GUILTY GEARの用語集
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GUILTY GEARシリーズ > GUILTY GEARの用語集
GUILTY GEARの用語集(ギルティギアのようごしゅう)では、GUILTY GEARシリーズの用語を「作品用語」と「関連ゲーム用語」に分けて解説する。関連ゲーム用語は、格闘ゲームとしてリリースされたタイトルのみをピックアップしてあるので『GUILTY GEAR 2 OVERTURE』など従来の作品と大きく異なる操作性を持つ作品は個別記事を参照のこと。
また、説明上ボタン名の略称はP(パンチ)/K(キック)/S(スラッシュ)/HS(ハイスラッシュ)/D(ダスト)。その前につく数字は8(↑)/2(↓)/4(←)/6(→)と、テンキーの方向、つまり3ならば右下・7であれば左上のことをあらわす。
作品用語
法力・兵器・超常現象関連
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- 法力
- 本来、物理学上ありえない、限りなく万能に近い力であり、現実世界における自然現象ならび超常現象を具現化させたもの、いわゆる「魔法」でもある。原理は、本作で『バックヤード』(下記参照)と呼ばれる世界の情報世界にアクセスし、そこで法則を書き換えて発動させていると見られる。科学技術が世界の理で何らかの現象を起こす(可燃物に何らかの刺激を与えて燃焼、それにより火を起こす(その過程で燃焼物が残る))のに対し、法力は世界の理を捻じ曲げてまで現象を起こしている事になる(前述の火を起こす段階と違い、触媒を介さずに直接、何もないところや本来存在が難しい水の中などで火をそのものを発生させるように情報を書き換える)。ギルティギアの世界では、科学体系の一つとして機能している為、厳密に定義すると魔法ではなく、進化した科学技術の一種となっている。
- ありきたりな魔法属性としては作中では『火』『水』『雷』『風』と、特定の地域出身に適性がある『気』の五大属性に分類される。この五大属性を素にして『666種類』の応用技術が開発された。その内6種は、リスクの大きい『禁術』と呼ばれた物に指定されている(下記参照)。
- 作中においては、一般的な機械科学に代わる技術として普及され、本作のキャラクターが使用する技と言った戦闘向きのものから、通信といったものまで様々。ただし、下記の通りのリスクがあるため、法力を利用した一般的な製品は単純な機能しか利用できないように制限を掛けており、乗り物・通信といったインフラに当たるものは高級品となっている。そのため、これらを有するのは一部例外を除き、大半が国有、官僚であり、一般市民は機械の代用として古くからの郵便や馬車などが復権した。
- 法力の開発で、人類は無限のエネルギーを「情報」という形で得る事「には」成功した。しかし、事実上物理・自然法則を捻じ曲げて無理やりエネルギーを得ている形となるため、現実空間内の許容限界を超えるような法則書き換えが起きると宇宙そのものが崩壊するリスクを背負っている。
- 「第一の男(オリジナル)」がバックヤードの発見、それにより法力が確立した直後である2000年代の旧時代では大部分の機械との相性が悪く、また再起の日(下記参照)の出来ごとにより機械文明は大きく衰退したが、機械的文明自体はまだ残っている為、一応魔法(新科学)と科学(旧科学)は共存している。
- ギア
- 人類生態強化計画(GEAR計画)によって「あの男」と呼ばれる人物が作り出した生体兵器。人間を含めた生物をギア細胞により強化させたもので、戦闘能力および生命力は並の人間を凌駕し、その寿命は数百 - 数千年とも言われている。本来は外部からの制御が無くては行動出来ない存在だが完全自立型は例外であり、ジャスティスの死後も活動を続けるギアは僅かに存在している。一般的には大きさで区分し、巨大な竜から細菌兵器のような微細なタイプまで様々な種類が確認されている。その呼び方はメガデス級など。
- 小説「白銀の迅雷」では、ギア細胞を利用した薬が登場しており、摂取した人物の身体的機能を補う効果を発揮したが、司令機能を持つギアの機能を模した装置により、摂取した人物を操る事が出来てしまう。後に、摂取した人物達から寄生したギア細胞を除去していることから、除去技術は確立している。
- 『Xrd』ではGEAR細胞の基礎理論を完成させたのは「ヴィンス=マクドネル」を中心とした研究チームとなっており、このチームにソル・アリア・あの男の3名も参加していた。
- 禁術
- 魔法科学論の進歩に伴い法術を生み出すに当たって、凄まじい高等技術を簡単に得る法術も発見された。当時の学者達はそれらを「システムが未完成の為、術者に対するリスク(ウィルス性の被害発生や後遺症)が起こる確率が非常に高い」という理由からアフターリスクが発生するように設定し、封印した。それが「卑・泥獄墜法」、通称「禁術」である。
- ザトー=ONEが使用したものが卑・泥獄墜法第5法「蝕精影陣」、アフターリスクは「視界の遮断」。ミリア=レイジが使用した(させられた?)ものが卑・泥獄墜法第6法「アングラ」、アフターリスクは現在不明。なお、全ての体系化された法術を「聖天貸法」と言い、全666種であるがそのうち6つ(禁術)を含まず、公式には660種とされている。
- 神器(じんぎ)
- ソル=バッドガイの「封炎剣」(後の「ジャンクヤードドッグ」)やカイ=キスクの「封雷剣」、御津闇慈の「絶扇」などの特殊な武器。他に「閃牙」「益篤」「湖上白」が国際連合と元老院の所有物となっている。
- 元はフレデリック(ソル)が開発したアウトレイジと呼ばれる対ギア用武器であったが、あまりにも強力過ぎて人が扱えるものでは無かった為、8つに分裂させた。アウトレイジは実用形態と呼ばれる白い棒状、もしくは槍状に合成した姿と、8つの神器をほぼそのまま合体させた仮組物理形態と呼ばれる状態がある。また、合体後の姿が宝島社から刊行された初代『GUILTY GEAR』の攻略本に掲載されている。なお、コミカライズ版であるXTRAでは神器が共鳴反応を起こしている様子が描かれている。
- 封炎剣(ふうえんけん) / ジャンクヤードドッグ
