1988年の日本グランプリ (ロードレース)

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日本の旗   1988年の日本グランプリ
レース詳細
1988年のロードレース世界選手権 全15戦中第1戦
決勝日 1988年3月27日
開催地 鈴鹿サーキット
開催コース 常設サーキット
5.864km
500 cc
ポールポジション ファステストラップ
日本の旗 平忠彦 アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ
2'32" 2'15" 220
表彰台
1. アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ
2. オーストラリアの旗 ワイン・ガードナー 3. アメリカ合衆国の旗 エディ・ローソン


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
日本の旗 本間利彦 スペインの旗 シト・ポンス
2'19" 790 2' 19" 630
表彰台
1. ドイツの旗 アントン・マンク
2. スペインの旗 シト・ポンス 3. 日本の旗 小林大



1988年の日本グランプリは、ロードレース世界選手権の1988年シーズン開幕戦として、3月25日から27日にかけて三重県の鈴鹿サーキットで開催された。

前年に引き続いて250ccと500ccの2クラスのみが開催され、500ccはスズキのケビン・シュワンツ、250ccはホンダのアントン・マンクが制した。

シュワンツは自身初の世界GP勝利となった。

500cc概要[編集]

平忠彦が5列グリッドでのポールポジションを獲得した（1990年からは4列グリッドに変更された。）。スタート後、ウェイン・レイニーが先頭で第1コーナーに入り、ケビン・シュワンツ、ワイン・ガードナー、クリスチャン・サロンが続いた。シュワンツはヘアピンで内側を取ったが、レイニーはこれを抑えた。しかしながらシュワンツはスプーンでトップに立つのに成功した。

1周目が終わるとシュワンツとガードナーが先頭を形成し、これにサロンが続いた。ガードナーとシュワンツは何度も順位が入れ替わった。

エディ・ローソンとニール・マッケンジーが追い上げ、3位と4位に入った。藤原儀彦はヘアピンで転倒した。

最終ラップでガードナーはコースアウトしたが何とか留まった。しかしながら勝利のチャンスを逃してしまった。

500ccクラス決勝結果[編集]

順位 ライダー 車両 周回数 タイム グリッド ポイント
1 アメリカ合衆国の旗 ケビン・シュワンツ スズキ 22 50:03.750 3 20
2 オーストラリアの旗 ワイン・ガードナー ホンダ 22 +8.384 4 17
3 アメリカ合衆国の旗 エディ・ローソン ヤマハ 22 +12.724 2 15
4 イギリスの旗 ニール・マッケンジー ホンダ 22 +15.785 18 13
5 日本の旗 平忠彦 ヤマハ 22 +36.383 1 11
6 アメリカ合衆国の旗 ウェイン・レイニー ヤマハ 22 +42.070 6 10
7 オーストラリアの旗 ケビン・マギー ヤマハ 22 +42.179 7 9
8 フランスの旗 クリスチャン・サロン ヤマハ 22 +45.186 5 8
9 ベルギーの旗 ディディエ・デ・ラディゲス ヤマハ 22 +1:01.213 13 7
10 日本の旗 八代俊二 ホンダ 22 +1:10.288 19 6
11 日本の旗 宮城光 ホンダ 22 +1:16.201 15 5
12 イギリスの旗 ロン・ハスラム ELF-ホンダ 22 +1:20.045 10 4
13 フランスの旗 パトリック・イゴア ヤマハ 22 +1:29.535 22 3
14 イタリアの旗 ピエールフランチェスコ・キリ ホンダ 22 +1:38.989 12 2
15 日本の旗 樋渡治 スズキ 22 +1:42.545 23 1
16 日本の旗 片山信二 ヤマハ 22 +1:45.611 14
17 日本の旗 水谷勝 スズキ 22 +2:04.446 11
18 日本の旗 木下恵司 ホンダ 21 +1 Lap 28
19 イタリアの旗 アレッサンドロ・バレージ ホンダ 21 +1 Lap 24
Ret 日本の旗 藤原儀彦 ヤマハ 21 17
Ret 日本の旗 山名久 スズキ 19 27
Ret 西ドイツの旗 マンフレート・フィッシャー ホンダ 19 29
Ret スイスの旗 マルコ・ジェンタイル Fior 17 26
Ret 日本の旗 篠崎勝則 スズキ 13 21
Ret 日本の旗 伊藤真一 ホンダ 13 9
Ret イギリスの旗 ロブ・マッケルニア スズキ 10 8
Ret フランスの旗 レイモン・ロッシュ カジバ 9 機械トラブル 20
Ret アメリカ合衆国の旗 ランディ・マモラ カジバ 8 機械トラブル 16
DNS イタリアの旗 ファビオ・バルキッタ ホンダ - 25
DNQ 日本の旗 町井邦生 ヤマハ -

