HEAVY RAIN 心の軋むとき

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HEAVY RAIN 心の軋むとき
ジャンル ミステリーアドベンチャーゲーム
対応機種 PlayStation 3
PlayStation 4
開発元 クアンティック・ドリーム
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1人
メディア BD-ROM
ダウンロード
発売日 [PS3]
日本の旗 2010年2月18日
アメリカ合衆国の旗 2010年2月23日
オーストラリアの旗 2010年2月25日
欧州連合の旗 2010年2月26日
[PS4]
アメリカ合衆国の旗オーストラリアの旗 2016年3月1日
イギリスの旗 2016年3月4日
日本の旗 2016年6月1日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
BBFC:15
PEGI18
コンテンツ
アイコン
暴力、犯罪、言葉・その他[1]
エンジン PhysX[2]Havok(キャラクターの見た目のみ)[3]
解像度 [PS3]720p[4]
[PS4]1080p
売上本数 Newworldmap.png200万本以上[5]
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HEAVY RAIN 心の軋むとき』(ヘビーレイン こころのきしむとき、HEAVY RAIN[6][7])は、フランスクアンティック・ドリームが開発した[8]PlayStation 3用ミステリーアドベンチャーゲーム。監修はクアンティック・ドリームの設立者にして取締役会長兼CEO(PDG)であるデヴィッド・ケージ[9]。日本ゲーム大賞では本作は独創性や革新性の高いタイトルとしてゲームデザイナーズ大賞を受賞した。

2016年には『BEYOND: Two Souls』とセットでPlayStation 4にリマスター版が発売された。日本では2016年6月1日よりPlayStation Storeのダウンロード専売で配信[10]

概要[編集]

連続誘拐殺人事件を巡り、4人の主人公がその謎に迫っていくアドベンチャーゲーム。

本作の特徴として、シーンに応じて実際の動作に基づいた直感的なボタン操作が要求される。要求される操作は物を持つ、ドアを開けるといった簡単な操作から、格闘、逃走といった素早い選択や判断による俊敏性が求められるものまで様々なパターンが存在する。

本作では様々な選択を行う事が出来る。ゲームオーバーの概念が無く、主人公が全員死亡しても、物語の終わりまでそのままの状況で話は進行していく。そのためエンディングもマルチエンディングの形をとっている。

ストーリー[編集]

アメリカの小さな町で3年間に渡り起き続けている連続誘拐殺人事件が再び世間を騒がせている。この事件は『折り紙殺人事件』とも呼ばれており、雨の季節に10歳前後の少年が拉致され、4日後に溺死体となり、死体の手には決まって折り紙と蘭の花を持たされるという奇怪なものだった。

ある日、心に傷を負った男・イーサンの息子であるショーンが「折り紙殺人鬼」に誘拐される。4日後というタイムリミットが迫る中、イーサンは「折り紙殺人鬼」からの何らかの犠牲を伴う理不尽な「試練」に振り回され続ける事になるのだが…。

登場人物[編集]

主人公達[編集]

イーサン・マーズ(Ethan Mars)
日本版声優 - 宮本充
元有名建築家。かつては順風満帆な生活を送っていたが2年前に交通事故で息子ジェイソンを亡くし、妻と離婚。現在もう一人の息子であるショーンと暮らしている。
ジェイソンを亡くして以降自身を責め続けており精神科を受診している。また原因不明の意識障害に悩まされ、ショーンとのコミュニケーションも上手くいかず苦悩の日々を送っていた。
ショーンが「折り紙殺人鬼」に拉致されてしまい、息子を救うため犯人からの無謀な試練に挑んでいく。
キャプチャーモデルはイギリスの俳優 パスカル・ラングデール(Pascal Langdale)。
スコット・シェルビー(Scott Shelby)
日本版声優 - 銀河万丈
元警察官という経歴を持つ私立探偵。「折り紙殺人事件」の調査依頼を受け、被害者の家族たちから証言を聞きだしつつ、事件を追っていく。
被害者の遺族に共感し、時にはお節介を焼くこともある。
キャプチャーモデルはサム・ダグラス(Sam Douglas)。
マディソン・ペイジ(Madison Paige)
日本版声優 - 甲斐田裕子
駆け出しの新聞記者。不眠症に悩まされている。
世間を騒がす「折り紙殺人事件」の新たな被害者となり、マスコミに追いかけられるイーサンに接触してきた。
大胆な方法で独自に容疑者や情報源に近づいていくが、危険な目にあうことも多々ある。
キャプチャーモデルはイギリスのモデル ジャッキー・エインスリー(Jacqui Ainsley)。
ノーマン・ジェイデン(Norman Jayden)
日本版声優 - 平田広明
「折り紙殺人事件」解決のためにFBIから派遣された捜査官。巧みな心理プロファイリングと、最新捜査ツール「ARI」(アリ;Added Reality Interface(アド・リアリティー・インターフェース、いわゆる「拡張現実界面」)の略)を駆使して事件に迫っていく。だが、「ARI」の使用に必要な薬には副作用があり、それが自分の身体を蝕みつつあることを悩み続けている。
キャプチャーモデルはイギリスの俳優 リオン・オッケンデン(Leon Ockenden)。

その他の登場人物[編集]