- デザイン上のモチーフはジッポーライター[1]。パーソナルカラーは「主人公(ソル)だから赤」とのこと。
- ソルが聖騎士団に所属した際に預け、騎士団の所有物となったが、騎士団を脱退するソルによって強奪[2]されて以降は彼の所有する武器となっている。
- 「GG2」以降、アウトレイジへの合成を視野に入れる段階の一歩として、封炎剣をカスタムしたジャンクヤードドッグの強化改造の為に、国際連合が有する「ハルデン要塞」で保管されていた「閃牙」を組み込み、不安定ながらもアウトレイジ並みの最大出力を出せるようにした。
- 強力なエネルギーを外部から供給される事で、段階的に威力をあげる事が可能であり、3倍で山を一つ吹き飛ばす威力になる。
- 劇中ではオラトリオ聖人のエネルギーを受ける事でアウトレイジと同等の威力まで引き上げた。
- なお、ジャンクヤードドッグの名の由来は、プロレスラーのThe Junkyard Dogから[要出典]。
- 封雷剣(ふうらいけん)
- デザインは両刃の長剣であり、パーソナルカラーは使用者のカイと同じで青と白を基調としている。
- 元は聖騎士団の所有物であったが、存在当時は団長に昇格したばかりのカイに授与されており、解散後から本人の所有する武器として扱われている。
- 後にバプテスマ13事件と呼ばれるギア消失事件でディズィーが消滅し掛けた為、内包している全法力を解放し、時間を止める程の魔方陣を組み上げ阻止したが、解放の影響で封雷剣そのものは消失してしまった。なお『Xrd Rev2』時点ではディズィーのエピソードモードにて封雷剣が形状までは復元技術が進められていることを明かされるが、当時は未だ完全に使用可能には至らなかった。
- 『Xrd Sign』では封雷剣のような形状の武器が登場し、カイがこの武器を所持しているが、これはオリジナルに匹敵する力を秘めたレプリカならび代替品として誂えられた『マグノリアエクレール(II)』というもの。『GG2』では儀礼剣「アクイラ」を使用していた。
- 絶扇(ぜっせん)
- デザインは舞扇であり、パーソナルカラーは群青色と茶色を基調としている。
- 見た目によらず頑丈かつ頑強に出来ており、闇慈が自身の武器として所有している。
- 巨大化する扇子の元ネタは『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』に登場する「智多星の呉用」[要出典]。
- 閃牙(せんが)
- デザイン上のモチーフはランプであり、設定画では拡声器の形状に似通ったパーツが取り付けられていることが確認できる。
- 国際連合の「ハルデン城塞」にて保管されていたが、ジャンクヤードドッグを完成させる為にソルによって奪取される。
- 益篤(えきとく)
- 湖上白(こじょうはく)
- 聖戦
- 2074 - 2175年の長期に渡り、ギアと人類によって繰り広げられた戦争。(公式上では)ジャスティスがギアを率いて日本列島と朝鮮半島の一部を消滅させたのを皮切りに、ジャスティスが封印されるまで続いた。聖戦は実は終戦管理局が仕組んでいたのではないかとされているが、それを知る者は少ない。『GUILTY GEAR XX』のジャスティスのストーリーモードでは、ソルがジャスティスに致命傷を与え、その後にカイが駆けつけ封印をした事が明かされている。しかしドラマCDでは「2180年に終結」と、食い違いが生じている。
- 因果律干渉体
- 現在はイノとアクセル=ロウが該当し、ただタイムトラベルしているわけではなく、数ある可能性から無意識に選び、他の可能性を消してしまっている。アクセルは自らのタイムトラベルで在り得た世界を消してしまう事に悩み、もうタイムトラベルをしたくないと明かしている。
- バックヤード
- 森羅万象を定義する世界の名称。現実世界における法力、いわゆる「魔法」などの法則を決定付けるシステムが存在する仮想空間で、いわゆるパラレルワールドならびアカシックレコードに該当するものでもある。複数存在しており、イズナが住んでいる「黄泉平坂」はその1つといわれる。
- バックヤード空間はこの世の全てとも言える膨大な情報が満ちているため、普通の生物が触れるとその圧倒的な情報量に耐え切れず塵芥となって消滅してしまうが、ギアやソルやカイ等の限られた人間は通常通り行動が出来る。そして、あの男とその仲間は独自の技術で行動可能にした空間を作り出し、ここに隠れている。
- 黄泉平坂(よもつひらさか)
- 妖怪の住処となっている仮想空間。イズナの故郷で、日本建築の様な施設が点在。
- キューブ
- 『GG2』の最重要単語。GG2での襲撃者に対する防護・封印装置として作られた道具である。
- その名の通り、形状は立方体であり、バックヤード深部の とある空間を封印している。
- 製作者は「あの男」であり、物語の終盤において「キューブではもう保たない」と話していた。
- Dr.パラダイムの発言によれば「バックヤード内部でキューブに干渉できるなら、未曾有の大災害を起こす事もたやすい」との事。
- 封印している空間の正体は、バックヤードで現実そのものの法則を大きく書き変えてしまう物で、ヴァレンタインらの襲撃者はここの情報を書き変え、現実を崩壊させることが目的。
- 解除には時間が掛かる上、ソルの手によって鍵の魔方陣が破壊されてしまった為、外側から開ける事が二度と出来なくなってしまった。
- 慈悲無き啓示
- 「あの男」が恐れている存在。『Xrd REVELATOR』のストーリーモードにて、聖皇アリエルス(海外版ではSt.Maximus)と同一人物である事、初代ヴァレンタイン・ラムレザル・エルフェルトの3人のヴァレンタインを作り出した事が明かされている。
- その正体は情報生命体であり、ストーリーモードにおいては「ロボット」という形容をされている。
- 性格は残忍で、子供染みた言動にも思えるおちゃらけた振る舞いを見せる。優生主義者であり、一見 合理的にも捉えられるかのような自己中心的な発言を示す。
- 当初は意志が無いとされていたが、現在の人間を理解する為に意思を持つ人間として具現化しており、現在の人間を全て「人形」と呼んで嫌悪していた。
- 再起の日
- 1999年に起こった現象。世界中の電子機器に生命活動のような現象が起こったがすぐに消えた謎の現象。
