佐藤正文
表示
さとう まさふみ 佐藤正文 | |
---|---|
生年月日 | 1947年 |
出生地 | 日本山形県 |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 舞台、映画など |
佐藤 正文(さとう まさふみ、1947年 - )は、日本の演技トレーナー、演出家、俳優。尚美学園大学芸術情報学部客員教授。山形県出身。
来歴・人物
桐朋学園大学演劇専攻科卒業。1970年、劇団俳優座に入団。「安部公房スタジオ」の旗揚げに参加。1979年『仔象は死んだ』に出演、米国5都市を巡演。のちにフリーの俳優となり、俳優座劇場プロデュース、無名塾、地人会などの公演に多数出演。1996年コロンビア大学で開催された安部公房シンポジウムにおいて、演技術・安部公房システムを紹介。1997年シンポジウム・安部公房『演劇の仕事』及びワークショップ『安部公房システム』を旧メンバーとともに主催[1]。2004年、2013年ギィ・フォワシィ演劇コンクールに於いて、演出した『ストレス解消センター行き』が最優秀賞を、2006年には『救急車』が優秀賞を受賞[2]。
尚美学園大学芸術情報学部及び日本大学芸術学部で指導する一方、私塾 A.T.ラボ(1985年創立)を主宰。芸能プロダクションavex、スターダスト・プロモーションなどでも演技レッスンを担当し、多数の俳優を育成する[1]。
出演作品
映画
舞台
- ハムレット(俳優座)
- 戦争と平和(俳優座)
- 緑色のストッキング(安部公房スタジオ)
- ウェー(安部公房スタジオ)
- 案内人(安部公房スタジオ)
- 仔象は死んだ(安部公房スタジオ)
- マクベス(無名塾)
- 肝っ玉おっ母と子供たち(無名塾)
- リチャード三世(無名塾)
- 12人の怒れる男たち(俳優座プロデュース)
- 検察側の証人(俳優座プロデュース)
- はつ恋(地人会)
- 十二夜(仕事)
演出作品
- フェードル
- アンドロマック
- ダム・ウェイター
- ストレス解消センター行き (2004年、2013年)
- 救急車 (2006年)
- 夏の夜の夢 (2011年)
- 水の手紙 (2011年)
- 楽屋 (2012年)
- 風の又三郎 (2012年)
- にごりえ (2013年)
- どんぐりと山猫 (2013年)
- 注文の多い料理店 (2013年)
- グスコーブドリの伝記 (2013年)
- あら、救急車 (2014年)
- 夜まわり隊 (2014年)
- 走れメロス (2014年)
- 不思議の国のアリス (2014年)
- ロンリー・ハート (2014年)
- ビルマの竪琴 (2015年)
参考文献
- コーチ ジャンルーカ 安部公房スタジオと欧米の実験演劇 安部公房スタジオと欧米の実験演劇 (彩流社 2005年3月)
- 安部公房 新潮日本文学アルバム 51 (新潮社 1994年4月)
- 俳優座劇場三十年の歩み (俳優座劇場 1984年5月)
- 安部公房の劇場―七年の歩み (安部公房スタジオ 1979年7月)
脚注
外部リンク
- 佐藤正文のブログ - Ameba Blog
- 佐藤正文 (@Malvoliomasa) - X(旧Twitter)
- A.T.ラボ - ウェイバックマシン(2017年1月16日アーカイブ分)
- 山形大学 群読劇「風の又三郎」