水戸葵陵高等学校

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水戸葵陵高等学校
過去の名称 水戸短期大学附属水戸高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人田中学園
理念 21世紀を担う人材の育成。「文武不岐」を教育方針とし、学業・スポーツに高い目標を掲げ、その実現を目指す。
校訓 文武不岐
設立年月日 1985年
創立記念日 6月27日
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 連携型(水戸英宏中学校との間)
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース 特進コース
医歯薬コース
学期 3学期制
高校コード 08519H
所在地 310-0851
茨城県水戸市千波町中山2369-3
地図
北緯36度21分37.7秒 東経140度26分50秒 / 北緯36.360472度 東経140.44722度 / 36.360472; 140.44722座標: 北緯36度21分37.7秒 東経140度26分50秒 / 北緯36.360472度 東経140.44722度 / 36.360472; 140.44722
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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水戸葵陵高等学校の位置(茨城県内)
水戸葵陵高等学校

水戸葵陵高等学校(みときりょうこうとうがっこう)とは、茨城県水戸市千波町にある私立高等学校1996年(平成8年)4月1日に「水戸短期大学附属水戸高等学校」から現在の学校名に変更した。水戸短期大学(2012年に閉校)の併設校であり、近隣の私立水戸英宏中学校(学校法人緑丘学園)と連携型中高一貫教育をおこなっている[1][2]

概要

  • 特徴としては、毎週行われるウィークリーテストや毎月行われているマンスリーテストの成績を全て表にして発表される成績発表制や課外授業(ゼミ)などがあげられる。ウィークリーテスト(WTと省略されることもある)は、毎週月曜日の1時限目に、国語、数学I・II・III、英語の3教科を毎週ローテーションで1教科ずつ試験する制度である。マンスリーテスト(MTと省略されることもある)は、毎月2日間にわたって、数学ABC、オーラルコミュニケーション、理科(化学・物理・生物)、社会、保健体育をローテーションに試験する制度である。試験は午前中のみで、昼食後下校となる(一度に5教科試験することは希である)。成績発表制は、試験の結果を上位の者だけでなく、最下位の者まで発表する制度である。ゼミ(課外授業)は、毎日、朝の7時30分からの1時間、7時限目、6時限目終了後からの2時間に渡り、授業内容の復習、予習や定期模試の対策などを行う時間である。通常、ゼミなどは料金を徴収している学校もあるが、料金は徴収していない。
  • 昼食は給食制。月1万円ほどで月曜~金曜日の昼食は給食である。売店などでも簡易な昼食が販売されている。
  • 部活動では、剣道部全国大会優勝、柔道部全国大会入賞、サッカー部茨城大会優勝、スキー部関東大会優勝などの成果を残している。
  • 大学合格実績水増し問題として、水戸葵陵高等学校でも、大学受験費用を学校側で負担していたことがあった。今後も進路指導のデータを蓄積するため、継続するようである。また、Z会の受講料についても学校側が負担する制度があることが話題となった。
  • 特待制度が存在し、クラスは、TOP特待(A・B)・SK1(A・B)・2・3・4となっている。

設置コース

医歯薬コース

国私立の医歯薬学科に入学するためにカリキュラムが組まれているコース「生きることとすべての生命を、価値あるものとして尊び、慈しみ、大切にする」「生命への畏敬」を持ち、国際社会に意欲的に貢献しようとする人材を育成することを目標としている。

特進Iコース

難関国公立大学合格という目標があり、それに準じたカリキュラムが組まれている。クラス編成は成績を考慮した習熟度別クラスをベースとし、文系・理系で分ける場合もある。現在は特進iコースと呼ばれている。

特進IIコース

特別活動(部活動や学術鑑賞会など)を通して幅広い活動ができる人間を育ててゆくコース。2013年の受入れからは、「進学Vコース」という新たなコースが開設されたため、2015年3月に卒業生の輩出を最後に特進IIコースは廃止。

特進IIIコース

2009年3月、最後の在校生が卒業し廃止された。

進学Vコース

「Vision」「Variety」「Victory」の三つの「V」をコンセプトに2013年から開設されたコース。2016年3月に第1期卒業生を輩出予定。

行事

学園祭

2008年度より試験的に公開を開始した。 1日目は校内のみで公開をし、2日目は一般公開している。

学習合宿

1年生は年2回、2年生は年1回の学習合宿があり、日々の生活を指導することを目標としている。一コマ90分で、大学入試の試験時間に近い状態で行う。

クラスマッチ

毎年秋に行われる全校生徒参加の、いわゆる体育祭。これを通じてクラスの団結力を高めることが目的である。種目は、キックベースボールやバレーボールなど。

修学旅行

2018年現在では、オーストリア(ウイーン)チェコ(プラハ)成田空港からヘルシンキ空港(フィンランド)に10時間かけて向かい経由し同空港からウイーン空港に向かう。二日滞在する。ローマでは、トレヴィの泉パンテオン神殿凱旋門(コンスタンティヌス)コロッセオバチカン市国などを観光する。現地ではガイドがつく。フランスでは、凱旋門エッフェル塔はもちろん、モン・サン・ミッシェルなども観光する。

進学

  • 国内の4年制大学への進学が多い。[3]

系列校

著名な卒業生

その他

  • 制服は、ファッションデザイナーの山本寛斎のデザインである。

関連項目

脚注及び参照

  1. ^ 私学振興業務-本県の私立学校の特色(茨城県総務部総務課私学振興室)のうち「○中高一貫教育」には「●連携型中高一貫校 水戸英宏中・水戸啓明高・水戸葵陵高」と表示されている。
  2. ^ 水戸葵陵高校(普通科(医歯薬c))の受験情報(茨城受験情報)の「定員」及び水戸葵陵高校(普通科(特進Ⅰc))の受験情報(茨城受験情報)の定員に記載されている。
  3. ^ 水戸葵陵高等学校の合格実績

外部リンク