- 調査によって、未知の生命体が実体を得ようとしていた事が判明し、国際協定で電子機器の使用と保有が禁止され、電子機器の放棄によって文明水準が下がっていった。以降、法力が台等することとなる。
- バプテスマ13(サーティーン)事件
- 『GG2』のギア消失事件の名称。初代ヴァレンタインがバックヤードに隠されていた「キューブ」の鍵を手に入れるために、世界中に残っていたギアを分解して探していた。
- 実はキューブの鍵はジャスティスの因子であり、ディズィーが消滅するのをカイが封雷剣の全法力を解放して封印し阻止してしまった為、手当たり次第に探していたがジャスティスの孫にあたるシンが利用された。
- ゆりかご
- 元老院が保有する巨大な物体。周囲を絶対防壁フェリオンで防御し、通常はバックヤードに隠れているが、内部にいる元老院メンバーをバックヤード空間への常駐に耐えさせることはできないため、23時間毎に「息継ぎ」のために現世に現れる。転移の際には周囲にもバックヤード空間を纏って現れる為、生物がいると塵芥になってしまう。
- 実は秘密裏に回収したジャスティスが内部に隠されている。
- 絶対防壁フェリオン
- 聖皇庁の特権法術であり、聖皇とその側近、元老院等の限られた高い身分の者しか使用出来ない特殊防壁。通常の法力や物理的な力での破壊は出来ないが、想定外の超える力で攻撃された場合のみ物理的に破壊が出来る。
- セントエルモの灯
- 13年周期でイリュリア地域に発生する超巨大な落雷。聖戦時代にも発生しており、GEARの大軍勢に対して劣勢だった聖騎士団が此れによって救われており、神聖なものとして称えられている。ただし基本的には自然現象で無差別な為、現在はイリュリア城に巨大な避雷針を設営してそこに集めている。そして城の地下に避雷針から集めたエネルギーを蓄えたキャパシターが隠されており、元老院はこれを利用して先に魂の融合を優先して行い、落雷のエネルギーを利用してジャスティスの再起動を目論んでいた。
- 人造兵オーパス
- ラムレザルとゆりかごが出現し、聖皇庁と元老院が急遽、全世界に配備を進めた人造兵士であり、通常の法力では戦うことが出来なかった対ヴァレンタイン専用兵器として開発され、意思を持たず命令に忠実に従う。Dr.パラダイムが調べた所、実はそのほとんどがGEARであり、起動したジャスティスの命令を受けてしまう。
- オラトリオ聖人
- 巨大な十字架の形状をした機動戦艦型のエネルギー砲。本来は強力なエネルギーを撃ち出し、アウトレイジを介してギアを消滅させる為の武装であり、連射も可能。劇中ではジャック=オーとジャスティスの融合とジャンクヤードドッグの威力を引き上げる為に使用された。
- エリ=プ=マーブス(EripmavS's)手記
- エリ=プ=マーブス=ディ=エリアーデが記したとされる本であり、「再起の日」や「聖戦」等の事が記されている。
- その中で、ある人物に興味を持ち「太陽」の名を与えたとの記述がある。
- 実は綴りをアナグラムすると「VampireS's」となる。また、この手記を記した人物の正体は、同じヴァンパイアでSを頭文字とするスレイヤーとされている。
- ヴァジュランダ
- ツェップが保有する対地爆撃用大陸弾道超長距離ミサイルであり、法力と科学の粋を結集した弾道ミサイルである。
- 初速は秒速0.2km、巡航速度は秒速5.2km(マッハ15)を超える。
- 目標となるターゲットが消失した場合、セーフティとして上空に向かって飛ぶようになっており、最悪の被害を回避するようになっている。
- グリンカムビ・ダーク(Gullinkambi Dark)号
- ジェリーフィッシュ快賊団が所有する大型高速飛空艇。機体にノーズアートが描かれ、ブリッジ部に金色に輝く巨大ドクロのパーツが填め込まれているのが特徴。
- PH社製J-59エンジンを12基搭載しており、3'600km先のエリアまで40分で移動する事が可能。
- ジョニーの愛機で同時に快賊団の虎の子かつ切り札とも呼べる代物だが、機体の維持を最優先しているため現時点では非常時にのみ利用する程度に止まっている。
- またジョニー曰く「世界最速・最新鋭の民間機」であるが、ジャック=オーに言わせれば「アンティーク」とのことである。
- ティル・ナ・ローグ
- ホワイトハウスに隠されていた本当の姿。
- 聖戦時、一部高官達が地球外への移住を目的として建造された宇宙船であり、プロジェクト「ティル・ナ・ローグ」と呼ばれていた。
- 搭乗員400人が120年生存可能な宇宙コロニーも建造を終えていたが、使用される事無くホワイトハウスの地下で眠っていた。
組織・地理関連
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- 国際警察機構
- 当該作品において世界の治安を維持している警察組織であり、全世界に支部を展開している。この組織にはかつてカイが長官として所属しており、警察とは部署が異なる立場の彼をそのポストに就かせていることから、後述の聖騎士団を前身としている節が見受けられる。
- 聖騎士団
- ギアに対抗するために結成された組織。飛空挺に師団ごとに乗り合わせていて、ギアの掃討以外にも被災者の救助なども行う義勇軍だった。実際にジャスティスを倒したのはソルだが、公には聖騎士団が退治し封印した事になっているため救世主扱いをされる事もある。『GUILTY GEAR』ではその名声を第二次聖騎士団員選考武道会の開催という形でテスタメントに利用されている。団長は初期は不明であるが、中期にはクリフ=アンダーソン、終期にはカイとなり、現在は解散した為に存在しないものの元メンバーの多くはカイを慕って国際警察機構に所属している。かつてはソルもこの聖騎士団に所属していた。
- アサシン組織
- 創設者はスレイヤー。表向きは法で裁けない罪人を抹殺する為に結成された少数精鋭の団体という扱いだが、組織の実態は吸血鬼であるスレイヤーが自身の食糧となる人間の血液を確保する為に設立したものであった。だがスレイヤーが不老不死の女性シャロンと出会い、彼女と結ばれ所帯を持った為にその必要がなくなり、トップの座をザトー=ONEに引き継ぎスレイヤーは引退した。しかし時が経つに連れてその方針や組織の在り方が大きく変わって行き、組織は犯罪組織と化していた。そしてザトー=ONEの死亡によって一度は瓦解し掛けたが、ザトーの部下であったヴェノムを頭首に据え、今はその組織力を取り戻しつつある。現在は組織から離れていたスレイヤーや逃亡している身であるミリアが一時的に戻って来ている。
