2020 VT1

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2020 VT1
仮符号・別名 2020 VT1
分類 アモール群
NEO[1][2]
発見
発見日 2020年11月10日
発見者 パンスターズ
発見場所 ハレアカラ天文台
軌道要素と性質
元期:2020年5月31日(JD 2459000.5)[2][3][4]
軌道の種類 楕円軌道
軌道長半径 (a) 1.5231 au[2][3][4]
近日点距離 (q) 1.26868 au[2][3][4]
遠日点距離 (Q) 1.7774 au[2][3][4]
離心率 (e) 0.167021[2][3][4]
公転周期 (P) 1.88 [2][3][4]
686.6 [2][3][4]
軌道傾斜角 (i) 18.717°[2][3][4]
近点引数 (ω) 296.191°[2][3][4]
昇交点黄経 (Ω) 50.169°[2][3][4]
平均近点角 (M) 315.410°[2][3][4]
最小交差距離 地球:0.350402 au[2][3][4]
物理的性質
平均直径 50–150 m[5]
絶対等級 (H) 22.9[2]
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2020 VT1とは、火星の一時的な馬蹄形軌道をとるアモール群に属する地球近傍天体として分類されている小さな小惑星である[6]

発見[編集]

2020 VT1は、J. Bulger、K. Chambers、T. Lowe、A. Schultz、M. Willmanらによりパンスターズサーベイを使用して発見された[7]2021年1月20日の時点で、24日間の観測アークで28回観測されている[2]

軌道[編集]

2020 VT1は、現在アモール群の軌道にある。軌道長半径は1.5231天文単位で火星に似ているが、軌道離心率の値は0.16702と低く、軌道傾斜角は18.717°で中程度となっている[6]

脚注[編集]

参考文献

関連項目[編集]

外部リンク[編集]