50丁目駅 (IRTブロードウェイ-7番街線)

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50丁目駅
50 Street
ニューヨーク市地下鉄
ダウンタウン方面ホーム 地図
駅情報
住所 West 50th Street & Broadway
New York, NY 10019
マンハッタン区
地区 ミッドタウン
座標 北緯40度45分40秒 西経73度59分02秒 / 北緯40.761度 西経73.984度 / 40.761; -73.984座標: 北緯40度45分40秒 西経73度59分02秒 / 北緯40.761度 西経73.984度 / 40.761; -73.984
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTブロードウェイ-7番街線
運行系統    1 Stops all times (終日)
   2 Stops late nights only (深夜帯)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M7, M20, M50, M104
バスによる輸送 MTAバス: BxM2
構造 地下駅
ホーム数 相対式ホーム 2面
線路数 4線
その他の情報
開業日 1904年10月27日 (119年前) (1904-10-27)[1]
利用状況
乗客数 (2014)8,450,496[2]増加 4.7%
順位 43位(421駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 59丁目-コロンバス・サークル駅: 1 Stops all times 2 Stops late nights only
南側の隣駅 タイムズ・スクエア-42丁目駅: 1 Stops all times 2 Stops late nights only
タイムズ・スクエア駅: 定期運行なし
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車

50丁目駅(50ちょうめえき、: 50th Street)はニューヨーク市地下鉄IRTブロードウェイ-7番街線の駅で、シアター・ディストリクトの北西角にあたるブロードウェイ-50丁目交差点にある。1系統が終日、2系統が深夜帯に停車する。

駅構造[編集]

配線図
G 地上階 出入口
P
プラットホーム階
相対式ホーム、右側のドアが開く
北行緩行線 ヴァン・コートラント・パーク-242丁目駅行き59丁目-コロンバス・サークル駅
深夜帯:ウェイクフィールド-241丁目駅行き59丁目-コロンバス・サークル駅
北行急行線 通過
南行急行線 通過 →
南行緩行線 サウス・フェリー駅行きタイムズ・スクエア–42丁目駅
深夜帯:ブルックリン・カレッジ駅行きタイムズ・スクエア–42丁目駅
相対式ホーム、右側のドアが開く
開業当時の彩色陶器製の駅名標
リリアナ・ポーター作のモザイク

50丁目駅は相対式ホーム2面4線の駅で、1904年にニューヨーク市地下鉄が開業した当初の西端駅である。開業当時の彩色陶器製の駅名標は構内の模様替えの際に撤去されてしまったが、1枚はニューヨーク交通博物館に保存されている。

50丁目駅には、1994年からリアナ・ポーターが制作した一連のモザイク作品 Alice, The Way Out, が展示されている。これはルイス・キャロル不思議の国のアリスのキャラクターを描いたものである[3]

出入口[編集]

各ホームの中央に改札があり、ホーム間の連絡通路が設けられていないため、改札内で南北ホームの行き来はできない。改札には自動改札機とトークン・ブース、新聞販売所が並んでいる。北行ホームには階段が4つあり、うち1つはビルの中に設けられている。南行ホームには50丁目南側の地下商店街への出口とパラマウント・プラザの南側沈床庭園への出口がある[4]

転落事故[編集]

1987年9月7日、アレックス・カンバ(Alex Cumba)が50丁目駅ホームから線路に転落した[5]。これを見たエドウィン・オルティス(Edwin Ortiz)、ジェフ・クーン(Jeff Kuhn)、メルヴィン・シャッド(Melvin Shadd)の3人は線路に飛び降りてカンバをホームに押し上げようとした。カンバの体重のため難渋したが、なんとか列車が到着する寸前にカンバを退避させることができた。この逸話の再現映像が1991年9月17日のレスキュー911で放映された[6][7]

脚注[編集]

外部リンク[編集]