- ジェリーフィッシュ快賊団
- ジョニーをリーダーとする義賊的空賊集団。国際警察機構とは対立する立場なのだが、民間人の間では信頼が厚く、幾度となく警察機構と共に凶悪犯罪を解決した事もある。更にツェップやヴァーノン大統領とも繋がりがあり、単なる犯罪組織や空賊集団ではなく、終戦管理局が敵として重要視する程。メンバーがジョニー以外全員女性であり、基本的に男性は乗船できないが、例外としてカイ・チップ・ファウスト・テスタメント・ブリジットが乗船した事がある。
- ジャパン
- かつての日本を指すと同時に、その跡地を指す。日本人はジャパニーズと呼称。人類に対し宣戦布告をしたジャスティスにより全土が壊滅、荒れ地のみが残る状態となった。その為ジャパニーズは希少種となり、保護をされることとなったが一部のジャパニーズは保護を拒否している。一説によるとジャパニーズには特殊な力があるとされるが、真相は不明である。
- ジャスティスの意思によって消滅させられたとなっているが事実は違っており、起動実験中の事故によりバックヤードから現れた存在を消滅させるために、あの男によって止むを得ず撃ったガンマ=レイの巻き添えで消滅した事が明かされた。
- ジャパニーズコロニー
- 各地に点在するジャパニーズを保護している施設。コロニーに住むジャパニーズは『市民』として扱われ、一定の生活が保障されている。
- また「コロニーに入るとそこからは出られない」と言われており、内部では治療と偽って何かの実験を行っているらしい。
- ジャパニーズは保護の有無に拘らず外の世界で行動することを法律で禁じられており、これを破ると重罪となってしまう。その為、一部のジャパニーズは自身の出自や身分を偽り、コロニー外の世界で活動・生活している。
- 『Xrd』のストーリーモードにおいて「コロニーからの出国が実現された」との知らせを報じるニュースが発信されている。
- 終戦管理局
- 聖戦を仕組んだと思われる組織。警察機構の上層部に入り込んでおり、ロボカイを主戦力にある計画の為に動いた。ソルやカイの活躍によって事実上消滅しているが、一部は残存している。
- 『Xrd』のストーリーモードで、この組織が実はアサシンと密接な関係にあったことがヴェノムの口から語られている。
- 『STRIVE』のストーリーモードで、第三連王のダリルにより再建し、ミリア=レイジを局長に据えて諜報活動を再開している事が明かされた。
- ツェップ
- 要塞のような姿の巨大飛行艇を国領とする浮遊国家。魔法が理論化(法力)されてから多くの国が旧機械科学文明を放棄したのに対し、この国はそれを保持している。
- 以前は軍事国家として存在していたが武道大会終了後、ガブリエル大統領(ポチョムキンの元教官)を始めとしたメンバーがクーデターを起こし成功、平和的自治権を手にした。
- ただし科学文明を保持しているとはいえ、法力そのものを完全否定しているわけではなく、通信や生活の一手段として最低限は利用している。
- イリュリア連王国
- 世界で最も栄えている国家。成立以前の地理的にはユーラシア大陸の大半やヨーロッパに該当。首都はイリュリアで、第一連王カイ・第二連王レオ・第三連王ダレルという複数の王によって統治されており、特例によって二人の連王の連名があれば連王の一人を退陣させる事が可能。
- 東チップ王国
- 『Xrd』以降に名目上建国している未承認の小国で、チップの手で設けられた(国として認められるために申請中)。小国となっているが、その規模は大型村落程度であり、かつ『王国』と銘打ちながらも国体は君主制でなく共和制を意識したものとなっている。
- 住民のほとんどはかつて荒くれ者として動いていた存在をチップが世界中から集めたもので、同時に、チップの手解きにより忍術を体得していることから住人一人一人が忍者として活動・生活する特殊な国家の一つとして見られている。
- また、ジャパニーズコロニーに類似した形式の区画が設けられていることも特徴の一つであるが、チップの間違った日本観の影響によるものなのか、建築物に平仮名ばかりを表記した看板が取り付けられるなどの怪しげな雰囲気を漂わせている面が見える。
- 元老院
- 世界の大半を支配している組織で正式名称は「国際連合元老院」。発足時の構成員はバルディウス、クロノス、アクソス、リブラリアの4名であり、発足当時から組織はこの4名で長年運営されている。
- イリュリア連王国を陰から支配しており、この国の王は同組織によって決められ、王となった人間は即位後からその組織の傀儡として生きることが定められたも同然となっている。
- また、世界統治の裏で「世界の秩序」と逆の存在とも言えるヴァレンタイン達とも通じている。実は全員が『使徒』であり、ジャスティスの再起動と魂の融合を目的として動いていた。
- その後、ソル達によりバルディウスが倒され、それから連続して残り使徒も野望が阻止された結果、組織は壊滅へと追い遣られた。
- 聖皇庁
- 当該作品において最大の公的機関であり、世界の頂点に立つ組織でもある。この機関の最高位に立つ存在は『聖皇』と呼ばれており世界の象徴でもある。
- その権力は元老院を凌ぐ絶対的なものとなっている。元老院を最高顧問とし、同組織を介する形で世界を管理し統治している。
- 聖皇の座に治まるアリエルスはイリュリア連王を始めとする多くの民から絶対的な信頼と尊敬の念を受けていたが、彼女は自身の立場を利用する形で恐ろしい計画を企てていた。
関連ゲーム用語
※()内はプレイヤー間での通称を指す
シリーズ共通システム
- ガトリングコンビネーション
- 通常技をP→K→S→HS→S+HS(『GGXX』以降はDボタン)の順番でタイミングよくボタンを押すことで、モーションをキャンセルして次の技につなげて、連続技にすることができる。ダストアタックへはGGX以降出すことができる。
- なお、ガトリングルートが存在するからといって全てのガトリングコンビネーションが連続ヒットするとは限らない。ただし、そもそもガトリングコンビネーション自体を使う事が出来ないキャラクターも存在する。