クラレンス・デュフレ(Clarence Dupre)
日本版声優 - 丸山壮史
精神科医でイーサンの主治療を勤める。イーサンの意識障害の秘密を知る。
カーター・ブレイク(Carter Blake)
日本版声優 - 牛山茂
ジェイデンの同僚として、折り紙殺人鬼の捜査を行う刑事。
事件解決のために手段を選ばない場面が多々あり、聞き取り調査でも相手を威圧して追い込んだり時には暴力を振るうことも辞さない。
ローレン・ウィンター(Lauren Winter)
日本版声優 - 木下紗華
折り紙殺人鬼に我が子を殺された女性。シェルビーの調査に協力する。
グレイス・マーズ(Grace Mars)
日本版声優 - 佐々木優子
イーサンの妻。交通事故のあとにイーサンと離婚している。
ショーン・マーズ(Shaun Mars)
日本版声優 - 矢島晶子
イーサンの次男。折り紙殺人鬼に誘拐されてしまう。
ジェイソン・マーズ(Jason Mars)
日本版声優 - 矢島晶子
イーサンの長男。ショーンの2歳年上の兄。2年前に起きた交通事故で亡くなっている。

用語[編集]

折り紙殺人鬼
作中の3年前から世間を騒がせている殺人鬼。発見される犠牲者の手に必ず折り紙が添えられていることからそう呼ばれている。
子どもを拉致し、4日後に溺死させた状態で遺棄している。雨量の多い秋に犯行が集中するため、犠牲者は雨水による溺死ではないかと作中で推測されていた。
また犯行の裏では拉致した子どもの父親に折り紙を模した手紙を送り、子どもを救うための複数の試練を課している。

試練[編集]

作中で折り紙殺人鬼が拉致した子どもの父親に課している試練。複数あり、それぞれを折り紙にした手紙で父親のもとへ送付している。
試練をクリアすることで拉致した子どもの手がかりが少しずつ手に入るがその試練内容は危険極まりないもので、作中で犠牲になった子どもの父親もほとんどがその後行方不明になっている。試練を受けるか受けないかは父親の自由だが、子どもが死亡するまで4日というタイムリミットがあるため手がかりのない状態で救い出すのは無謀に近く、子どもを救いたい父親の気持ちにつけ込んでいる。

ARI[編集]

「Added Reality Interface」の略。ジェイデンが使用している最新捜査ツールでサングラスと片手の手袋で操作する。
捜査現場において血痕や指紋などの痕跡を視覚的に視ることが可能。また警察のデータベースに遠隔でアクセスすることができ、それらの痕跡や証拠を照合することでその場で細密な捜査を行うことができる。
しかし使用にはTriptocaineという薬を服用する必要があるが、これには薬物の禁断症状に似た副作用があり依存性も高いため、使い続ければ使用者を次第に蝕んていってしまう危険性もある。

不具合[編集]

2010年2月26日に公式サイトより、ゲームプレイ中の不具合としてフリーズ現象および再起動後のゲーム再開が出来なくなる現象が発表された[11]。この現象については、アナウンス同日にリリースされた修正パッチ(バージョン1.01)により不具合の一部が軽減された。また2010年3月19日に、続く修正パッチ(バージョン1.02)がリリースされ、更なる不具合の解消が行われる。2012年現在、修正パッチはPlayStation Move対応のバージョン2.00が配信されている。

パッケージデザイン[編集]

北米版、欧州版、日本版にそれぞれ異なるパッケージデザインを使用している。発売前にソニーの公式サイトPlayStation.Blogでパッケージデザインを発表したところ、北米のユーザーから欧州版のパッケージデザインを希望する声が集まったため、差し替え用ファイルをPDF形式などでダウンロードで配布すると発表した[12]。発売日の後にPlayStation.Blogは、3地域版全てのパッケージデザインを差し替え用として、Flickrからダウンロードできるjpg形式で配布を行っている[13]

出典[編集]

  1. ^ HEAVY RAIN −心の軋むとき− 製品情報ページ ソニー・コンピュータエンタテインメント
  2. ^ Featured PhysX Titles”. Nvidia. 2010年1月31日閲覧。
  3. ^ Available Games using Havok”. 2010年3月5日閲覧。
  4. ^ PlayStation Games - Heavy Rain”. SCEE. 2010年1月31日閲覧。
  5. ^ ゲームはもっと感情豊かになれる――『ヘビーレイン』開発者からの提案【GDC 2011】”. ファミ通.com (2011年3月4日). 2011年3月5日閲覧。
  6. ^ Edge staff (October 2008), “Atmospheric Conditions”, Edge (193): 48 
  7. ^ Heavy Rain: The Origami Killer poster”. 2007年6月16日閲覧。
  8. ^ [1] クアンティック・ドリーム
  9. ^ Inside the Story: Quantic Dream Interview”. 2008年9月5日閲覧。
  10. ^ 『HEAVY RAIN -心の軋むとき- & BEYOND: Two Souls コレクション』名作ADVがPS4で蘇る ファミ通.com 2016年5月19日
  11. ^ プレイ中に発生する映像停止・ゲーム進行不能などの現象 日本語公式サイト
  12. ^ “『ヘビーレイン』、北米版パッケージが嫌という人にソニーはPDF配布で対応”. エキサイトニュース. Kotaku. (2010年1月14日). http://www.excite.co.jp/News/game/20100114/Kotaku_201001_heavyrain_na_boxart.html 2016年5月26日閲覧。 
  13. ^ [2]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]