250ccクラス決勝結果[編集]

順位 ライダー 車両 タイム グリッド ポイント
1 西ドイツの旗 アントン・マンク ホンダ 47:14.260 16 20
2 スペインの旗 シト・ポンス ホンダ +0.620 19 17
3 日本の旗 小林大 ホンダ +1.170 21 15
4 スイスの旗 ジャック・コルヌー ホンダ +4.970 4 13
5 アメリカ合衆国の旗 ジョン・コシンスキー ヤマハ +5.570 3 11
6 スペインの旗 ファン・ガリガ ヤマハ +6.310 26 10
7 フランスの旗 ジャン＝フィリップ・ルジア ヤマハ +7.330 11 9
8 日本の旗 本間利彦 ヤマハ +9.560 1 8
9 スペインの旗 カルロス・カルダス ホンダ +15.430 9 7
10 日本の旗 田口益充 ホンダ +19.170 7 6
11 日本の旗 菊地正剛 ホンダ +19.360 27 5
12 日本の旗 難波恭司 ヤマハ +20.170 23 4
13 ベネズエラの旗 カルロス・ラバード ヤマハ +20.990 10 3
14 日本の旗 山本陽一 ホンダ +28.770 8 2
15 日本の旗 田村圭二 ヤマハ +30.950 2 1
16 日本の旗 堀良成 ホンダ +40.160 12
17 イギリスの旗 ドニー・マクレオド EMC-ロータックス +40.450 31
18 日本の旗 冨田英志 ホンダ +40.710 13
19 フランスの旗 ジャン＝ミシェル・マティオリ ヤマハ +54.880 30
20 スイスの旗 ウルス・ルツィ ホンダ +55.920 25
21 フランスの旗 ジャン＝フランソワ・バルデ Defi-ロータックス +1:08.340 6
22 日本の旗 小園勝義 ホンダ +1:10.220 29
23 日本の旗 長谷川喜久 ヤマハ +1:14.700 39
24 イギリスの旗 ケビン・ミッチェル ヤマハ +1:15.200 34
25 スペインの旗 アルベルト・プーチ ホンダ +1:29.280 22
26 オーストリアの旗 アウグスト・アウインガー アプリリア +1:34.270 37
27 ベルギーの旗 ルネ・デラビー ヤマハ +1:36.530 28
Ret イタリアの旗 ブルーノ・カサノバ アプリリア 24
Ret フランスの旗 ドミニク・サロン ホンダ 32
Ret 西ドイツの旗 ヘルムート・ブラドル ホンダ 35
Ret 日本の旗 新井純也 ヤマハ 18
Ret イタリアの旗 ルカ・カダローラ ヤマハ 14
Ret ベネズエラの旗 イヴァン・パラゼーゼ ヤマハ 38
Ret イタリアの旗 ロリス・レジアーニ アプリリア 20
Ret オーストラリアの旗 アーロン・スライト ヤマハ 36
Ret 日本の旗 山本隆義 ヤマハ 17
DNS 西ドイツの旗 マンフレート・ヘルヴェー ヤマハ 5
DNS イタリアの旗 パオロ・カソリ ガレリ 15
DNS 西ドイツの旗 ハラルド・エッケル アプリリア 33

外部リンク[編集]


前戦
1987年のアルゼンチングランプリ 		ロードレース世界選手権
1988年シーズン 		次戦
1988年のアメリカグランプリ
前回開催
1987年の日本グランプリ 		日本の旗 日本グランプリ 次回開催
1989年の日本グランプリ
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