- ダストアタック
- 『GG』ではS+HS同時押しで使用できる、ヒット時に相手を上空に吹っ飛ばす攻撃。ガトリングコンビネーションで連続技に繋ぐことができる。
- ヒット後、レバーを上に入力していると「チェイスジャンプ」で相手を追いかけ、吹き飛んだ相手にダストアタック時専用の空中連続技を決めることが出来る。
- 『GGX』以降はヒット時ダストアタック専用の空中連続技を決められるという点は変わっていないが、通常技からは繋がらない、チェイスジャンプからホーミングジャンプに変更されている。
- デッドアングルアタック
- 『GG』ではガード中に必殺技コマンドを入力することで、ガードをキャンセルして必殺技を出すことができる。
- 『GGX』以降はテンションゲージを50%消費し、ガード中の硬直をキャンセルして専用の反撃行動を行う。発生は若干遅いものの長い無敵時間がある。デッドアングルアタックは相手にわずかなダメージを与えるものの、このダメージで勝利することはできない。
- ダメージに大きく補正がかかるものの、特定条件下で追撃が可能なデッドアングルアタックを持つキャラクターも存在する。
- フォルトレスディフェンス
- 『GG』ではカオスゲージを消費して必殺技による体力の削りの無効化する。
- 『GGX』以降は必殺技による体力の削りの無効化、相手との距離を通常ガードよりも大きく離す、空中ガードできない技ができるようになる、といった様々な恩恵を受けることができる。ただしこの状態で相手の技をガードするとさらにテンションゲージが減少する。
- ガード硬直が通常ガードよりも長くなるといったデメリットも存在する。
- 『GUILTY GEAR ISUKA』では中段、下段問わず投げ技以外は全て防ぐことができる仕様となっている。
- 挑発、敬意
- 『GG』では文字通り相手を挑発(L1)したり敬意(R1)をする。
- 『GGX』以降はスタートボタンを押すと挑発、レバーを前に倒してスタートボタンを押すと敬意を使用できる。また、挑発はモーションの終了直前で、敬意は出した直後からあらゆる技でキャンセルが可能。ディズィー、ファウストの挑発、チップの空中挑発(『XX』以降)には攻撃判定が付いている。
- 相殺
- お互いの攻撃が特定のタイミングでヒットすると両者の間に稲光のようなエフェクトが発生して、両者の動きが一瞬止まる。なお、お互いにダメージはない。またこの状態はジャンプや前進後退といった移動以外の行動でキャンセル可能。
- 相殺が起こると次の行動が若干早くなる。
- 覚醒必殺技
- 『GG』では残体力が50%未満になるか、カオスゲージを100%消費することで使用可能。
- 『GGX』以降はテンションゲージを50%消費して繰り出す強力な必殺技。使用中は対戦相手のサイクバーストが使用不可となるため、確実にダメージを奪うことができる。
- 一部のキャラクターにはゲージを100%消費するものや、特定の条件を必要とするものがある。
- 一撃必殺技
- 文字通りヒットが成功すれば相手を一撃で倒す技。
- 『GGX』以降は技を出す前に一撃必殺準備を必要とし、かつ1ラウンドに一回しか出すことが出来ない。
GUILTY GEAR 固有のシステム
- カオスゲージ
- 攻撃やガードによって溜まる。MAXの状態になると覚醒必殺技などさまざまな行動を行うことができる。
- CRASH
- カオスゲージがMAXのときに一定時間ダッシュすると無敵となり、体当たりでダメージを与えることができる。また、光ったときに攻撃を出すと技の威力がアップする。
- GAMBLE
- カオスゲージがMAXの時、ガード中に6+Kでカオスゲージを全て消費して反撃することができる。
- 空中振り向き
- 空中で挑発(L1)を押すと空中で向いている方向を変えることができる。
- チャージ
- チャージ対応必殺技のコマンド入力のボタンをR1(敬意)に変えることでチャージ。チャージをすることで「チャージレベル」を上げ、一度だけその技の性能を上げることが出来る。チャージ中に限り、カオスゲージの上にレベルが表示される。チャージは一瞬でキャンセル可能。
- アクセル・テスタメント・ジャスティスには、チャージできる必殺技が存在しない。
- ダウン回避
- ダウンする攻撃を受けたときに8+攻撃ボタンで受身を取り、ダウンから復帰し攻撃に備えることができる。
- 殺界
- 殺界発生技(P+K)を当てる、または飛び道具以外の攻撃を直前でガードすることで発生する。
- また殺界発生技はキャラによってリーチが著しく異なり、最長のDr.ボルヘッドは開戦直後に当てられる程のリーチを持つ。
- 発生中は画面が一瞬止まって背景が赤くなり、その間に「236+攻撃ボタン」と入力すると一撃必殺技が発動、ヒットすればラウンド数に関わらず強制的に勝利できる。
- 殺界発生技は上半身無敵でガードされても殺界が発生。コマンド入力に成功するとその時点の勝利本数に関わらず試合に勝利することができる。
- 防御側は殺界が発生した瞬間には「214+攻撃ボタン」と入力すれば必ず回避できるが、反応できなければその時点で負けが確定する。
- 後のシリーズと違い、回避されても何度でも出す事ができる。
GUILTY GEAR X からのシステム
- テンションゲージ(ゲージ、TG)
- カオスゲージの代わりに登場。覚醒必殺技を始めとする様々なシステムの使用の為に必要なゲージ。
- ラウンド開始時は0%からスタートし最高100%まで溜まる。溜まり具合によってゲージの色が変わる。
- 前進する、相手に攻撃を当てる、などの積極的な行動を取る事で蓄積される。
- 逆に後退する、攻撃を当てないなどの消極的な戦い方を続けていると、テンションゲージの消失や気絶しやすくなる等のネガティヴペナルティが発生する。
- ロマンキャンセル(ロマキャン、RC)
- GULTY GEARシリーズを象徴するシステム。実行すると「ROMANTIC!」というシステムボイスとともにキャラクターから赤い円形のエフェクトが出てキャラクターは強制的にニュートラルな状態に戻る。
- 主な用途は連続技の発展、技後のスキの大きい技のフォローなど。上手に連続技に組み込めば、覚醒必殺技を使用するよりも大きなダメージを相手に与えることができる。
