中核をなす最も明るい銀河である。

1909年には超新星が出現し、M・ウォルフによって発見されている。その後1950年に17.5等、1970年8月には11.7等、2011年8月の合計4個の超新星が出現している。2011年にM101に生じたIa型超新星SN 2011feは、地球からの距離が近いにもかかわらず、爆発する白色矮星の伴星である赤色巨星が見つかっておらず、新しいタイプの超新星爆発であると考えられている。

発見[編集]

1781年5月27日にピエール・メシャンが発見した。同年シャルル・メシエは「星のない星雲で、非常にもうろうとしてきれい。径は6'あるいは7'。うしかいの左手と尾小熊の尾の中間にある。視野の十字線が光っているときはむずかしい」と記している[6]ウィリアム・ハーシェルは「まだらのある星雲状」[6]ジョン・ハーシェルは「かなり大きく明るい不正円形」[6]、スミスは1844年「拡散した輝く物質からできている。というよりむしろ巨大な星塊からできた球状の星団のひとつ。はかり知れないほどの距離」1855年には「青白い星団で、条件がよければ大きくより広がっている。ごく微かだが中心部はよく光っている」とした[6]ロス卿は「大きく渦状。微かで数個の腕が出ており、中心部の結び目は少なくとも径14'」とした。彼のスケッチにははっきりと渦状の腕が描かれている[6]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M101. 2015年8月6日閲覧。
  2. ^ a b Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2013年4月24日). “Messier Object 101”. SEDS. 2015年8月6日閲覧。
  3. ^ M101”. メシエ天体ガイド. AstroArts. 2015年8月6日閲覧。
  4. ^ 回転花火銀河 (M101) NGC5457”. 静岡県地学会. 2015年8月6日閲覧。
  5. ^ 沼澤茂美; 脇屋奈々代 『星座の事典』 ナツメ社、2007年7月23日、303頁。ISBN 978-4-8163-4364-3 
  6. ^ a b c d e Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2006年5月21日). “Messier 101 Observations and Descriptions”. SEDS. 2015年8月6日閲覧。

関連項目[編集]