小林敬
こばやし たかし 小林 敬 | |
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生誕 |
1957年11月22日(66歳) 日本 北海道函館市 |
国籍 | 日本 |
別名 | 飲食界のショーン・コネリー(マネーの虎でのキャッチコピー) |
出身校 |
函館有斗高等学校 辻調理師専門学校 |
職業 | 実業家 |
テレビ番組 | マネーの虎(レギュラー出演) |
配偶者 | あり |
子供 | あり |
小林 敬(こばやし たかし、1957年11月22日 - )は、北海道函館市出身の実業家。
略歴
函館市出身。函館有斗高等学校卒業、その後大阪府のあべの辻調理師学校を卒業後、フランス料理店に勤務。1979年、地元函館に戻り料理店「らんぷ亭」を開業。1982年、再び大阪に戻り、フランス料理店に勤務する一方、食肉卸売業者でシステムエンジニアとしてオフィスコンピュータのシステム開発に関わる。1988年、「食べて得する料理家 庵」を開業。1991年、小林事務所を設立。「新和風料理 庵」など数々の飲食店を全国に展開していた。
2005年には長崎オランダ村の跡地を使った「食」のテーマパーク「キャスビレッジ」をプロデュースし、その親会社CASジャパンの取締役に就任。しかし10月3日に経営破綻し、キャスビレッジは即日閉鎖。小林も約20億円の負債を背負った事で自己破産し[1]、2006年開校予定だった調理師学校の開設も1年延期された。経営悪化に伴い、小林事務所を解散のため特別清算の手続きに入った。小林事務所の業務はシダックス傘下の飲食フランチャイズ企業「ヴァスフードサービス」に移管されるが、2007年4月には「シダックスレストランマネジメント」に経営統合された。
2008年6月27日付でシダックスの執行役員[2]に就任した後、2009年2月執行役員を突如退任し、イタリアンレストランを運営するジャパンフードシステムズの社長に就任した。2009年8月、突如トレードマークの髭を剃り上げ、ジャパンフードシステムズの社長を辞任する(後任は山崎宏)。
2009年10月、新たにブログを開設して独立開業を発表した。社名は小林事務所。2010年2月、京都・四条河原町にて、プロデュースした「QUATTRO CINQUE」を開業。2010年3月、「QUATTRO CINQUE」高槻店を開業。2010年6月、京都・四条河原町にて、プロデュースした「QUATTRO CINQUE」を閉店[3]。
2013年7月、テンポスバスターズ取締役商品部統括本部長に就任。2014年7月、同社を退任[4]。
2016年12月、ビーパワーソリューションズのアドバイザーに就任。2017年3月、Twitterを開設。2018年9月、「五稜郭ガーデン」の再建を手掛けるも[5]、同店は2020年6月25日付で破産手続きを開始した[6]。
エピソード
- 日本テレビのドキュメントバラエティ番組『マネーの虎』で出資者の社長として出演した。志願者になど怒声を上げる場面も多々あったが、他の社長が厳しく追及する中で優しくアドバイスする場面もあった。
- マネーの虎で語ったエピソードとして、自分の祖父の葬式の時も、葬式には出席せずに厨房で働いていたという。しかし年月の経過とともに(あの時式に参列して最後に祖父を見送ってあげてればよかった)と深く後悔していて、自分と同じような状況での志願者に対しては「なぜ順番(志願者の登場順)を最初にしてもらわないのか」「本当に家族のことを思っているならばこんなところへ来るべきではない」と語っていた。
- 日本テレビのバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』の「グルメチキンレースゴチになります!」で、小林の店「UN CLUB TOKYO」が舞台になったことがある。小林はオーナーとして出演し、同番組のレギュラー出演者である岡村隆史が「マネーの虎」を題材にしたコントを披露した際はノリノリになるなどひょうきんな一面を見せた。
書籍
- 「人間味」で勝つ! 外食・FC革命(文芸社、2001年。ISBN 978-4835524009)
- 外食・FC大革命 21世紀は役割分担の時代(宣伝会議、2002年。ISBN 978-4883350711)
脚注
- ^ 講談社フライデー2014年12月12日号より
- ^ “5月21日代表取締役及び役員等の異動に関するお知らせ”. www.shidax.co.jp. www.shidax.co.jp. 2021年2月2日閲覧。
- ^ “このお店は現在閉店しております”. tabelog.com. tabelog.com. 2021年2月2日閲覧。
- ^ 解任か辞任かは未公表のままである。
- ^ “新型コロナ関連破たん 函館で飲食複合施設「五稜郭ガーデン」運営の(株)まちづくり五稜郭が破産申請へ”. news.yahoo.co.jp. news.yahoo.co.jp. 2021年2月2日閲覧。
- ^ “「五稜郭ガーデン」運営の(株)まちづくり五稜郭が破産申請へ”. www.nikkei.com. www.nikkei.com. 2021年2月2日閲覧。