- 打撃技であればほぼ全ての技(デッドアングルアタックやダストアタック、一部の通常投げなども)をロマンキャンセルすることができる。
- ガードレベル
- 体力ゲージの下にあるゲージ。相手の攻撃をガードすると増加し、攻撃を受けると減少する。基準値は0、最低-128、最高+128。
- 連続技を喰らうたびに減っていき、ゲージに応じたマイナス補正がダメージにかかっていく。連続技が途切れると即座に0に戻る。逆に相手の攻撃をガードし続けるとゲージが増えて行き、攻撃を喰らった際のダメージにプラス補正がかかる。攻撃が途切れた後は基準値まで少しずつ減少していく。
- またプラス75%を超えるとゲージが点滅し、点滅が止むまでの間相手から受けた攻撃が全てカウンターヒット扱いになる。
- 『XX』以降はガードバランスに名称変更。ゲージ上昇時に入るダメージがプラス補正からガードバランス値が0になるまで各技に設定された基準値のダメージが入り続ける変更を受けた。
- 『Xrd』以降はR.I.S.C.レベルに名称変更。
- 足払い
- 全キャラ共通の下段攻撃。地上の相手にヒットした場合必ずダウンを奪える。
- 一撃必殺準備
- 一撃必殺技を使うための準備行動。一撃必殺モード中はテンションゲージがタイマーに変更され、テンションゲージだったものが減少していく。0になるとそれ以降は体力を消費する。もう一度コマンド入力することで元に戻る。
- 一撃必殺技を使用するとゲージが消滅。ヒットすれば相手の全体力を奪いそのラウンドを取ることができる。
- ダウン追い撃ち
- 相手がダウンした時に追撃する行動。打点の低い技であれば何でも当たる。ただし威力に通常時の1/4の補正がかかる。
- 『GGX』では真上に少し浮きダウン復帰もほぼ出来なかったが、『XX』以降後方に大きく吹っ飛ぶようになりダウン復帰が可能となった。
- 直前ガード(直ガ)
- 名前の通り攻撃を食らう直前にガードする事。成功するとキャラクターが一瞬だけ白く光り、ガード後の硬直が普通にガードした時よりも少なくなる。『#RELOAD』以降、成功時にテンションゲージが0.5%増加するようになる。
- 攻撃レベル
- 本作における格闘ゲームの他タイトルにおける弱攻撃・強攻撃といった分類を数値化し各技に割り振ったもの。
- 『GGX』では1 - 3、『XX』 - 『ΛC』では1 - 5に分けられている。
- 数値が大きいほど攻撃が当たったときのやられ時間が長くなり、P→K→S→HS→D(S+HS)の順で数値が大きくなっていく。また『ΛC』ではガード時に攻撃レベル5の技を当てた時より長い硬直時間を与えるレベル6がある(ヒット時はレベル5の技を当てた時と変わらない)。
GUILTY GEAR XX で追加されたシステム
- バーストゲージ
- 体力ゲージの下にあるBURSTと書かれたゲージ。最低0、最高15000。一文字で3000に相当。最初のラウンド開始時はフルに溜まっていて使用すると一定量減る。時間経過、相手からヒット数の多くダメージの大きい連続技を喰らうことでも早く溜まる。
- また残体力が少ないと溜まる速度が速くなる。全て溜まると再度サイクバーストが発動可能になる。テンションゲージや体力ゲージと違い、バーストゲージはラウンドが変わっても持ち越される。
- イノ・ディズィー(共にボス仕様)に限り、バーストゲージを全て消費して放つ必殺技を持つ。
- サイクバースト(バースト)
- ヒットすると相手を吹き飛ばす事が出来る衝撃波を全身に発生させる。ガード可能で、この行動でダメージを与えることは無い。
- 投げ技、一部の必殺技、覚醒必殺技・一撃必殺技を除いて、ニュートラル状態の時はもちろん連続技などの攻撃を受けている最中でも発動可能な行動で、相手の攻勢を中断させるのに使う事が出来る。
- 通常に発動した場合とやられ状態で発動した場合では性能が若干異なる。
- 通常時
- ゲージを2/3(『ΛC』で4/5)消費して発動。発動のエフェクトは金色に光る、通称金サイク。
- 発生から終了後も着地まで対打撃無敵が続く。『ΛC』では相手のダウン復帰不能時間が大幅に短くなった。相手にヒットするとテンションゲージがMAXになる。後述のやられ状態のサイクバーストよりも若干発生が早い。
- やられ時
- ゲージを全て消費して発動。こちらはエフェクトが青い光になるため通称青サイクと呼ばれる。
- この場合はヒットすればバーストゲージが1/3(『ΛC』で1/5)回復する。発生までは対打撃無敵なものの、攻撃判定が出た後は着地まで無防備になる。
- 『ISUKA』では攻撃ボタン4つ同時押しで発動。効果については基本的に『XX』と同じだが、ゲージは一律で全消費。2対1の1側に限り、ダメージ中に発動させたものでもヒットすればテンションゲージがMAXになる。
- フォースロマンキャンセル(青キャン、FRC)
- 実行すると「ROMANTIC!」というシステムボイスとともにキャラクターから青い円形のエフェクトが出てキャラクターは強制的にニュートラルな状態に戻る。
- 効果こそ通常のロマンキャンセルと同じだが、対応技ごとに設定されたタイミングでのみ入力を受け付けているのが特徴。
- ロマンキャンセルとは異なり、技が当たらなくても出せる。
- 受付時間は対応技の多くが2 - 3フレーム(2/60 - 3/60秒)に設定されている。
- ダメージ補正
- ダメージ補正には基底ダメージ補正と強制基底ダメージ補正の2種類がある。
- 基底ダメージ補正
- 基底ダメージ○○%補正、という形で一部の技に設定されている。主に発生の早い下段・中段技、投げ技に設定されている。仮に補正50%だとその技から連続技を開始した場合、以降の連続技のダメージが元々のダメージ50%になる。
- 強制基底ダメージ補正
- 強制基底ダメージ補正が設定された技を連続技に組み込んだ場合、たとえその技から連続技を始めていなくとも、元々の基底ダメージ補正を無視して以後の連続技にそちらが優先されるようになる。
- 基底ダメージ補正に比べると数は少ない。基底ダメージ補正と強制基底ダメージ補正では低い方が優先される。
- 仮に基底ダメージ補正85%の技から連続技を開始し、途中で強制基底ダメージ補正70%の技を組み込んだ場合、それ以降の連続技のダメージが元々のダメージ70%になる。
- 逆に基底ダメージ補正50%の技から連続技を開始し、途中で強制基底ダメージ補正80%の技を組み込んだ場合でも、それ以降の連続技のダメージが80%になることはなく、50%のままである。
- 一部の技には100%以上の補正がかかっているものもある。
- 壁バウンド・地面バウンド(壁バン・床バン、地バン)
- それぞれ設定された技がヒットすると壁、地面にぶつかって大きく跳ね返る。
- 技や状況によって追撃が可能。
- よろけ
- 設定された技を食らうと、一定時間行動不能となる。
- この時間はレバーを上下以外に振ることで短縮が可能。
GUILTY GEAR XX #RELOAD で追加されたシステム
- RAKUSYO
- 相手の体力ゲージを0にして勝利したあとの自由に動ける時間に挑発をすると、次ラウンドで相手のテンションゲージが50%溜まった状態と始まる。
GUILTY GEAR XX SLASH で追加されたシステム
- 行動制限解除(正式名称不明)
- 一部の必殺技に設定されているシステム。『GGX』シリーズにおいて、以下の行動をとった後ジャンプや空中ダッシュといった行動を取ることが出来ない。
- 「ヴォルカニックヴァイパー」など地上から空中に飛び上がる技をロマンキャンセル(以下フォースロマキャン含む)した場合
- 二段ジャンプをした後、技をロマンキャンセルした場合
- しかし一部の必殺技にはこれらの制限が適用されず、ロマンキャンセル後、ジャンプや空中ダッシュが出来るようになる。
GUILTY GEAR XX Λ CORE で追加されたシステム
- フォースブレイク(FB)
- テンションゲージを25%消費する必殺技。一部の技は更に25%消費で追加技を出すことが出来る。
- スラッシュバック(スラバ)
- コマンドを入力すると一瞬黄色の輪がキャラクターを覆う。この瞬間に相手の攻撃を受けることで成立。成立時はガード時の硬直がほぼ無くなる。失敗時は0.5秒間スラッシュバックを使うことが出来ない(成立時のみ連続で入力できる)。なお、成功・失敗に関わらず一定時間ガードが出来なくなる。
- 投げ抜け
- 両者同時に投げコマンドまたは投げられる方が直後に投げコマンドを入力すると投げ抜けが成立する。受付時間は非常に短い。
- スライドダウン(ズザー、スラダ、SD)
- 設定された技を食らうと相手は地面を滑っていく。
- 滑っている間に追撃を当てると相手は空中食らい状態になるのでそこから空中連続技を決めることが可能。
- 壁張り付き(壁張り)
- 対応した技を食らうと相手はステージ端(画面端ではない)に張り付き、しばらくすると復帰可能になる。張り付けられている間は追撃可能。
GUILTY GEAR Xrd -SIGN- で追加されたシステム
- ロマンキャンセルの仕様変更
- ロマンキャンセルの仕様に変更が入り、状況により3種類に分散化されている。 なお全てのロマンキャンセルに共通して、ロマンキャンセル後は自分以外の時間の流れが遅くなる効果が付加された。時間の流れが遅くなる効果の持続時間と、テンションゲージの消費量はそれぞれ異なる。
- 一撃必殺技の仕様変更
- 一撃必殺準備等のシステムは『GGX』と同様であるが、コマンドが全てのキャラクター統一となったほか、自分のマッチラウンド・テンションゲージが50%以上・相手の残り体力が一定以下の条件を満たしていると、一撃必殺準備のモーション中に相手の動きが停止するようになる。これにより状況によってはコンボフィニッシュとして一撃必殺技をも繋げることが出来るなど、これまでのシリーズよりも実用性が上がった。またグラフィックスタイルの変更により技の演出が往年のサイドビュー形式からCGムービー形式に変化した。
- デンジャータイム
- 互いの攻撃が相殺した際、ランダムでデンジャータイムに突入、デンジャータイム中に先に攻撃をヒットさせるとモータルカウンターヒットとなり、ゆっくりとした吹き飛びと、受身不可時間の大幅増加が発生する。
- ブリッツシールド
- レバーを前後に入れずHS+PorKorSを押すと、テンションゲージを25%消費しブリッツシールドを展開、この間に攻撃を受けると相手の攻撃を弾く事が出来る。立ち状態、しゃがみ状態で展開出来、それぞれ弾ける攻撃に差異がある。
弾かれた側は無防備となるが、弾かれモーション中でもブリッツシールドだけは使用可能な他、弾かれた相手を投げることは出来ない。 - 『XrdR』では弾きが成功するとテンションゲージおよびバーストゲージが少量増加するボーナスが追加された。
- ボタン配置変更
- キャラクター選択画面で、使用するボタンの配置を変更できるようになった。 BLAZBLUEシリーズに採用されている物と同様のシステム。
- ストーリーモードでの戦闘の撤廃
- これまでのストーリーモードではムービーやキャラ同士の会話の合間毎に戦闘があったが、今作より完全に撤廃されてチャプター毎に分割されたフルムービーになった。
GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR- で追加されたシステム
- ブリッツシールド チャージアタック
- 前作の「ブリッツシールド」からの派生システムであり、ブリッツシールド中にHSボタンを押しっぱなしにすると弾き効果を保ちながら放つ専用の攻撃。ヒット時相手を大きく吹き飛ばすほかカウンターヒット時は相手を崩れダウンさせる。最大チャージ版は通常ヒットでも相手を崩れダウンさせるほか、攻撃力の増加および通常のブリッツシールドも無効化させる。ヒット時相手のバーストゲージを微量減少させる効果もある。
- バースト覚醒必殺技
- バーストゲージが満タンの時に特定の覚醒必殺技コマンドで各種攻撃ボタンの代わりにDボタンを入力すると、バーストゲージを全て消費する代わりにダメージなどが強化される。ヒット時自分側のバーストゲージが少量回復。
- 操作キャラクターの衣装に汚れが付く
- 特定の技を受けたり地面を転がる等の行動を行うと、キャラクターの衣装が汚れて勝利演出時にもそのまま反映される。汚れの段階は2段階まで存在する。
- 釣り
- ネットワークロビーの池で様々な物を釣る事が出来るシステムで、キャラクターカラーやシステムボイス等が釣れる。ただし釣りをするにはゲーム内専用マネーが必要である。
GUILTY GEAR ISUKA 独自のシステム
- 振り向き
- ボタンを押すと振り向く。ガード方向は常に自分の後ろ(背中が右ならレバー右でガード)。
- ライン移動・ライン移動攻撃
- ラインを移動する行動。移動攻撃は攻撃を出しながら移動する。
- ライン飛ばし攻撃
- 相手を別ラインに吹っ飛ばす。ガトリングから出せるので連続技に組み込める。
- 背後攻撃
- 背後を攻撃する行動。技後も出す前の向きが維持される。
家庭用オリジナル
- 勲章モード(GGX)
- 相手に攻撃を当てることで発生する勲章を稼ぎ、点数を競うモード。
- このモードはアーケードでも遊ぶことが出来る。
- M.O.Mモード(GGXX - )
- 正式名称「メダル オブ ミリオネア」。相手に攻撃を当てることで発生する勲章を稼ぎ、点数を競うモード。
- CPUを次々に倒していく勝ち抜き戦で、体力は相手を倒しても回復せず、一定条件で出る食べ物を取ることで回復する。
- このモードはアーケードでも遊ぶことが出来る。
- サバイバルモード(GGX - )
- 登場してくる敵を次々と倒していくモード。攻撃をするとレベルが上がっていき、20レベル毎に強力なキャラクターが乱入してくる。始めはEXのBLACKキャラクターが乱入してくるが、全て倒すと通常対戦する敵がBLACKキャラクターになり、しばらくすると20レベル毎にEXのGOLDキャラクターが乱入してくる。レベルが1000に到達すると終了。『ISUKA』のアーケードモードはこのモードと同じ仕様である。『ΛC PLUS』では、プレイヤーキャラクターもレベルアップできる仕様に変更された(L1を押しながらモードを選択すると通常のサバイバルモードになる)。
- EXキャラクター・スペシャルカラー
-
- EXキャラクター(GGX - )
- ノーマルとは概して性能の違うキャラクター。『ISUKA』のみアーケード版でも使用可能。ただし『XX』までのクリフ、ジャスティスには用意されていない。
- スペシャルカラー(GGX - )
- デフォルトとは異なるカラーを選べる。追加されるカラーのうち2つは、常時テンションゲージMAXのBLACKキャラクターと、そのキャラクターの本来の力になり、異常なほどの強さを誇るGOLDキャラクターである。
- #RELOADキャラクター(SLASH)
- #RELOADと同じ性能のキャラクターでプレイ可能。
- ストーリーモード(GGX - XX/#RELOAD(PSP版)/ΛC+ - XrdR)
- 各キャラクターのifストーリーが楽しめるモード。CPUに対する勝ち方でストーリーが変わることと、組み合わせと進行具合によっては試合前の演出に独自のものがある。シナリオはいずれも海法紀光が担当(『ΛC+』は森橋ビンゴが担当)。『XX』ではフルボイスになる。PSP版『#RELOAD』では、ロボカイのグラフィックが変更されている。
- 『#RELOAD』以降未収録(PSP版除く)であったが、『ΛC+』にて復活。内容は新規ストーリーかつ選択したセリフによって、内容が変わるものに変更される(勝ち方によって展開が変わることもある)。
- 『Xrd』からは戦闘を廃した完全フルボイスムービーになっており、各キャラクターのアニメーションはゲーム中のキャラクターの動きをそのまま流用している。
- ヘルプテキスト(SLASH)
- ゲームの項目をキャラクターが説明してくれる。
- GGモード(GGX - )
- ゲームシステムが初代『GG』のようになる。変更点は以下の通り。
- ジャンプ途中でニュートラルに入れなくても空中ダッシュ可能
- 通常よりキャラクターの移動速度が約20%早くなる
- 通常より各キャラクターの耐久値が低くなる
- ほとんどの通常技をジャンプキャンセルすることが可能
- 空中ダッシュの高度制限が無くなり、空中ダッシュ中に技を出しても指定時間が経つまで減速しない
- ガード中に必殺技や覚醒必殺技で割り込みができる
- 『#RELOAD』と『SLASH』のみ体力が少なくなるほどテンションゲージの上昇率が高くなる
- GGXモード(XX - )
- ゲームシステムが『GGX』のようになる。変更点は以下の通り。
- ソルVSカイ、ザトーVSミリア、同キャラクター戦のBGMが『GGX』、ロボカイのBGMが家庭用『XX』の物に変更される
- ダストアタックと足払いがDボタンだけでなく、S+HSでも使用可能
- フォルトレスディフェンスがP+Kでしか発動しない
- 『GGX』で存在したフォルトレスディフェンスキャンセルが使えるようになる
- ダウン追い討ちが『GGX』の仕様になる
- ジェネレーションズ・モード(ΛC - )
- 『ΛC』で導入されたモード。初代『GG』と『GGX』のモードで対戦できる。
- GGモードは『SLASH』までのモードと同じだが、ロマンキャンセルやフォースロマンキャンセル、サイクバースト、フォースブレイクが使用不可。また全キャラクターに初代『GG』の「殺界」が使用可能。『ΛC PLUS』から「チャージ」が追加され、「チャージ」を行うとテンションゲージが溜まる。
- GGXモードは『SLASH』までのモードと同じだが、フォースロマンキャンセルとサイクバースト、フォースブレイクが使用不可。
- GG BOOSTモード(ISUKA)
- シリーズ初のベルトスクロールアクション方式。
- 特定条件を達成することにより、追加ミッション、得点アップ、ワープ等の隠し要素が発生する。
- RKII/FACTORYモード(ISUKA)
- 上記のGG BOOSTモードをロボカイIIでプレイするモード。
- 単にクリアするだけでなく、稼いだポイントを消費してロボカイIIを強化するのが目的となる。
- Daredevil
- このシリーズにおける「乱入した挑戦者」の事を言う。元々の意味は「勇敢なる人」「命知らず」。
- 乱入した際、『SLASH』以前では赤い背景に透明の文字で、『ΛC』では鉄の扉のようなものにHERE COMES DAREDEVILと表示されている。